Fate/Cross Order 人理修復異界課   作:九咲

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第三十節「the another①」

岸波白野

 

Fate/extraシリーズの主人公の女の子

 

ウェーブロングの茶髪の少女、クラスにいる三番目くらいの美少女…らしいが十二分美少女だと思う

 

その人がカルデアの制服を身に纏い空座中心の地下大空洞に現れる

 

 

「何、ぼーとしてるの?戦闘中だよ藤丸立香さん…詳しいことは後……まぁうちのセイバーが黒いアルトリアを抑えてるからいいけど」

 

青いアルトリアと黒いアルトリアは打ち合う

剣劇は響く

 

 

「…あなたは……誰?」

 

「岸波白野。……あなたの与えられた知識の中でそれは出てくるでしょ?それはわかってるでしょう……まぁあなたと同じ転生者よ」

 

転生者…?

 

「……『禍神』でも、『隷属』でもないわ……むしろそれを倒す鏡のカルデアのマスターの一人よ、あなた一人じゃないわよクロスオーダー適正マスターは」

 

そう考えるならばそうだよね……並行世界・平行世界は幾重にも枝分かれしたもしもの世界

 

異世界も転生者が干渉したら枝分かれする

 

その悪干渉し枝分かれした特異点を潰す

 

これが私達の役目…他のマスターもいるはず

 

「マスター同士、かちあうなんて珍しいけどね……新人マスターを心配でもする筈無いしねぇ森羅万象の意思は」

岸波白野さんは笑う

若干無表情だが……可愛い

 

 

「……次元聖杯戦争、それに参加するあなた達をサポートしろ。それが森羅万象の意思だよ藤丸さん」

 

次元聖杯戦争も、知ってるんだ

 

 

「私は……その後ろの『禍ツ聖杯』の欠片に用がある、奴らより先に回収もしくは破壊も任務の一つだよ」

 

休眠している漆黒の人型を見る

 

 

……繭!!?

漆黒の人型は巨大な繭となっていた

 

「…………セイバー!!宝具展開!!」

 

「……黒いアルトリアを止めたいのでしょうセイバー!まずは無力化、……『禍ツ聖杯』の孵化を許したらこの特異点は食い潰されるわよ」

 

「はい、ハクノ……いきます……亞衣……あなたを止めます」

ぼそっと呟く

黒いアルトリアに対して敵意はない

 

「…させるか!!転生者ども!!あれを破壊されたら…あの子は……あの子が殺されてしまう……!」

 

……殺されてしまう?……

 

 

「私は……!…!…………朽ちろ!!『影円卓・卑王竜!(シャドーオブラウンド・ヴォーティガン)』」

 

霊圧肥大化する

影という属性を持った霊圧が増大拡散肥大…そして収束する

 

 

「……く、まじか……」

フラフラとセイバーくんが立ち上がる

 

「もう……アルトリアではないね、あの隷属転生者改造されてるね」

白野さんは毒づく

 

 

収束、収束、収束、収束、

影はまとわりつく

 

そこは一匹の魔竜がいた

 

「……『帰刃・刀剣解放第二階層(レスレクシオン・ゼクンダエターパ)』………2回目の解放だ……潰してやる転生者共!!」

咆哮、収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束収束

 

虚閃が放たれる

 

 

「…く、……」

青いセイバーがなんとか弾くが重い

 

 

「………なんで、あんなに必死なんだろう……」

ぼそっと呟く

 

「……『隷属転生者』…あれはそれよ、『禍神転生者』に弱味を握られている肉体的にも魂的にもね………」

 

「そんな……」

 

「私は彼女をとめます」

騎士王はゆっくり体勢を直す

 

「……元々、用があったのは君だからねセイバー……いいよ」

白野さんは溜息をつく

「全力をサポートしよう……藤丸さん先輩の戦いを見せてあげよう」

 

と言いながら前へ出る

 

「なら己も…」

セイバーくんも行こうとするが

 

「……キミは回復に努めなさい、いざ藤丸さんを護るのはキミだ」

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