沖田さんの縮地とは違う光速の上段から居合
蜻蛉の構えから放たれる剣は消えたように見えた
実際、信長は反応出来ず斬り捨てられる
雲耀【瞬光】
とある漫画の少女が、放つ示現流の秘奥の剣
それを再現した彼の宝具『始末剣』
人斬りの彼はあらゆる流派の剣を真似出来た剣の天才
それが宝具となっている
『禍神転生者』をマスターしていることで質が上がっている
騎士王のエクスカリバーのような剣の力に依存するような剣や沖田さんの対人魔剣は再現できないとされているはず…本来の彼であれば
「……地を這う気分はどうじゃ……魔人よぉ!!」
嘲笑うかのように地に伏せる信長を見下す
「立火、すいませんしばしお待ちを……ノブ!」
縮地を使用して駆ける
「……来るな!!沖田ぁ!!……儂はまだいきとる!!……」
「は、しぶといのぅ……史実通りに燃やし殺したろうかぁ!!」
「貴様じゃ儂を燃やし殺そうなど役不足じゃぼけ!!」
ふらふら血を流しながら立ち上がる信長
「信長、無茶は……」
「は、死ぬわけなかろう。儂の力まだ十二分にみせとらんわ……全く近代の英霊は波旬がきかんくて困るわ」
苦笑しながら岡田以蔵を睨みつける
「じゃがな、…魔王が魔王所以の力を見せつけてやろう立火!!宝具を開帳する!!よいな!!?」
「う、うん思いっきりお願い!!……無理はしないで」
「保障はできんの………沖田後は頼んだ」
小声でぼそっと呟く
「見せて貰おうかのぅ!!織田信長ぁぁぁぁぁ!!」
「沈め、岡田以蔵」
「わが『
先程と比べ物にならない火縄銃の数へ増える
信長を中心にそれは展開、三段撃ち
かの長篠の戦いで使用した戦術が宝具化したもの
大量の火縄銃を展開し火縄=カタばりなアクションが可能となる
「相変わらずおぞましい数じゃのぅボケ!手負いでどこまで持つか楽しみじゃぁ!」
「すぐに蜂の巣にして、そこのライダーへの手土産にしたるわ!アサシン!」
狙いを定め展開した火縄銃は岡田以蔵を囲む
岡田以蔵は疾走し加速する
歩法を完璧にものにし駆ける
サーヴァント戦に限らず足に特化した戦い方は極端に極めれば厄介に尽きる
対し信長は物量にものを言わせるタイプ
元々軍を率いて戦う一騎当千の戦士ではなく軍略を敷く将タイプなんだよね
疾走、加速
岡田以蔵は止まらない…止まったら恰好の的ゆえに
アカメ対クロメ
タツミ対ブラート
「アカメの妹に飽き足らず兄貴まで、くさってんなライダー!」
「……死者使いだしねぇ誰うま」ケタケタ嗤うライダー
「そのニヤケ面黙らせてやる……!」
「落ち着けタツミ……相手の思う壺だ」
アカメちゃんは冷静に窘める
「けど!」
「私達の手でブラート、クロメを解放してやろう……死者への冒涜だ……クロメもあの帝具の使い手だったが……あんな奴に操られる道理はない」
「それと、そんなタツミはブラートは望んでない。奴の言うことは癪だが……ブラートにお前の成長したところ見せてやれ」
「……ああ、すまねぇアカメ……行くぜ兄貴…!今度こそゆっくり休んでくれ!」
タツミくんは、落ち着きを取り戻し駆ける
「……クロメ、こちらもいく……葬る!」
アカメちゃんも同時に駆け出しクロメに対して攻めに出る
「ふーん、絆だねぇ…………理解出来ないやねぇシュラくん」
倒れ込むシュラに対して椅子代わりにしているライダー
「…だろうよ……どけや!」
「む、反抗的……そだ、これシュラくんにあげよう」
禍禍しい欠片を取り出す
「試作品の一つさ、試させて貰っていいよね…?最後のチャンスさ……私を殺せるかもよ?」
クスクス嗤いながら差し出す
「……なんだそりゃ…………悪魔かよてめぇ…」
「屍の竜の騎兵だよ私は」
シュラの口の中に突っ込む
「屍竜のライダー……!」
沖田さんは前に出てライダーの近くへ来る
「沖田総司、ありゃ以蔵くんはアーチャーとか……ふふふコレクションをサーヴァント相手に使うのはドラマチックじゃないしねぇ……私が相手にしてあげよう」
『八房』を構える
「『八房』発動中は出力は何割か落ちるけどいいハンデかな……私の『帝具』は使わないであげる」
「…死ぬ言い訳に持って行きなさい……ライダー!」
誓いの羽織を纏う、『新選組』を象徴する浅葱色の羽織
ステータスを上昇させ『乞食清光』を彼女の愛刀である
『菊一文字則宗』へ位階をあげる
「へぇ、沖田総司……可愛いわコレクションに入れたいけどサーヴァントを八房に捉えるか出来るかわからないしいいか」まじまじと沖田さんをねめ回しながら呟く
「ただひたすらに斬るのみ……覚悟を」
彼女独特の構えをしライダーと対峙する