黒崎一護・全盛期の力を引き出す
けどそれは千年血戦編の双剣の『斬月』ではない。さらに死神代行消失編で、霊力を取り戻した時のオシャレな感じのではなく『空座決戦編』くらいの黒崎さんの力だと思う
引き出せてそれだ…黒崎さんの力を限界値まではまだ厳しいようだ
英霊エミヤの力に主人公の力を重ねる
単純な足し算だ、あのアサシンとの力量の差を埋めるんだ!
いけ!セイバーくん!!
「……だ!」
「……ちぃ」
打ち合う、打ち合う、打ち合う、
瞬歩をお互い使用し、速度の世界へ消え打ち合う
大刀の『斬月』と双剣の『双月』の打ち合う金属音を置き去りにする
「は……!俺に殺された黒崎一護の力を借りるとはなぁ…!」
「……黒崎一勇の体を返して貰うぞアサシン!」
『始解』同士の戦闘
エミヤの技術に黒崎一護の膂力を足す
英霊の体に死神の魂を重ねる
不和無く重ねる…『重装夢幻召喚』の恩恵もある
本来反発し合うだろう要素を総て零にする
……十分チートスキルだろう
黒崎さんの願いもある、彼が力を貸してくれるという意思もそういった作用があるのかもしれない
ありがとう、ございます黒崎さん
「「……『月牙天衝』!!」」
お互いに月牙を放つセイバーくんとアサシン
衝撃は外に余波として飛び相殺
お互いに後退し距離を取る
「…く、面倒臭ぇ……英霊の力に死神の力……『虚化』!!」
仮面を取りだす、黒い霊圧に変容
鬼のような虚の仮面、黒崎一護のそれに酷似している
「……『虚月天墜』!!」
上段の構えから放たれる月牙天衝に似た斬撃
「ぐっ……!!」
躱せない速度で放たれた斬撃を斬月で受け止める
だがあり得ない角度から月牙をくらう
「がっ……!!」
吹き飛ばされる
壁にぶつかる
「……なんだ……」すぐに体勢を立て直すセイバーくん
「……『虚月天墜』、俺がアレンジした2連の月牙だ……2連目、感知できなかったろう?」
仮面をつけたアサシンは嘲るように説明する
「……厄介だな…………仕方ない、出し惜しみもなし……時間も余力もねぇ……行くぞ」
斬月を前に突き出すように構える
霊圧の高まりを感じる
「………『卍・解』!!!」
使い方も分かる……黒崎一護が力を貸してくれる
なら迷いもなく実行する
「………………『天鎖斬月』」
黒い死覇装も形を変え、斬月も黒い刀と変容する
霊圧値も著しく上昇、霊圧硬度も同様
「…と『虚化』」
セイバーくんも仮面を取り出し虚化する
『天鎖斬月』が可能とする超速戦闘
卍解状態は本来、巨大な力を秘めるモノが多い中『天鎖斬月』は通常の斬魄刀サイズ
最速の、斬魄刀の部類には入るだろう
それと自身の霊圧を虚側へと境界を越える『虚化』
戦闘力は増大する
「……『月牙天衝』!!」
くろい月牙を一瞬で間合いを詰めアサシンの背後を取り放つ
「ぐっ……………『卍解』に『虚化』かぁ……英霊の力を使い黒崎一護より一時的に強くなってるなぁ……おもしれぇ……」
吹き飛ばされるもすぐに踏みとどまるアサシン
「…………『卍・解』!!」
アサシンも卍解する
霊圧値の増大、禍禍しさを備えた霊圧が噴出する
黒い霊圧は影となり噴出、アサシンの体に纏わり付いていく
「…『双月童子・纏御前』」
重苦しい霊圧が場を支配する
鬼のような虚の仮面にふた振りの刀は消え体全体に月牙を纏っている
髪の毛は伸びている……そして……胸の孔
「……卍解かそれは……」
「………俺の卍解は…『完全虚化』と融合した卍解だ……………自我は残るがなぁ……!!『虚月天墜』!!」
無数の月牙が収束し振り落とされる
卍解状態での『虚月天墜』だろうか……?
「虚ろな月が天を墜とす、我ながら良い名前だろう!!?」
「ちぃ…!『月牙天衝』!!」
振り落とされる『虚月天墜』は、巨大な円状の霊圧の塊となり墜ちてくる
月牙を放つが飲まれるだけ
「……リツカ……!」
この範囲私も巻き込まれる…?
ネロ対『境界を喰らうモノ』
ネロとなった白野は駆ける、駆ける、駆ける
極上の英霊の魔力に惹かれ繭からは影の触手がネロを狙う
切り捨て、駆ける
切り捨て、駆ける
切り捨て、駆ける
を何回繰り返したかは分からない
「なんとも、煩わしい触手よな…!皇帝権限『瞬歩』!!」
皇帝権限……一時的にスキルを自身に与える
彼女の我が儘を体現したようなスキルだった
加速する、赫月のセイバーが使用していた歩法を用いる
「はぁ!!」
隕鉄の鞴は、火力を上げる
瞬歩で繭の上へ行く
それでも触手は反応しネロを狙う
火炎の斬撃は触手を切り捨てる
「ちぃ…!」また離脱、後退を繰り返す
触手は枝葉を別れるように展開し、獲物であるネロを執拗に狙う
「煩わしいにも、ほどがあろう!!」
自身を回転させ前方後方より飛来する触手をさらに切り捨てる
「卑猥なる触手めが!今は余が借り受けている最愛の奏者の肢体を触れさせてなるものか!…」
激昂により隕鉄の鞴の火力はさらに上がる
鞴を、構える
わらわらと触手の大群が束になり、ネロに襲いかかる
思いっきり鞴を振りかぶる
感情の炎は束になっている触手を焼き捨てる
「…余の怒りを思い知るがいい!!」
『あ、いや…ネロ怒るポイントちがくない?』
「最優先は奏者だからな!!是非もないよね!!」
『どこぞの魔王の真似はいいから……!?来るよネロ!』
触手ではなく人型を形成していく繭
繭に繋がれた人型は十体
「捕食方法は変えてきたみたいだのぅ…」
鞴を下段に構える、瞬歩で間合いを詰める
「がぁぁぁあ」唸り声を上げながら人型は襲いかかる
切り捨て、切り捨て、切り捨て
それでも人型は再生し沸いてくる
「煩わしいのはかわらんのぅ……!」
舌打ちをしネロは大きく後退し距離を取る
「奏者、宝具展開するぞ」
『うん』
「我が才を見よ!
万雷の喝采を聞け!
インペリウムの誉れをここに!
咲き誇る花のごとく…… 開け! 黄金の劇場よ!!」
薔薇が舞う黄金劇場が展開する
「『
皇帝ネロの絶対皇帝圏……かつて彼女が有した黄金劇場
固有結界にて非なるモノ、彼女のあらゆる願望を叶える空間
「招くは貴様ら『境界を喰らうモノ』よ、赫月のらには手を出させぬよ」
ネロは笑う
「我が黄金劇場にて果てるがいい!」