ありふれた職業だけど、頑張る話   作:光車

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みんな居なかった。

転移魔方陣で城に戻ってきた。

 

「あ、貴方は………!咲さんですか?」

 

ん?

この人は………。

 

「リリアーナさん?」

「大変なんです!皆さんが魔族に連れていかれてしまいました!」

 

………は?

 

ちょっと待って、どういう事?

 

《………今回ばかりはヤバいですね。説明します。

貴方が壊滅させた軍隊は魔王が貴方達を連れて行こうとするためのものでした。

そして、その脅迫の材料として皆様が捕まってしまったのです》

 

(でも、それじゃあハジメ君は動かない)

 

《はい。ですので、例の海人族の二人も連れていかれてしまっています》

 

………。

外道な、奴ら。

 

死ねば良いのに。

 

(でも、魔力が限界だし助けられない。そうだよね?)

 

《いえ、そうではありません。どうぞ、これを使ってください》

 

瞬間、魔力が完全回復する。

 

(んな!どういう事!?)

 

《私が抑圧しておいた魔力を渡しました》

 

………なるほどね。

あはは。

………私の全力を持って潰してあげる。

 

「わかった。助けに行くよ」

「あ、ありがとうございます!………でも、何処にいるかわかりませんし……」

「それなら大丈夫。もう見つけたから」

 

そして、再度転移魔方陣を出す。

 

「行ってくる」

「気をつけてください!」

 

私は転移した。

 

***

 

魔人国の真上に移動した。

 

見つけた。

 

空間捻じ曲げて、繋げる。

強制転移。

クラスメイトは全員保護完了。

 

それじゃ……。

 

撲滅を、始めようか。

 

私はさ。

 

仲間が傷付けられるのが一番嫌いなんだよね。

 

『反転する魔造人間ドッペルゲンガー』

『輝く致死氷空間ダイヤモンドダスト』

『燃える灰フレアアッシュ』

『死の霧デスミスト』

『大地を潰す大槌グラビティハンマー』

 

今回は自動演算の補助もしてもらってる。

そして。

 

ドッペルゲンガーにより魔法が大量に展開できるようになり。

ダイヤモンドダストにより多数の人が死に。

フレアアッシュにより大地が、家が燃え盛り。

デスミストにより全てが分解され。

グラビティハンマーが最後の生き残りを全滅させた。

 

「さあ、あとは魔王城だけ。精々生き足掻きな」

 

***

 

………ねえ。

魔王。

あんた。

殺しにきたよ。

 

「死ね」

「終われ」

「消えろ」

「終焉だ」

「これで終わり」

「「「「「「「「「『ラスト』」」」」」」」」」

 

ドッペルゲンガー達が光になり。

爆発。

 

魔王城は木っ端微塵に吹き飛んだ!

 

「き、貴様ァ〜!」

 

なんか飛んできた。

 

「『蝕炎』」

「な!馬鹿な!馬鹿な〜!」

 

私は許さないよ?

だいじょぶだいじょぶ。

関係無い人はあとでいきかえらせてあげるから、さ?

 




咲ちゃん暴走。
次はハジメvs咲です。
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