暗殺者集団・ナイトレイド
その実はこの世界の中心都市、最も力を持つ『帝国』の悪政に立ち向かう革命軍の裏から要暗殺人物を狩る実働部隊なものであろう
その中心人物のアカメ
一斬必殺のアカメだ
そのアカメに初っぱな出会うなんてついてるのか
…いや、アカメに転生している可能性も否めない
クラス名を名乗るなんて理由はそもそも無いのだ
虚影のアサシンは慢心と自己顕示欲の塊だったんだよねぇ
……どう立ち回るか得策なのかはわからないけどね
情報……この世界の情報が必要、セイバーくんならそういう筈
アカメは転生者ではないと信じていこううん
どの、時点の『アカメが斬る!』であるか知る必要もあるしね
…なら、主要キャラクターであるアカメに接触するのはありがたいはずだ
「あ、ありがとうございます…あはは、道に迷ってしまいまして」
無能を演じる……あ、いや事実無能だし
もちろん敵意もないから友好的に行こう
「……こんな所に、女子三人とは無警戒だな」
首を傾げるアカメ
「護衛の二人が有能ですので…あはは」
沖田さんとアーチャーは脇に控えてくれていた
「……ここはどこですか?」
「フェイクマウンテン、危険種がうろうろしているぞ……何故こんな所に」
うわ~、よりによってフェクマ…森じゃない山じゃん
いや森だけど
「……た、旅をしてまして……道に迷いまして」
「後ろふたりは格好から東洋の生まれか、珍しい……」
私の毒気のなさに警戒心は多少薄れているようだ
「アカメ!……いきなり行くなよ」
男の子が現れた……この風貌からタツミくんかな?
「ん、……迷子がいてな危険種に囲まれてた」
「あ、どうも……」
「迷子ぉ!?……こんな所にか」
フェイクマウンテンに居るのはやっぱり不自然なのだろうか
「あはは、ねぇ沖田さん力試しにこっちから行けば近道になるって……」
「あ、いや……えぇえ……?」
「沖田は仕方ない奴じゃのぅ……うんうん」
アーチャーも援護射撃してくれた
さすがはアーチャーだ(意味深)
「リツカに、オキタにオダか……まぁ方向音痴なのは仕方ないけど……旅をするなら女の子三人なら気を付けた方がいいぞ」
軽い自己紹介をしたあと
わりと常識人よりなタツミくんはそう言ってくれる
「沖田さんとノブは有能だから大丈夫、下手な男の人より強いよ?」
「……腕に覚えはあるようだけどこのご時世気を付けた方がいいぞ本当」
タツミくんはそう付け足す
「やっぱり……帝国ってそんなに腐敗しているの?」
「……!?……旅の人でもあいつらの腐敗政治は知っているのか?」
タツミくんはびっくりしたような顔をする
あ、うん…私は物語として知っている
トップの傀儡政治から末端の役職まで腐りに腐りきっている腐敗政治
蹂躙、搾取は当たり前
「風の噂でよく聞くよ、遠方からここまで来たけど……腐りきっているってね」
「あぁ……」
「見つけたぜぇ!!ナイトレイドぉお!!ははっほんとにいやがった!!」
囲まれていた………帝国兵?
「……帝国……ち、何人目だ……今のアジトかぎつけられたんだ……」
「やはりラバがいないのは痛手だ……葬る!」
ラバックがいない……?ならもうそんな終盤?
「儂に任せよ、これだけ当たりやすく的になっているんだからのぅ………」
アーチャーが前に出る
二丁の火縄銃を構えるアーチャー
「…オダ?…」
「沖田、援護は任せたからの」
「はいはい、……助けられた恩義もあります」
抜刀
「見よ、これが魔王の三段撃ちよ!!」
飛び掛かってくる帝国兵……いや暗殺者を撃ち抜く
三人とも眉間、伊達にアーチャークラスじゃないってわけだね
「……フゥ…は!!」
背後から現れた暗殺者をチラ見もせず斬り捨てる沖田さん
「……バレバレです」
「うぅ……こんな奴らナイトレイドにいたか?」
「……いや、ナイトレイドじゃ……」
「ち、撤収だ…撤収!!」 逃げ出す暗殺者達
「逃がすかよ」
鎧姿に変身したタツミくんが残りの奴を制圧
「大した物だな、……だが我々がナイトレイドという事を知ってしまったか」
「どうするよ、アカメ」
「…………私達をナイトレイドに入れてくれませんか?そのために来たんだ」
私はそう言い放つ………ナイトレイドに入れば一番早い
ナイトレイド内に転生者がいたら早いしいなくても……恐らく帝国に与する筈だ
「え、マジか?」
「本気か…?……帝国に与してない証明も出来ないだろう……我々ナイトレイドも瀬戸際まで来ている密偵もごめんだが」
「私達はある人物を探しに来たんだ、……おそらくコードネームだろうけど」
賭けだ
「……キャスター、ライダーもしくはランサー、アーチャーと名乗っている人物はいませんか」
「!!?」
二人の表情は、変わる……特にアカメからは憤怒に近い表情
「……『屍竜のライダー』……そう名乗っている奴がイェーガーズにいる……」
騎兵の……サーヴァント
しかもイェーガーズにいるのか
「帝国最強の将軍エスデスの懐刀にしてイェーガーズの隊長をもこなしているエスデスのお気に入り」
「……そして私の妹クロメを殺して八房を奪った女」
抑えきれないのか冷たい怒りを纏うアカメ
「奴を知っているのかリツカ」
……地雷原踏んだ?もしかして