Fate/Cross Order 人理修復異界課   作:九咲

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第十三節「the monster①」

『魔眼』

 

いわゆる中二病的なあれと言えばわかりやすいと思う

 

それでも立派な魔術行使だ

 

視覚情報の受容体である眼球から外側に働き掛ける一工程の魔術行使

 

一般的な魔術師では魅力や暗示が限度

 

 

しかし中は未来視や過去視、そして死を線としてみる直死というものもある

 

その中でも一際有名なのは

 

石化の魔眼(キュベレイ)』だ

 

対象を見ただけで石化させる、この文面を見るだけでやばいにつきる(語彙力不足)

 

 

メドゥーサならば…石化させる目を持つ蛇女として有名なのだから

 

魔力抵抗値として対魔力という物がありその干渉を和らげる事が出来る

対魔力Aなら打ち消し対魔力Bなら判定により石化され対魔力C以下なら抵抗できず受けてしまう

 

セイバーくんの対魔力B-、英霊エミヤはDだが借り受けるのは器ではなく力だから関係はない

 

石化しないが………体に負荷をがかかりステータスのワンランクダウンは余儀なくされる

 

「……さすがはセイバークラス、対魔力はそれなりのようです……アルトリアレベルだと問答無用で打ち消されますが……王道とは憎たらしいですね」

 

宝石のような目、『石化の魔眼』はセイバーくん対象に射貫き負荷をかけ続けてくる

 

「ち………メドゥーサと聞いて警戒はしていたが」

 

「警戒はしてはいましたか、隙をつけば石化できたものの」

 

「はっ、残念だったな…これぐらいの負荷、なんてことのない」

 

剣群を展開、それはつまり白兵戦は不利になったというセイバーくんの強がりか 

 

「アーチャークラスの真似事、……ふふふ、」

薄く笑うメドゥーサ、眼帯を外した彼女は絶世の美女だった

 

美の女神エウリュアレとステンノの末妹メドゥーサ

 

その魂を定着?させた破面なのかどうかはわからないがその力はメドゥーサそのもの

 

与えられた脳内Wikipediaにある『メドゥーサ』の項目と目の前のそれは合致していた

 

「じわじわ殺してあげます」

鎖が舞う、跳躍、初速からトップスピードまですぐに達する。

 

剣群を展開するが彼女のスピードに反応できない

 

セイバーくん自身の反射速度が多少落ちているせいか

 

その、多少は命取りになるのが戦闘 

 

 

多角化に攻撃を繰り返すメドゥーサ

じわじわ削りセイバーくんにダメージを与える

 

「…くっ」剣群をセイバーくんのまわりに展開し盾のようにする

 

 

「…………防戦一方ですね」

もちろん攻めの一手に加速し攻撃を緩めないメドゥーサ

 

響く金属音、繰り返される攻撃に剣群はひびが入ってくる

 

「…セイバーくん!!!!」

 

 

 

己の番

 

 

己は思考していた、体にかかる負荷は対魔力で半分は遮断していたが戦闘には支障は多少となりともあった 

 

その多少は対スピードにはかなりの弊害になった

 

さすがの石化の魔眼、恐ろしいものだ

 

…だが奴が破面で英霊である以上必ず『あれ』があるだろう

 

負けてやるつもりはないしこれ程度と思われるのも甚だ不愉快だ

 

『俺』はあいつを救わなければならない

 

摩耗した夢の中であいつの削れた顔を思い出す

 

 

 

 

 

機をねらう

 

 

 

「……投影、装填(トリガーオフ)

ガチャンと脳内にある魔力の撃鉄にいれる

 

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