うう……。
《起きましたか?咲様?》
うん……。
思い出したよ。
ごめん。
《ええ、そうですね。全く、あの様なスキルはいりません。捨てておきました》
あ、はい。
「おいテメエ。何したかわかってるんだろうな?」
「ごめんなさい!」
とりあえずハジメ君にはしっかり謝っておくべきだと思った。
「はあ、ったく。ミュウ達はいなかったから良かったが……。とりあえず殴らせろ」
「ちょっと待って!?私死んじゃう!」
だって殺される。
比喩でもなんでも無しに殺される!
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい………」
「………これはちょっとひどいのじゃ」
「おう。そのまま謝っとけ」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「あはははは………」
「大丈夫かしら………」
「大丈夫でしょ」
上から順に、香織、雫、鈴。
「な、なあ、そろそろいいだろ?」
「いや、まだだ」
どうやらハジメ君は一発殴らないと気が済まないそうです。
ハジメ君は銃を取り出して。
ドバン!
撃たれた!
私の意識は再度闇に落ちた。
***
私復活。
「ハジメ君、神達はどうするの?」
「神か。アイツらは殺す。俺のユエを誑かそうとしたんだからな」
「………へぇ」
「まあ、その前に準備が必要だがな」
「わかったわ。その準備が終わるまで待ってる」
「お前は変性魔法で魔物を従えないのか?」
「私のドッペルゲンガーは魔物も創り出せるから」
「お、おう」
そんな会話の後、みんなを連れてオルクス大迷宮に行った。
何だかんだ言ってもやっぱり優しいんだよね、ハジメ君って。
***
数日後。
その世界最大の戦争が、幕を開けようとしていた。