Fate/Cross Order 人理修復異界課   作:九咲

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第十節「the blade①」

転生者の、サーヴァント  

 

そもそも過去、未来の英霊をクラスという枠組みに召喚する

 

というのがサーヴァントの召喚システムだ

 

通常の聖杯戦争なら聖杯の力を借り受け行う

 

このクロスオーダーはカルデアというそのものが代行……しているはず……だよね

 

 

過去の英霊に転生するというのは土台無理な話だろう

 

アカシックレコードそのものに抵触しそうで禁忌になりそうな気がする

 

「特例で可能かもしれないが…あまりにも歴史改変に関わる場合…………だろう」

転生し直しか最悪、そのまま涅槃行き

 

 

そもそも、転生とは何だろう

 

輪廻転生とは、違うのか

 

予定外の死、手違いからの転生はよくある

 

わたしはクロスオーダーのマスター適正による転生

 

 

 

「…そもそも、転生ってルールに反してない?」

予定通りだったとしても無念の死ってあるんだと思う

 

不公平…だとは思う

 

「…確かにな、だがこのクロスオーダーにおいては問題なのは『禍神転生』だ」

 

禍神…いわゆる邪神という類の神々

 

奴らの企みや意思によりより劣悪な魂を転生させその世界の崩壊や混乱を招く

 

その平行世界の人類史の存続の危機に瀕することは想像に固くない

 

「それを止める為のクロスオーダーだ、転生者には転生者」

所謂、守護者では別世界の危機に召喚することは出来ない

 

「だからの己だ」 

 

禍神転生者に対抗するための転生者

 

「…己には英霊たり得る肉体と英霊の力を借りている、もちろんよくある転生特典と呼ばれる『ギフトスキル』もな」

 

マシュ・キリエライトちゃんのようなデミサーヴァントみたいなものだろうか

 

 

「ちなみに借り受けている英霊の力って?」

 

 

「…英霊エミヤ、……エミヤシロウが走り続けたその先正義の味方さ」

 

 

エミヤ?……エミヤ!?

 

 

 

英霊エミヤ

 

錬鉄の英霊、投影魔術を得意とし主にアーチャークラスに召喚されるサーヴァント

 

その正体は衛宮士郎が全てを救いたいと走りに走り続け死後もそうありたいと世界と契約し守護者になった男

 

 

「…エミヤか…」

 

作品としては知っていた、そもそも転生したわたしにとって漫画やゲームの世界

 

好きなキャラクターの一人だったりはする

 

 

 

「とりあえず、話はこれくらいにしとこうマスター…奴ら、此方に気付いたようだ」

話しながら進みいつの間にかレギオンのいる区間にはいっていたらしい

 

「レイシフト直後は無様をさらしたがね、…汚名はことごとく返上しとこう」

 

 

凍結解除(フリーズアウト)と呟く

 

赤い外套の男の力を借り受ける彼の力

 

 

「剣環展開」

 

此方を捕捉する空にいるレギオンの大群

 

逆にそれに狙いを定めるようにあらゆる聖剣、魔剣を宙に浮かせる

 

それら全てが投影魔術により、生成された贋作

 

 

「さてレギオン共、…お前らを一掃するため準備をしてきたぞ」

さらに増える剣環、一刀一殺すべき狙いを定める

 

セイバーくんの殺意に レギオン達が反応する

 

全投影連続層射(ソードバレルフルオープン)!」

 

エミヤシロウの同じ口上をし一斉掃射される

 

怒涛の剣群、視界に映る全てのレギオンを撃ち抜く

 

「アーチャークラスの真似事だが、様になっているようだ」

セイバークラスに召喚されたのだからアーチャークラス程射撃のクラス補正は受けない

 

だが十二分にすぎる戦果

 

 

それでも次々現れるレギオン共、

 

 

「さて、レギオン共を一掃して『破面』を引きずり出そうかマスター」

ニヤリと笑う

 

「……偵察じゃなかったっけ?今回」

セイバーくんのやる気満々が若干恐いです

 

 

「偵察するのは構わないが……別に倒してしまっても構わないだろう?」

 

 

………絶対知ってるでしょ、セイバーくん

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