俺と白露型の日常   作:夜仙

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砂浜って熱いんですよね〜。


12 海に泳ぎに行く際に注意するべきは砂浜

 ここは神奈川で多分一番有名な海、江ノ島。

 

 辺りには猛暑を楽しもうとする若者達がわんさか溢れている。

 

 その江ノ島にとある二人がいた。

 

 それは……。

 

「いや〜、流石ですな。雪原殿」

 

「そうですな、雷雨殿」

 

「いるね〜沢山……」

 

「「『リア充イェ〜イ』とか言っている野郎共が!!」」

 

 哀れな高校生だった。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや〜、毎年来るけどさ。こんなにいるなんてな。アハハ」

 

「そうだなー。なんでこんなにもいるのかね〜」

 

 二人は笑顔で言葉を交わすが、何処かドスがある声で言っている。

 

 

 そう。この二人は前にも本人達が言っていたとおり非リア充組だ。彼女いない歴は年齢に比例する。

 

 そもそも彼らは何故ここまでなってしまったか。

 

 それは……

 

〜高校〜

 

『ねぇ○○君、今日パフェ食べに行こう♪』

 

『いいね。○○ちゃん。行こう』

 

『それでさ〜。俺付き合っている彼女がさ〜……』

 

『あぁ、分かる。俺の彼女もさ……』

 

 

 このように彼らが通っている高校はリア充組が大半、いや八割を占めていた。その中での孤独感、絶望感、嫉妬……などなどがこの二人をこのような哀しい感じにさせたのだ。

 

〜再び江ノ島〜

 

「なぁ、雪原。例のものは?」

 

「あるぜ。ここに」

 

 そう言って雪原は鞄からそれを取り出す。

 

「我等非リア充組の家宝が」

 

 そう言って取り出したのは黄金に輝やく剣だった。

 

 これは我等が最終兵器、聖剣レクスカリバーだ。

 

 この剣を使うと、リア充が消滅するというやつだ。これを使ってリア充消滅させてやんよ!ヒャハハハ!!

 

 プルルルル

 

 俺のスマホが鳴る。電話の主は同志でもあり、隊長でもある委員長こと本居康親だ。

 

「もしもし。どうした隊長」

 

『雷雨、大変な事態が起きた』

 

 本居は深刻そうな声を出す。これは何かあったな……。

 

「何があった」

 

『実はな……』

 

 

 

『向こうでハーレムを作っている奴がいた……』

 

 

 この言葉を聞いて、俺は衝撃を受ける。ハーレムなんて……まさか、そんな!

 

「どうした、雷雨?」

 

 雪原の質問には応じず、俺は駆け出す。レクスカリバーを持って……。

 

 

 

 

 

 

「困ったなー。どうしたんだ、雷雨の奴?」

 

 俺はそう言い、頭をポリポリかく。すると、チョンチョンと誰かが俺の腰を指で突っついて呼んでいる。誰だろうか?

 

「はい、なんでしょうか……え?」

 

 そこに居たのは……

 

 

 

 

 俺は走る。ぐんぐんと走っていく。

 

 レクスカリバーを手に持って走る。

 

 周りの人は俺を変なパーティーピーポーの奴と思っているのかもしれない。

 

 だが、そんなの気にしない。

 

 今の俺にとってはハーレム作っている奴を倒すのが先だ。

 

「待っていろよ!悪の権化め!!!」

 

 天に向かって、一人吠えた。

 




雷雨の持つレクスカリバーは悪を切り裂くことができるのでしょうか!?

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