Fate/Cross Order 人理修復異界課   作:九咲

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第十四節「the monster②」

猛攻につぐ猛攻  

 

メドゥーサの跳躍、反動を利用した全方位の多角的の攻撃を休める手はない

 

全て剣群の盾により防ぐが壊れ始め、セイバーくん自身を傷つけ始める

 

一撃死の攻撃力はないのか致命傷には至らないが

 

破面は破面

 

スピードによる霊圧高度も高くなり油断は出来ない

 

 

セイバーくんは用意してある剣群をさらに出すが石化の魔眼の負荷が思った通りに行かない

 

………やばい、わたしに出来る事は無いだろうか?

 

 

本来なら魔術、スキル、コードキャストなどでサーヴァントをサポートする

 

なに?脳内Wikipedia(私命名)で頭でっかちになっているが混乱して判断出来ない

 

圧倒的経験値不足……

 

あの石化の魔眼をディスペルするなんて到底無理だし…やっぱり令呪でセイバーくんを強化するしか……

 

「ふ、藤丸立火の名において命じる……」

 

 

「マスター!!」

それを遮るセイバーくんの念話

 

「まだ……使うな」

 

「え、でも……セイバーくん……」

 

 

「任せろ」

短く言い切る

彼の目はまだしんでなく、私は…………彼を信じてみようと思う

 

 

 

再び己の番

 

 

「…………そろそろその目障りな剣も品切れでしょう?終わりにしてあげます」

 

「はっ、てめぇをまだ解放すらさせてねぇ」

 

「出来ればあれは使いたくありませんね」

 

 

「意地でも使わせてやる、『怪物』」

 

その言葉にぴくりと反応するメドゥーサ

極寒の霊圧もさらに深く鋭くなり濃さも増す

 

「…殺します」

 

 

「……上等!!!!!」血は沸騰する、鼓動は脈動する

 

魂は赫杓と燃え上がる

 

「てめぇの負荷にも慣れてきた頃だ」

ニヤリと笑う

 

「あり得ません、石化の魔眼は呪いと同じ……あなたの対魔力では慣れるなど……」 

 

 

「タイラントって知ってるか?」

 

 

「?」

突然の問いに眉をひそめるメドゥーサ

 

 

「とある、世界の危険種と呼ばれる古代の怪物でな。……あらゆる環境に適応する特性があってな」

 

凍土にも砂漠にも

 

「止まった時間にも適応するらしい」

 

「何が言いたいのです……?」

 

 

「わかるだろ、その特性をな……転生する際英霊の肉体に付与して貰ったんだ」

 

己のステータス表をマスターは見る

 

 

寄贈特性・竜の因子A

 

あらゆる環境・干渉に、適応する

 

 

「………てめぇの負荷に、適応した」

ニヤリと笑う

 

 

 

「……!!……いいでしょう、だがあなたは既にボロボロ鎮めてあげます!!」

 

再び猛攻を、仕掛けるメドゥーサ

 

 

負荷にも慣れた、お前のスピードにも慣れた

 

己の中の竜の因子が、暴れまわる

 

片眼が十字に輝く

 

 

見える、見える

 

右、左、上下と動き回るのスピードを視認出来ていた

 

 

「…投影、装填」

 

隕鉄の鞴を、構える

是、花散る天幕(ロサイクヌゥスブレイドワークス)

 

 

メドゥーサを捉え切り捨てる

皇帝ネロの剣技ごと投影し模倣する憑依経験は完了する

 

「ぐっ…………」

鮮血を垂らしながら立ち上がる

 

「……仕方ありませんね……」

 

自嘲的に笑う

 

「……」

来るだろう、分かっているむしろ本番はこれからだ

 

鞴を握る力がつよくなる

 

 

「マスター……さらに距離を取れ戦闘範囲は広くなるから気をつけろ」

 

メドゥーサの不安感を持つ霊圧の高まりに弛緩させているマスターに、声をかける

 

 

「だ、め……体動かない……」

 

 

「……わかったその場を動くなよ……マスター」

 

 

「呑み込みなさい、『怪物神殿(ゴルゴーン)』!!」

 

 

「きたか…」

 

斬魄刀の解放

 

奴のの霊圧が爆ぜた、姿を変える

 

いや、本来の『怪物』へと変異する 

 

 

黄金の翼を持つ、蛇髪の女

ところどころには虚の特徴も残している

 

先程とは、くらべものにならない程の霊圧が場を支配していた

 

「醜いでしょう?…ふふふけどこれであなたはお仕舞いです」

傷は解放により塞がっていた

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