返信もできるだけ全部やってくよ!
ーーーイヴリールは困惑していた。
今まで、二尾狼、蹴り兎、タールザメに花の生えた肉食系爬虫類、それを操る
「クルアアアアアァァァァアアン!」
この六頭
最初は良かった。いつもの通り消し飛ばした。ただし、全部ではなく首だけ。クビオイテケ種族の
「油断……しましたね……」
『 【肯定】現在の負傷は自業自得』
「!?」
呟きに対する答えがあったことにも驚いた。しかしそれ以上にーーー
『 【推奨】機体の主導権を当機へ譲渡。当機が確実に仕留める。【嘲笑】鳥頭は引っ込んでて』
頭の中に響くのは記憶の中にある
イヴリールはーーー
「ーーーとても腹立たしいですが、
『 【肯定】』
その言葉を聞き、目を閉じーーー
「ーーー機体の譲渡を確認。戦闘を開始する」
身体を渡すことにした。
光輪が、電子的な多数の弧となった。
大規模破壊生物兵器は眠り、ここに理論上、永久に成長し続ける
◆◇◆
「【偽典】『空間転移』」
戦闘が始まってから、イミルエアスタは敵の行動パターンの把握を始めた。
極光、2分、光散弾、1分、光散弾、1分、光散弾、1分、極光。
警戒すべきは極光のみ。
極光から次の極光までは5分間。
力を溜めつつ、節約した光散弾で牽制。
溜まれば極光。しかし、節約をする脳があるなら隠し玉を持っている可能性、大。接近と同時に極光の連射があると予想する。
規則的な行動からこの生物は創造されたモノと考えられるが、戦闘には関係ないと思考から追い出す。
「攻撃開始」
イミルエアスタは蹂躙を開始した。
イミルエアスタは首を集中的に攻撃し、極光を避け、奥の手の連射も避け、3分で死に体の元六
頭が出来上がった。
さしものイミルエアスタも、最後の最後で攻撃の時間の間隔が短くなるとは予想できなかったが、そこはそれ。デタラメ種族の為せる業である。
最後の一撃は、念には念を入れて体ごと消し飛ばすと同時に、天翼種への当てつけにあの技を模倣した兵器を展開するーーー
「【
「えぇい♡」
ーーー前に消し飛んだ。
いきなりの出来事にイミルエアスタは呆然とした。
控え目だった表情が、素晴らしく恍惚とした笑顔へと変わっていく。
「うへへぇ〜♪とても気持ちがいぃですねぇ〜♡」
両手を頬に添え、ゾクゾクと震えながら笑みを浮かべるイヴリールがそこにいた。
頭の上には光輪が浮かんでいる。
そこで、右手が勝手に動き出し、前方へと向けられる。
それは光を照射し、かつての自分を作り出した。
その機凱種は両手で固い拳を作り、プルプルと震えている。表情は髪に隠れて見えないが、機械部品の至る所から蒸気を吹き出している。
「【憤怒】っ……!!【典開】『 偽典・天撃』!!」
空間転移でサラッと避けたイヴリールはとても嬉しそうである。
わざわざ地面に降り立ってスキップまでしている。
「嗚呼っ!楽しい!こんなにスッキリ爽快いい気分は初めて
「〜〜〜〜〜っ!【典開】っ!【典開】っ!!」
「あっはぁ♪クセになりそうですねぇ♡」
「きぃ〜〜っ!」
機械部品からブシーッ!と蒸気をあげながらイヴリールを追いかけ回したが、イヴリールの方が空間転移の扱いは格段に上である。
追いかけっこはこの後、一日中続いた。
デデドン!
機凱種が仲間に加わった(?)!
※やっべー……。ヒュドラの頭の数間違えてた……。
五頭→六頭