黒崎一勇
先代死神代行黒崎一護と井上織姫の息子
幼い年から死神化を既にしていた所謂天才児
死神、滅却師、虚、完現者様々な血統をもつ中々のハイブリッドなやつだった
先述した、通り
黒崎一護の『正義感』や井上織姫の『のんびり』している所を足して二乗したような奴で
「霊だって困ってたら助けるのは当然だよ、目の前で見える範囲は助けなきゃ…父さんだってそのための力でそのための『一つの勇気』だってかずいって付けてくれたんだ」
そんなことを平気で言うような奴が
あたしの、知っている『黒崎一勇』の筈だ
「そんな、いらつくような笑みを浮かべてんじゃねぇぇ!!!一勇!!!!」
「あ、ごめんごめん苺花……あまりにも血塗れが滑稽で……ねぇアルトリア?」
「……」
「無愛想だなぁそっちのアルトリアは……さて苺花、僕は忙しくなりそうなんだ」
だから、何だよ。音虎を泣かしたことに対して納得出来る用事なんだろなぁ!?
「……早めに死んでよね?うん楽に殺してあげるよ」
だからその、薄っぺらい笑みをやめやがれ!!
あたしは失血し続ける身体を無理に動かす
雷を纏い操り人形のように動かす
滅却師の『乱装天傀』と同じ要領で動かす
厳密には違うだろうが動けるならなんでもいい
「わ-、無理するんだねぇ苺花……いつまで意識は持つかな……アルトリア手を出さないでね……なぁによしみさ」
僕自らとどめを刺してこう
2対の斬魄刀を取りだす
あいつの、斬魄刀……厄介だな
「解放?……しないよ今の君に要る?死にかけの君にさ」
侮蔑するように、笑いかける
今のあいつの笑みには癪が触る、元々あいつにへらへらされるのは嫌いだった
今のあいつの、笑みはおぞましい何かを含んでいる
『
あたしの『怒り』が原動力となる
一撃で決める!!
『雷瞬の弐』
「『雷閃切』……か……!?」
『月牙天衝』
放たれた斬撃が斜めにあたしを斬り捨てる
野郎…初動が見えなかった…いつ構えた、いつ刃先を向けた、いつ振り払った……?
「………………行こう、アルトリア始めよう『幻浸』を」
あいつは、此方をみず歩き始める
あたしのことなんか気にとめず
音虎を無視し歩き始める
音虎は茫然自失だ、恐らくショック過ぎて気絶したのだろう
……全てが遅く見える
望めばあいつに届きそうで
それでもあいつの、背は遠い
なにがあいつを変えたのかあたしには、わからない
死んでしまうあたしにはあいつを止める資格なんてないのかもしれない
雨が降り始めた
あたしの、身体に打ちつける
最後に見たのは……誰かだった
場は戻って現在
「それからあたしが浦原さんに助けられて目を覚ましたらこの、現状だった」
陰鬱そうに、苺花ちゃんが言う
私、立火は言葉を、失っていた
「元々一勇サンはその時点で黒崎サンらを無力化しソウルソサエティからの援軍が来ないようあらゆる門を封印していたみたいっす……一勇サン自身もそうですが彼に控えている『破面』も厄介でした」
特に黒い騎士
聞いた感じだと、アルトリアペンドラゴン
かの『騎士王』……なぜサーヴァントが破面に?
「そして、彼は黒崎一勇ではなく『虚影のアサシン』と名乗っています」
かつての主人公の、息子
この特異点の転生者
藤丸立火の初めての敵だった