いつも通り
いつも通りの放課後。待ち合わせの浦女の坂の下で幼馴染みの千歌ちゃんと曜ちゃんを待っていた・・・
僕の姿を見るといつも通り千歌ちゃんと曜ちゃんが駆け寄って来て腕を組んでくる
「誠くん!今日もおつかれさまっ!」
「誠くん今日もお疲れ様であります!」
ちょっと2人のアレが当たってるからそれにも感謝をしつつ?ありがとうと僕は返す。
そしていつも通りバスの1番後の5人くらい座れる広いところに乗りこみ今日お互い学校であったことや授業のことなどを会話していく。この何気ない時間が僕は大好きだ。相変わらず二人の距離が近いのはいつもの事だけどね。
いつも通り僕と千歌ちゃんの最寄りのバス停近づいて来たので曜ちゃんに、じゃあまた明日と声を掛けると千歌ちゃんに聞こえないくらいの小さい声で
「誠くんあのこと考えといてね・・・///」
と言われ、わかってるよと返す。
「なになにっ!?よーちゃんに誠くんっ!どうしたのー?」
「え!いやちょっと誠くんに今日の授業でわからないこと教わってたんだ・・・」
「そーなんだ!よーちゃんはやっぱり真面目だね!私なんてわかんない事だとほっといちゃうよ・・・」
いやそれはまずいだろと思わず突っ込んでしまう。
「あ!もう家の近くだよ!よーちゃんまた明日ね!」
僕も曜ちゃんまたねといつも通り返すと
「千歌ちゃん、誠くんまた明日ね!」
といつも通りの敬礼と一緒に返して曜ちゃんはバスに乗ったまま家に向かっていく。
バスを降りて千歌ちゃんと2人で歩いていると、いつも通り千歌ちゃんはスクールアイドルやAqoursのみんなの話を持ち前の笑顔でしてくれる。僕もつられて笑ってしまう。
「ん?誠くん何笑ってるの?もしかしてチカのことバカにしてるの??」
いやそんなことないよ、ただ千歌ちゃんの話を聞くと楽しいんだよ。と返すと
「ほんと!?じゃあもっと聞かせてあげるね!ってもうチカの家の前じゃん!もー!もっと話したいのにー」
千歌ちゃんが寂しそうな顔をしてるのを見て、まぁ明日の楽しみにしてるよと話すと
「そうだね!また話してあげるね!ばいばい!」
いつも通り僕も千歌ちゃんに手を振って僕は千歌ちゃんと別れた。こんな日々がずっと続くといいな、なんて思って心の底から想いながら僕も家に向かって歩いて行った。
家に帰りご飯やらお風呂やらを済ませ、ベットに入り明日のことを考える。
明日僕は曜ちゃんに返事をしないといけない、曜ちゃんと付き合うか付き合わないか・・・その選択によっては明日からいつも通りに会えるか心配になってくる。
しかし曜ちゃんがあれだけ勇気を出して話してくれたのだから僕は真剣に答えを出さないといけない・・・そう考えながら僕は眠りに落ちていった。
次の日の昼休み。曜ちゃんと待ち合わせていた屋上に行くとすでに曜ちゃんはベンチに座って待っていた。
「おっ!誠くん来てくれたね・・・///それでどうかな?私の告白の返事は・・・?」
いつもの元気いっぱいな姿からは考えられないくらい僕を見つめている曜ちゃん
僕はそんな曜ちゃんにドキッとしながらも僕は僕の方からもお願いしたい、付き合ってくださいと返事をする
「やっぱり私だめだよね・・・ってふぇ!???ほんとに!!私でいいの!?」
曜ちゃんがすごく慌てていてビックリしているけど僕も恥ずかしい思いで、僕も曜ちゃんが好きだったんだと伝えると
「うん。これで私たち恋人同士だね///嬉しいよ///」
と言って僕に抱きついてきた。
いろんな曜ちゃんの部分が当たっていてなんとも言えない様子の僕に曜ちゃんは
「あれぇ~誠くんもしかして興奮してる??私が抱きついてきて・・・でも恋人同士だからもっといろんなことが出来るけどどうする?ここ学校だから誰かに見られちゃうかもよ・・・///」
曜ちゃんの突然の発言に驚きつつもここは理性で抑えて曜ちゃんから離れようとすると耳元で
「冗談だと思わないでね///」
「じゃあまた放課後いつもの所でね!次の授業も頑張ろうね!」
と言って屋上を後にしていった。
僕はその場で唖然としていたがふと我に返って次の授業のために教室に戻って行った。
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「あれっ?誠くんどこ行くんだろー。あ!そうだ!驚かせちゃおっかな!!とりあえずついてってみよう!」
「ん?屋上に来たけど何するんだろ?ってあれ?曜ちゃんだ・・・」
・・・
「えっ返事??ってなに、誠くん曜ちゃんのことが好き、、、」
・・・
「うそ、、、やめてよ、、、誠くんはチカのこと好きじゃないの??誠くんは曜ちゃんのことを選んだの?」
ギュッ
「やだよ、、、抱きつかないでよ・・・いやだよ・・・!」
ダッ!
