Fate/Cross Order 人理修復異界課   作:九咲

49 / 97
第8話「外道を名乗る」

アカメちゃんとクロメは打ち合う

 

クロメは生前のパフォーマンスのままアカメちゃんと戦っている

 

むしろ死体であるからこそ無理な駆動を可能としていた

 

クロメは、対アカメちゃんに使い捨てるように

 

「…………」

 

持たされた刀は八房ではないがそれなりの刀であるようだ

 

帝具や臣具ではないが最新鋭の技術を持たされた武具

 

それに薬によるブーストは死体でありながら作用していた

 

それはライダーの性格の、わるさゆえにだろう

 

一閃、一閃打ち合い互角に戦っていた

 

 

「クロメちゃんはアカメちゃんに戦えるよう改造しているのさ、八房をちょい改造してね」

 

 

 

「ま、村雨対策はやっぱり死体だねぇ……命なんて在るから一斬必殺されるんだよ」

 

傷口から呪毒を送り呪殺する村雨には既に死んでいる死者は有効であった

 

既に死んでいれば『呪殺』出来ない

 

ならば生ける屍となっているならば動けぬよう壊さなければならない

 

 

クロメは猛攻を加える、無機質な殺意が一閃を繰り返し与える

 

アカメちゃんは、その猛攻をいなしかわし続け機を狙う

 

「冷静、冷静だねぇ!アカメちゃん!それじゃつまらないよ!!劇的に!!ドラマチックに殺してあって頂戴!!」

 

 

 

「アカメ!!」

空より鎧の男が降ってくる

 

「タツミくん!!?」

インクルシオを纏ったタツミくんがピリピリした殺意を放つ。

 

「ナイトレイド・タツミかぁ……ふふふ、悪鬼纏身インクルシオかぁ……いいよほしいなぁ……タツミくんはエスデス様の思い人……死体には出来ないけどその帝具は貰うよ」

ニタァァァアとまた笑う、インクルシオを新しい玩具に狙いを定める

 

「『八房』は使い手自身を倒せばいいんだろ!!!」

 

タツミくんは構える、迷い無く大地を蹴り跳躍

 

鎧の力が膂力を上げる

 

怒りが力をブーストする

 

「…相応しい相手をあげよう、私よりね……泣いて嬉しくなるんじゃなぁい?帝具『八房』死者行軍展開」

大仰に八房を抜いて言い放つ

 

「ナイトレイド・ブラート」

 

 

え?

 

 

ライダーの前に阻むようにあり巨体

 

 

インクルシオの先代装着者

 

 

そしてタツミくんにとって師匠みたいな人

 

特徴的なリーゼントに筋肉が鎧のようにまとった肉体

それは生前と代わらず隆起していた

 

「あ、兄貴……!!?」

 

「ブラート……?」

二人は驚愕する…クロメは可能性はあったけど彼は

 

 

「……」

 

ライダーを護るかのようにアカメちゃんとタツミくんを阻むように立っているブラート

 

 

「……あ、兄貴の死体は……俺が……埋葬したはずだ……俺が……この手で!!」タツミは否定しようと叫ぶ

 

「……それ本物かなぁ……?……ふふふ入れ替わるタイミングなんていくらでもあるし……ねぇ」

 

煽るように馬鹿にするように

 

「知らない誰かを泣きながら埋葬してたとしたらウケるねタツミくん?」

ニヤニヤクスクス嘲笑うかのようにまだ笑う

 

 

「貴様ぁぁぁぁぁ!!」

インクルシオは怒りに呼応し爆発的な推進力をえて突進する

 

タツミくん……ライダーしか見えてない!!?

 

 

「………………バーカ」

 

死体のブラートがインクルシオを纏ったタツミくんを殴り飛ばす

 

「視野が狭いよ、タツミくん……今の相手は私じゃなくてキミの兄貴でしょう?熱烈なラブコールは結構だけどほらほら師弟対決ぅ…越えたところ見せなきゃ」

 

小柄の悪魔はねちねちと煽ってくる

 

こ、こいつ……く、くそ…アカメちゃんはクロメと

 

沖田さんと信長は岡田以蔵と名乗るサーヴァントに二人とも

 

対峙している

 

 

 

「姫さんはほん、性格の悪い人がか……まぁ面白い人ではあるがのぅ」

 

「…その下についている貴方も大概ですが」

沖田さんは吐き捨てる

 

「……儂は彼女に召喚されたサーヴァントじゃ、逆らえんわ…きさんらに復讐できるだきゃ感謝しとるがのセイバー、アーチャー……儂は人斬りよきさんらを斬り捨てる為なら誰にでもつこうが知ったこったではない」

 

「『隷属転生者』か」

 

「あほか、織田ぁ……儂は儂じゃ!!『転生者』ですらないわ!!チェストォオ!!」

 

上段から振りかぶる岡田以蔵

 

信長は咄嗟に火縄銃で受け止めるが火縄銃はすっぱり斬り捨てられる

 

「……『禍神転生者』に魂売ったかアサシン!」

 

 

「魔王が何をなまっちょろいこといっとるんじゃぁ…………そんなことどうでもよかわ……とりあえず死ねや」

 

信長は『圧切長谷部』を召喚、抜き構える

 

 

「アーチャーが接近戦とは笑わせる!」

 

 

「抜かせ!あの聖杯戦争の負け犬が!……沖田ぁ、立火のところへゆけぃ!!こいつは儂が引き受ける!!」

 

「はい!!」すぐに沖田さんは私の方へ走り始める

 

 

「行かせるがよ!!」

 

超上段に構える岡田以蔵

 

 

 

「わが宝具『始末剣』を喰らえぃ!!」

 

岡田以蔵の姿が消える

 

 

 

「雲耀【瞬光】!!」

 

岡田以蔵は一瞬で信長の前まで間合いをつめ斬り捨てる

 

「がっ!!?貴様ぁ……」

 

「ノブ!!?」

 

「儂は剣の天才じゃぁぁぁ!!いろんな世界にはこんな剣もあったのよぉ!!」

狂ったように高笑いをする岡田以蔵

 

信長の返り血を浴びながら笑う

 

人斬りは笑っていた

 

 

 

 




以蔵さん実装とかムネアツ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。