前衛にバーサーカーへ夢幻召喚した白野さん、後衛に剣群展開しているセイバーくん
猛攻を仕掛ける白野さんにそれに追撃するように剣群を射出する
白野さんには当たらないよう配慮はされているが十二分な剣雨
それでも猛攻をいなしているアサシン
ふた振りの斬魄刀…右の『断月』は攻撃力特化しているようだ
左の『纏月』はさっきいった『月牙纏装』はこっちの技らしく左腕が常に月牙が纏っていた
そのふた振りを使用し、白野さんとセイバーくんの攻撃を同時にいなしていた
狂化している白野さんは猛攻を続ける
「------------っ!!!」
地面に突き刺さっている射出された後の剣を掴む
バーサーカー・ランスロットの力……掴んだモノを自身の宝具へ変換させる
『
セイバーくんが放った当たらなかった投影物を掴み、宝具化・攻撃を繰り返し猛攻を続ける
「…は!!いつまで続くかな!!?」
いなしにいなし続けるアサシン
「……けどいい加減目障りだね……『纏い月牙』」
纏月を離し白野さんの首を左腕で掴み断続的に月牙を喰らわせる
「ぐっ……!!?」
「……岸波白野。次元聖杯戦争の参加者でない君は目障りだね…!野良の雑魚禍神転生者を相手にしてるといい」
「アサシン!!!」
干将莫耶を投影し間合いを詰めるセイバーくん
力の限り打ちつける剣戟をアサシンは断月で受け後ろへ吹き飛ばされ後退する
「……へぇ……さっきの馬鹿力を憑依させたままって器用だね……痺れるよ」腕をぷらぷらさせている
纏月を手元に引き寄せる
「……悪いね、赫月の」
白野さんは立ち上がる
バーサーカーの夢幻召喚は解けていた
「あーぁ……いろいろ面倒くさいねぇ…………」
溜息交じりに面倒くさいと呟く
「………………よし、殺そう。」
ふた振りの斬魄刀を重ねるように構える
「……『卍解』!!?まずい……!」
「かぁぁぁぁずぅぅういぃい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
突然の大声、大空洞内に木霊する
「驚いた、………………良く来たね」
「…………苺花ちゃん」
全員が振り向くと大空洞の入り口に阿散井苺花が立っていた
「………浦原さん達をやったのか」
「やったよ、当たり前だよ」
「罪悪感はねぇのか……!」
激昂、憤怒の表情を続ける
「やれやれ、……いい加減可哀想になってきたよ阿散井苺花……元の黒崎一勇に執着し過ぎじゃないかな……まぁ恋心かな、意外に乙女だね」
ニヤニヤクスクス笑うアサシン
「な……!!?」
「でも……残念、元の黒崎一勇はどこにもいない……もともとの魂ごと喰らって無理矢理転生したからね」
「転生…?」
「まぁ、信じられないだろうけどね…黒崎一勇に成り代わった赤の他人さ僕は……どうだ?黒崎一勇は悪くないよかったねけどね…他の人はどうだろう?」
邪悪な笑いは続く
「……そんな話……信じられるか……」
「信じようが信じまいがきみの自由、黒崎一勇の殻を被った誰ともしない誰かに恋心を抱くのは気持ち悪いと思うけどね…?まさか僕ごと黒崎一勇を愛してくれてるのかい?」
「……なわけねぇだろうが!!」憤怒とともに卍解
表界轟雷帝猿魔ノ憤怒……雷の卍解
「……まぁ、黒崎一勇に転生している以上黒崎一勇の所業は所業、貶めているには変わりないけどね」
「このまま恨みを抱かせて殺すかそれとも『隷属転生』してあげるか…面白いとおもわないかい?藤丸立火、赫月のセイバー?」
苺花の雷の狒々の拳を受け止めながら笑う
「…アサシン!!てめぇは!!!!!!」
「……『禍神転生者』はやはり腐っているね…とめるよ」
「何で……何でそんなことができるのよ!!?」
私は吠えた
「……弱肉強食は常だろ、強者になったんだ力を振るわなくてどうする?……転生して、好き勝手チートして力を振るえる!!最高じゃないか…よくあるだろ…転生して俺ツェーしたいやつも……それと同じだろう!!?」
欲望にまみれた邪悪な笑みを浮かべる
「…………わかったよてめぇは一勇じゃねぇ………」
「……ようやくわかったかよ、小娘……もうロールプレイもし無くて良いなぁ!!?」
一勇の振りすらやめアサシンは吠える
「……一勇……今、助けるよ……そんな奴……に乗っ取られて嫌だろ…………『破道の九十・黒棺』」
「詠唱破棄だと!!?」
「既に唱えといた…『詠唱待機』だ……喰らえ」
「巻き添え食らうんだぞ!!?」
「…………上等」
黒い棺の重力結界が展開する、苺花は自身ごと巻き込むように九十番台の破道を発動する
次第にふたりを包み込み見えなくなる
「苺花ちゃん!!?」