Fate/Cross Order 人理修復異界課   作:九咲

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第二十八節「the knight④」

浦原と苺花は虚影のアサシンと対峙する

 

電波塔跡地に入り核を見つけ出さなければならない

 

来るとはわかってはいたが早過ぎた

 

「…まぁ、当然読まれてるでしょうね」

 

「……『全絶結界』は自信はあるけどあなたの卍解は厄介だ……万が一があるからこうして僕が来たんですよ」

ニコリと笑う

 

「まさか、買い被りですよ………………ね」

 

 

 

「………一勇、てめぇを今倒せば関係ねぇよ全部」

苺花は構える、斬魄刀を抜く

 

 

「……へぇ、僕に勝てる気でいるんだ。アルトリアすら相手にならない君が……?」

目を細める

 

 

「てめぇを止めなきゃ!!一護さん達に合わせる顔が無いだろうが」

刀を地面に突き刺す

 

「卍・解!!!!」

 

霊圧は加速し上昇し拡散する

 

稲光を斬魄刀が、放つ

 

「へぇ…………」

 

大きな稲妻が斬魄刀に落ちる

 

 

「……『表界轟雷帝猿魔ノ憤怒』(ひょうかいごうらいていえんまのふんど)!!」

 

後ろに稲妻の強大な狒々が現れる

 

『猿魔雷公』の卍解状態、2段階目の変容

 

「あたしの怒りを思い知れ!!!」

 

「キミの怒りなんか興味はないけど……よしみだ付き合ってあげよう」

斬魄刀も抜かず対峙する

 

「斬魄刀も抜かないで舐めてるのかてめえ!!」

 

 

「…………………キミ相手に斬魄刀すらいるかい?」

侮蔑の笑いを浮かべる

 

「………………『雷帝猿魔ノ号砲』」

紫電した、球体を帯電させる

 

 

「これでも喰らいやがれ!!」

稲妻の球体を放つ

 

「へぇ、喰らったらどうかなるのかな?」

 

手刀で真っ二つにする、きれいに切れてしまった

 

 

「………喰らったら……ねぇ?」

 

化け物かよ……と呟く

もともと一勇には死神として天賦の才はあったがこれは異様だ

 

「いい物を見せてあげる……」

 

顔に手をかざす

まるで何かを被るような所作をする

 

一勇の、顔に仮面

 

 

虚の、仮面

 

「…『虚化』……!?」

 

「ピンポーン、…………これが本物の遠距離攻撃だよ苺花」

 

放たれた虚閃は今までの虚とは、比べ物にならない

 

「ぐぅ……!」

なんとかかわすも背後にすぐ虚化した一勇が現れて地面に叩きつけられる

 

「ぐぁ…!?」

 

 

「始解すらしていない僕にどう勝とうと言うんだい、苺花……教えてくれないかな……?」

 

「ぐ……『雷帝猿魔』!!」

雷の巨狒々が一勇を掴む

 

『憤怒の雷』!!

雷の霊圧が紫電し攻撃する

 

「……『虚月天墜(きょげつてんつい)』!!」

一勇は手刀から黒い斬撃を放つ、巨狒々は真っ二つになり霧散する

 

 

「……これを使わせるなんて、ほめてあげるよ……虚月天墜は僕なりに強化した月牙天衝さ」

 

 

巨狒々が破壊されたことにより苺花の卍解は解除される

 

「どうだい、自身の無力さをのろうがいいさ」

手刀を掲げる

 

「………ざまぁみろ……あたしの役割はここまでだ……」

 

浦原喜助が……いない!?

 

「元から別行動さ……ただの身代わり人形みたいなもんさ」

さっきまでいた浦原喜助は、ただの人形

 

電波塔跡地の裏口…ここから反対側に……巨大な女性型の観音がみえる

 

「……観音開紅姫改メ…!?…図ったな…浦原さん……キミは単なる囮か」

はじめて、一勇の表情が、ゆがむ

 

瞬歩で、その場所へ向かう

 

「…頼むぜ……浦原さん…………」

 

 

 

 

赫月のセイバー対アルトリア・ペンドラゴン

 

地下の大空洞の戦いは熾烈を極めていた

 

剣環につぐ剣環

 

クラレントの赤雷の剣劇を軸に全方位の剣環がアルトリアを襲うが直感スキルよる超反応で、全てに対応している

 

既に剣環は、300に達していた

 

今、最後の剣環が叩き落とされる

 

………凍結待機している剣はまだあるが……通用するのかこれは

 

「煩わしい…………こうなれば……もう解放して力の差を分からしてやるしかないな?」

 

全身から烈風の霊圧が迸る

 

「……斬魄刀解放……来るか……」

身構えるセイバー

 

 

「…………光を呑め、『卑王(ヴォーティガン)』!!」

 

禍禍しい黒い烈風の霊圧が溢れだしアルトリアを包みこんだ

 

まるで巨大な何かが現れるようなモノを感じてしまう

 

 

何かが咆哮したように感じる

 

黒い霊圧が晴れるとそこには黒い鎧を纏うアルトリアの姿がある

 

アルトリア・オルタの一段階目のような姿でさらに影を纏う

それは竜の翼と尻尾を形成される

 

彼女の中の竜の因子によりそれは再現される

 

魔竜ヴォーティガン

 

「貴様らはこれからは一匹の竜と戦うと同義だ……さぁ竜殺しにくるがいい」

 

 

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