はぁはぁ、どうしてこうなっちゃったんだろう
誠くんは私の事好きなはずなのになぁ
そうだ・・・よーちゃん、よーちゃんのせいなんじゃないかな?
よーちゃんがなんか脅したりなんなりしたんだよね?
だって誠くんはチカの事好きっていってたんだもん
よーちゃんは、あの女は、、、チカから誠くんを取ったんだ。
誠くんはきっと騙されてるんだよ・・・あの女に
だったらっ!!!
どんな手を使っても誠くんを助けなきゃ…チカだけを見てくれるように
もうあの頃の関係には戻れないね・・・よーちゃん・・・
バイバイ
僕と曜ちゃんは恋人同士になって数日がたった。毎日が充実しているし、楽しい。しかも僕はどちらかと言えば奥手の方だからか曜ちゃんの積極的な性格と相まってとてもいい関係だと思う。たまに行き過ぎていて僕も理性が抑えられなくなりそうになることもあるけどね。
僕がもっと積極的になればいいのかなーなんてたまに思ったりもする。
ある日千歌ちゃんにも曜ちゃんと付き合ってることを伝えると
「ほんと!そっかーよーちゃんと誠くんはお似合いだからなぁ〜おめでとうっ!!」
と喜んでくれた。
しかし、日が経つにつれて
千歌ちゃんの様子がおかしい事に気付いた
特に顕著になるのはあの帰り道で千歌ちゃんと二人きりになる時だ。
前まではスクールアイドルやAqoursのみんなの話をたくさんしてくれたが、今はほぼ僕のことを話すか僕に質問してくることが多くなった。
目も時々虚ろになってあの時の輝いた目が無くなることもある。
たまにブツブツ独り言を言っていることもあって
千歌ちゃん大丈夫?と声を掛けると
「ふぇっ!?誠くんなにか言った!?チカはなんにも言ってないよ。」
と驚いた様子で僕に答えてくれる。
流石に弱気な僕でもちょっとおかしいと思い、曜ちゃんと話して僕が千歌ちゃんと話してみると伝えて、明日の夕方、千歌ちゃんに家の前の浜辺で会おうと連絡すると
わかった!誠くんと話したいから1人で来てね!!
と数秒で連絡が来た
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浜辺に着くと既に千歌ちゃんが待っていた
「誠くんきてくれたんだね!やっぱりチカのこと・・・」
最後の方が聞こえなかったけど、とりあえず千歌ちゃんに最近どうしたの、なんか様子がおかしいよと聞いてみる。
「もう抑えなくていいんだよね・・・?」
あれ?話が通じてない?
すると突然
ギュッ
千歌ちゃんが僕に抱きついてきた
突然のことに驚いた僕は千歌ちゃんを思いっきり振り払ってしまった
「え・・・」
千歌ちゃんの目が虚ろになる
いや千歌ちゃんちがうん「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
「誠くんに拒絶された・・・チカと恋人なのに、、、」
あれ?千歌ちゃん僕は曜ちゃんと付き「そんなの聞きたくないっ!!!!」
バン!!!
「誠くんはチカと付き合ってるはずなのにおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁ・・・」
「誠くんはよーちゃんとなんか付き合ってないよね?」
いや、前にも言ったけど僕は曜ちゃんと「嘘だよね」
え、「よーちゃんにおどされてるんだよねっ!チカ知ってるよ!!」
「こわかったよね!でももう大丈夫!!チカに任せてよっ!!」
「ほらっだからこっちに来てよ・・・!ねっ!」
いや千歌ちゃ「いいから!!!!!!!!」はい
ギュッ
「わぁー!誠くんのいい匂いがするよ〜!///」
千歌ちゃん離してもらっても「ごめんね」
えっ!なにが
バチバチ
ドサッ
「えへへー!ちょっと強すぎたかな??にしてもこのスタンガン結構効くねっ!お小遣い貯めといてよかったなっ!!」
「これでずっと一緒だね!!誠くんっ・・・!」
「でもチカが恋人なのに誠くんはよーちゃんの方に行っちゃったんだからお仕置きしないとな・・・」
「あはははっ!楽しみだなぁ!!」
だから
もうハナサナイヨ
主人公の名前は適当に誠くんにしました
追記︰感想で言っていただいて気づきましたが『誠』という名前はあの某アニメとは全くの無関係でめちゃくちゃいい子ですので・・・w