Fate/Cross Order 人理修復異界課   作:九咲

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オリジナル斬魄刀です




第六節「the lost brave③」

斬魄刀第一段階の解放

 

その斬魄刀の『解号』を叫び、力を解放し姿を変える

 

それが『始解』

 

あたしの斬魄刀『猿魔雷公』は雷撃系の斬魄刀

…まぁこれだけではないけど

 

『猿魔雷公』は雷を纏う斬魄刀だ

 

解放と同時に刀身は雷となり四肢に紫電の霊子が帯電する

 

この、解放状態になると身体能力は上昇する

 

バチバチと視覚化された体に纏う霊圧が紫電する

 

 

「さぁ……来やがれ……!」

 

 

「笑止……!」

 

 

右方左方からの殺意があたし達を囲む、無数の短剣が投擲される

 

音虎を巻き込んだのはあたしだ

 

必ず『護る』!!

 

電光石火!!紫電を纏う霊圧は腕の形となり短剣を全て摑み取り握り潰す

 

さらなる追撃、短剣短剣短剣短剣

投擲、投擲、、投擲、投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲投擲

 

その全ての短剣は人質である音虎を狙い始める

 

「野郎、恥も外聞もねぇのか」

 

「ある、狙った標的を逃すことである」 

相変わらず平坦な声、徹底した効率主義

当然今のあたしの急所である『音虎』を狙う

 

あたしの形となった紫電の両腕、そして霊圧の『尾』が短剣をはじき続ける

 

雷の狒々となるあたしは神経を研ぎ澄ませる

 

こいつは多分『虚』、短剣もこの数は霊圧から生成しているだろう

 

しかしそれでもあたしの『猿魔雷公』よりは燃費は良いだろう

 

何分保つか、燃費が悪い『雷電狒々』状態では

ジリ貧だ

 

それまでに居場所を突き止める…!

 

 

この連続投擲にも間がある

 

 

一回の生成するにも『限度』はある

 

 

「いいか、苺花いかなる攻撃にも『回数限界』がある

俺の蛇尾丸にもな……それを見極めるのも重要だ」

 

親父のえっらそうな言葉にも叔父上も頷いていた

 

 

次の間が勝負、一瞬攻撃が止む

 

奴の、一回の投擲数はおおよそ『200』

 

もしかしたら『猿魔雷公』の蓄電量が切れるのが先かもしれないし音虎へのリスクが高まる

 

短剣の雨をしのぎながらその機会を待つ

 

 

音虎は不安そうに怯えている

あたしにつかまりフルフル震えている

 

 

「さぁ、終わりだ」

 

 

攻撃が止む

 

 

いまだ!!跳躍する、

 

 

「そこだ!!!!」

 

 

雷瞬の壱

 

 

「『鳴咬(なりかみ)!!』」

 

虚空を斬り捨てる

鮮血がまう

 

姿を現す黒い男

紫電の居合いが暗殺者の胸を斬り捨てる

 

 

「ギャフ…!?な、なぜ…!」

と地面に叩きつける

 

「無様だなぁ暗殺者……仮面に黒い身体に……仮面が割れてる……『破面』かてめぇ」

暗殺者の風体の破面の首に刀を突き付ける 

 

 

「小娘風情にぃ…!」

 

「ようやく、感情を崩したなぁ?そっちの方が人生楽しめるぜ………どうしてあたしを狙った?『破面』は最近見ないらしいが」

 

「……」沈黙

敗者は死のみ。口を閉ざす

 

「無様だな、『百貌』……いや、『百貌』でも最弱の貴様には充分すぎる成果か」

 

背後から声

 

いつの間に?

 

なんであたしの腹から剣が生えてんの?

 

「い、い、苺花ちゃん!!?」

あ、音虎泣くなよ……誰だ……泣かした奴は……

 

 

「時間稼ぎに大儀だった…他の『百貌』が受け継ぐ。メドゥーサが石田竜鳴を確保した」

 

振り向く先にいたのは金髪の黒い騎士

割れた竜骨…………『破面』

そいつの黒く禍々しい剣があたしを貫いていた

 

「沈め、死神……先に地獄に行くが良い。時期に全て追わせてやる」

剣が抜かれる、それと同時に血が噴く

 

「いやぁぁぁぁぁ!?!?!?」

音虎の悲鳴が嫌に耳に……『護る』っていったはず……なのに…

 

「相変わらず泣き虫だなぁ音虎」

 

声、懐かしい声だ

 

野郎…来るのが遅いんだよ……

 

 

「お兄ちゃん……!苺花ちゃんが!!苺花ちゃんが!!」

泣き叫ぶ音虎、その声の主に縋りつく

 

あたしも、眼が霞んできた……失血しているからよ

 

 

「うん、知ってるよ……僕がそうするように頼んだんだ、ねぇアルトリア」

 

「ああ、マスター」

 

なに言ってんだ……てめぇ……?

 

「ごめんね、音虎助けられないや」

いつもの、声で……音虎を泣かすな

 

「一勇ィィイィィイ!!!!!!」

 

「ほら、苺花元気じゃないか」

 

黒崎一勇は、邪悪に笑う

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