死神
別名、調整者
あの世と現世の魂魄の量を均等にするバランサー
悪霊である虚、なりかけの
そういった現世の過剰分の魂を正しく導く存在
それが彼女ら死神
「あたしが見えてるな、まあ今の空座町じゃ当然だけどな」
彼女は白い刀を構える。彼女が振るたびに霜が舞う
「さぁさぁレギオンどもあたしが相手だよ!この護廷十三隊六番隊副隊長、阿散井苺花がね!」
「『氷天戦花の舞葬』ぉ!」
氷の蛇が複数現れ周りの虚を凍らせていく
白い刀。彼女の『斬魄刀』
死神の力の象徴の一つ
対虚のスペシャリスト
「とりあえずあたしに任せて逃げな、そこのお兄さんもそこのおねーさんがいちゃ闘いにくいだろ」
にいっと笑いながら構える阿散井苺花
『君臨者よ、血肉に仮面、万象羽ばたき人の名を冠する者よ・真理と節制・罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ!』
『破道の三十三!蒼火墜!』
蒼い炎を複数の虚に叩きつける
「あ、ありがと……」
離脱するぞマスター!
とセイバーくんに抱えられながら複数の虚を次々に撃墜していく赤い髪の死神を背に離脱する
阿散井苺花
彼女がいるということは…………ここはBLEACH原作終了後の世界のようだ
疾走、疾走、疾走、疾走、疾走
阿散井苺花の助太刀により虚の集団から逃げおおせる事が出来た
「撒くことができたようだなマスター」
ある程度形を残している建物の一室、そこに私達は腰を落ち着けることにした
「ようやく落ち着けるよぉ……ごめんねセイバーくん足手纏いで……」
怒濤の展開に腰を抜かしたのかへたれこむ
藤丸立香ならばうまく立ち回れたのだろうか…?いや比べてもしかたないや……
「何、仕方ないさ…そしてマスターを守るのも我らサーヴァントの役割だむしろ己自身の不甲斐なさにな」
苦笑しながら一応周りを警戒しているセイバーくん
………ようやく落ち着けたからかこの特異点の状況を確認しようとゆっくり立ち上がる
窓から外を見る
わりかし高い建物だからかあたり一面を一望することが出来た
瓦礫、瓦礫、瓦礫、瓦礫、
瓦礫の山…まるで災害に被災したかのような有様であった
「酷い……有様だね」
月並みの言葉しか出てこずなんて口数が、少なくなってしまう
「とりあえずマスター…情報収集しなければならない…我々がレイシフトしてきた以上異常の原因となる奴がいるはずだ」
「そだね、……とりあえず何か知ってる人……さっきの人……阿散井苺花って言う人にもう一回会えればいいんだけど…さっきお礼も言いたいし」
阿散井苺花
BLEACHの登場人物の朽木ルキアと阿散井恋次の娘
BLEACHの最終回に主人公の息子と苺花が出会って終わった
だからこの特異点はBLEACHの原作後の時間軸のはず ある程度成長してたし、まぁ死神の成長速度は明言されてないからなんとも言えないけど
現状それ位しか、わかってないなぁ
「その話、詳しく説明してあげましょうか」
背後からの声が掛かる
二人してばっと振り返る
セイバーくんは剣を構える
「怪しいものじゃないっスよ、剣を下げてください……貴方がたもこの状況をどうにかしたい人達のようだ」
あ、えと……この人は……!?
ゲタ帽子の胡散臭い風体の人はこの世界でもふたりとしていないよね
「浦原喜助といいますっす、以後お見知りおきをお嬢さん」
BLEACHにおける重要人物、浦原喜助その人だった
interlude
とある一室
「失礼します、侵入者2名は阿散井苺花の介入により離脱した模様です」
金髪の少女が畏まった様子で入ってくる
「
「構わないよ、阿散井苺花はまたいずれ仕掛けてくるさ」
椅子に座っている青年はさも損失すらも気にしてない様子で言ってくる
「……それよりさっきのふたり、一人は僕と似たような感じがする……転生者かな?」
青年は面倒くさいなぁっとやれやれと頭を振る
「あいつにカルデアには気をつけろって言われたしそれかなぁ……好き勝手やってんだから邪魔しないで欲しいよねぇ?」
入口付近に控える金髪の少女に同意を求める
「……消しますか?」
表情を変えずに聞いてくる
「真面目だなぁ、……まぁ僕狙いなら来るでしょうその時は頼むよ」
「……随意に」
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