ダンガンロンパアンサンブル ~希望の転校生と絶望の学院~   作:粒餡

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水城 あらと(みずしろ あらと)
ページ1
身長:172cm
体重:61.7kg
誕生日:2月5日
特記:超高校級の相談窓口

至って普通の高校生だが、聞き上手で小学生の頃から相談によく乗り解決していた、それは教員にまで相談されるレベルになり、そして、中学生の頃親戚の潰れそうになっている会社の社長の相談を受け、答え、結果その親戚の会社は急成長を遂げ、世界有数の企業にまで上り詰めた。このことから希望ヶ峰学園に招待された。


プロローグ「ようこそ絶望学院へ」
プロローグ「ようこそ絶望学院へ」 1


 通学路にある桜の匂いを嗅ぎながら、俺は、この学院の前に立っている、なんでも、あの通学路にある桜が高校の名前の由来らしい。

「・・・君咲学院、か」

 そんな俺が入っていいものかという雰囲気を醸し出すこの高校は何を隠そう――

「・・・なんでオレ、女子高の前にたってるんだろ・・・」

 そう、この高校はよりにもよって女子高、つまりは女子しか通えない・・・そのはず、だったのだが、来年に共学化を目指しているが、お嬢様高校なためいきなり共学化をするのも不安だから、試験的に生徒の兄弟から来年高校受験をするものを一人入れようという頭おかしいんじゃねえのと思うことをしでかしたのだ、ギャルゲーでやれギャルゲーで。

 まあ、とにかくそういう理由で俺は姉ちゃんである雷あんずに半ば無理やり入学させられ、しかも運の悪い事に俺以外の生徒は受験してないということで俺は普通に合格になってしまったのだ・・・まあ、学費免除は普通に嬉しいけどさ。

「まあ、こんなところでいつまで立っててもしょうがねえか」

 そう一言呟いて、俺は君咲学院へと歩き出す、これから三年間、どんな生活が待ち受けているのか分からないが、まあ楽しもう・・・そう思い、一歩、また一歩と学院の敷地内に近づき、そして、踏み入れた――瞬間、俺は痛みを覚え、頭を押さえた。

「っ・・・?」

 緊張のせいかとも思ったが、その痛みは徐々に増して行き、ついには立っていることさえできなくなった。

「が、ああああ!?」

 そして、俺はその場で倒れ・・・視界は、真っ暗になった。

 

プロローグ ようこそ絶望学院

 

「・・・ん、あ?」

 ・・・寝てた、のか?何故か突っ伏してた机から目線を上げ、周りを見渡す、そこは、教室・・・らしきものだった。

「・・・なんだここ」

 何故かついてる監視カメラ、まあこれは分かる、不審者が来て万が一生徒に傷でもついたら責任問題ってレベルじゃねえからな・・・そして、常在戦場と書かれた掛け軸、まあこれも別にいい、そして・・・

「なんで窓が塞がれてるんだ?」

 俺は立ち上がり、窓を塞いでる鉄板を触ってみる。

「・・・ふぎぎぎぎ!」

 剥がそうとしてみたが、やはり見た目通り普通の鉄板だ。

「・・・どういうことだ?なんで窓が塞がれてるんだよ、くそ、とりあえず一度玄関ホールに・・・ん?」

 教室を出ようとした瞬間、先程まで寝ていた机の上にメモが置いてあることに気づいた。

「なんだこれ・・・っと」

 それを拾い、読んでみると

『入学案内

新しい学期が始まりました、この学園がオマエラの新しい世界となります。

尚、入学式八時から体育館で始まるので遅れないでね!』

「きったねえ字だな・・・って、あれ・・・八時・・・って、今何時だ?」

 恐る恐る教室に取り付けられている時計を見る、そこには・・・

「八時ちょうどだー・・・じゃねえ!やべえ!入学早々遅刻とか洒落になんねえよ!」

 俺は入学案内と書かれた紙を放り投げ、教室から出ていく

 

「うっわ・・・何この趣味の悪い廊下・・・紫色とか、ってんなこときにしてる場合じゃないんだってば!」

 廊下を全速力で走っていく、何でこんな時間まで気絶してんだよ俺は、こんなにメンタル低かったっけ!?

 そして、体育館がどこにあるのかも分からずとりあえず廊下を進んでると、開いてる扉が目に入る。

「ここが体育館か!?」

遅れた言い訳を考えながら、俺は扉の中に飛び込む、そこには――

「あ、また人が来ましたね!」

「でも今度は男の人だよ?」

彼女たちの姿があった、どうやらここは玄関ホールだったらしい、何故かすごい大袈裟な入口だけど・・・そして、何故か女子の姿しかない。

「え、えーと・・・他の男子はまだ来てないのか?」

「あんた今年の入学者の人数も知らないの?」

「えっと・・・何人でしたっけ」

「・・・」

「あ、あははは」

目の前のメガネかけた人に睨まれてしまった。しょうがねえじゃん! 入学者の人数とか一々覚えてねえよ!

「十六人だよ」

「あ、ありがとうございます・・・って、あれ、十六人?」

俺はその指摘を受け、今この場にいる人数を数えてみる、すると・・・

「・・・あれ、十六人・・・いる?」

「そういうこと、つまり、今年の入学者で男子はあんただけ、ってことね」

「え、えええええ!?」

「まあそんなことは置いといて! やっと十六人揃ったことですし、体育館とやらを探しに行きやしょう! 勿論あっしが一番最初に見つけますがね!」

そういって赤い髪をした女の子が玄関ホールから飛び出していこうとしたが・・・

「ちょ、ちょっとまって!」

「っ、なんですかもう! みんな揃ったんですから」

「え、えっとさ、もう一回自己紹介したほういいんじゃないかなー・・・って、ほら、彼来たばっかりで私たちのことよく知らないしさ、こんな変な状況で素性もわからない人と一緒に行動するのは嫌でしょ?」

「え、いやまあ確かに名前ぐらいは教えて欲しいなあとは思いますけど・・・」

「私も賛成です、こんな典型的なクローズサークル物みたいな状況の中、男性が一人いるというのは不安ですから」

「なるほど! そういうことなら私も賛成であります! いざという時に弱点を知っておいて戦闘の時に優位にたつ、戦法の基本でありますな!」

「いや、別にそういうわけじゃなかったんだけどな・・・」

「むぅ・・・まあ、そういうことなら」

・・・とりあえず何か自己紹介する流れ、になったな。はぁ・・・めんどくさいことになってきたなあ

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