Fate/Cross Order 人理修復異界課   作:九咲

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プロローグ2・召喚

「さて、これからはドクターロマニとしてロールしキミのサポートをする、完全にドクターロマニとなるから無駄な質問はなしだよ立火ちゃん」

知識は与えたはずだよと念を押す森羅万象の代行者

 

分かってる…混乱はしているけど疑問は頭の中の与えられた知識が答えてくれていた

 

ここはカルデアであってカルデアではない

 

グランドオーダーの任を負った藤丸立香くんやマシュ・キリエライトはいない

 

鏡の中のように反転した異界のカルデアなのだ

 

カルデアの職員はロールしているNPCみたいなもの

 

異界課は私とドクターロマニ彼だけだ

 

黒幕であるレフや所長であるオルガマリーはグランドオーダーの本筋であるからクロスオーダーには不要のキャラクターであるらしい

 

 

クロスオーダー

 

転生者による異界…平行世界の人理に重大な損害が与えられる

いわゆる人類悪として認定する転生者を打倒してその特異点を修復する

 

これが私のすべきこと

 

 

…スケールでかくない?でかいよね?でかかったわぁ…イカンイカン藤丸立香になりきらなきゃ

 

 

藤丸立香?…コミュ力お化けだよね?喪女の私にはきついってアハハー

 

なりきるのはやめた

 

 

「大丈夫かい?」

ドクターロマニは苦笑して聞いてくる

森羅万象の代行者は消えロールしているNPCドクターロマニのようだ

 

「だ、大丈夫大丈夫…」

 

「ならいいけど……早速だけど1つ目の特異点を補足したから解析しレイシフトできるようにしとくから君はサーヴァントを召喚してくれるかな?召喚の手筈は整ってるからキミの令呪とともに契約してきて」

ドクターロマニは慌ただしく準備を始める

 

「時間がないから1回限りの召喚だ、外れを引かずにたのむよ」

 

リアル幸運E-の私に無茶を仰る

 

私は部屋を出て与えられた知識と共にカルデアの召喚の間へ向かう 

 

 

2、「召喚×邂逅×運命」

 

 

迷うことなく召喚の間についた

そこには一人の女性はいた

そういえばレオナルドダヴィンチちゃんもいない

ようだ

 

「藤丸さんですね、召喚の手筈はすんでいるのですぐ始めて下さい」

 

「あ、はいえーと」

サーヴァント召喚の口上を思い出す

ステイナイト式だけどいいよね

 

閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)。繰り返す都度に五度。ただ満たされる時に破却する」

与えられた知識からアップロードして言葉に乗せる

目をつぶり息を整える

カルデアがバックアップ体制を整ってるから呪文唱えるだけ

 

「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ。降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」

 

「告げる」

 

「告げる。汝の身は我が下に我が命運は汝の剣に。聖杯のよるべに従い、この意、この理に従うなら応えよ」

 

「誓いは此処に。我は常世総ての善と成るもの、我は常世総ての悪を敷くもの」

 

「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ天秤の守り手よ!」

 

体から魔力は放流と化し駆け抜ける

召喚の座からは逆巻く風と稲光。私は目を開けるものの反射的に半眼になってしまう

座には召喚の文様が輝きを放つ

 

召喚…誰を召喚するのだろう私は……この転生を共に歩んでくれる理解しあえるサーヴァントならいいな

 

藤丸君達のように

 

理解者が少なかった前世ではダメだったけれど……今度こそ私は……

 

その思考が途切れ召喚は終わる

 

光が収まった座には一人の黒い外套を纏った少年……いや青年がいた

 

赫月(かくづき)のセイバー召喚に応じ参上した、君が俺のマスターか?」

 

それが彼との出会いだった

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