感想にもありましたが、なるべく同じ展開になりそうな時は略すか抜かすかにしようかと思います。
…がしかし、このタイマン編だけはご容赦を。
今さらってーのはあれなんで。
月本光義を豪快にぶん投げ、勝利の雄叫びを上げるブッチャー。その後…、白目を剥いてぶっ倒れたが俺達鈴蘭の三勝目。…ここまでは原作通り、そして次が問題である。四戦目の代表がまだ決まっていないんだよ、…野間先輩が来なくてね。
そのせいで俺達鈴蘭は揉めている、…誰が代表となりタイマンをするのかと。名乗りを上げていたゼットンは怪我の為無理、その他の先輩方も難しい。ならば俺がと一年二年の奴等が騒ぎ出す、…原作では九里虎が現れるんだけど。
そんなことを考えていると、…最悪な情報が俺の耳に入ってきた。武装の河内鉄生、美人と二人でこの場に現れる。…何てことしてくれてんだあの人は! 何故に現れる、そして何故に翼を連れてくる! そんなことをしたら荒れるぞ、…俺の周囲が!!
堂々とこちらへ向かってくる鉄生さんと翼、その視線は俺に固定している。…やはり俺なのか? 何て考えている俺の周囲…はそれほどではないにしても、それ以外…鳳仙側も含めて殺気立っている。原因は鉄生さん、…鉄生さんが女連れで現れたことに殺気立っているのだ。…まぁ、ここにいる奴等はモテないもんね?
そうこうしている内に二人はこちら側へ、そして…、
「よーっ! 鈴蘭のアホんだら諸君、朝から元気だな!」
と挑発するように挨拶をしてくる鉄生さん。当然…、
「てめーっコラ鉄生! 何じゃい隣の美人はっ!!」
「エテ公! 何でお前が女連れなんだオイッ!!」
「自慢か? 自慢なのかコノヤロー!!」
いつの間にか復活していたブッチャーやゼットン、岩城を中心に怒号を上げていく。そんな怒号を涼しい顔で流し、こちらを見てニヤリと笑った。…まさか!? と思った矢先、
「勘違いすんなや、この娘は彼女じゃなくて妹分! この娘の彼氏はそこにいる、…龍光寺由紀也だ!!」
とぶっちゃけやがりました。怒りを鉄生さんに向けていた全員が俺の方へ向く、…凄い形相ですね? 皆さん。…狼狽える俺の肩を、翼のことを知っている秀吉先輩がポンッと叩いて目で語ってくる。……諦めろと。
とりあえずここへ来た理由を聞けば、預けていた携帯に野間先輩からの連絡が。階段から落ちて骨折、携帯もぶっ壊して約二週間は入院…ごめんなさいとのこと。本当に…何をやっているんだあの人は、…素直にそう思った。そういうことだから、野間先輩は出れない…ってことになるわけで。やはり代表はこの中の誰かから…、と思ったところで嫌な予感がした。
直感的に腰を落とせば、俺の頭上を鉄パイプが通りすぎた。…危ねーっ!? 驚愕する俺に、
「野間の代役はテメーだ! さっさと行けこのバカ!!」
ゼットンが鉄パイプを俺に向けて怒鳴ってきた。反論しようとしたが悪寒を感じ、横へとずれれば鉄バット。
「文句なんて言わせねー! さっさと行かなきゃテメーのクサレキャンタマかっ飛ばすぞ!!」
ブッチャーも興奮して俺に敵意を向けてくる。更に角材を手にした岩城、マサ先輩が…、
「…お前が強かろうと、囲んで袋にしたら一溜りもないだろ? …まぁ何だ、…行かねーとぶち殺す!!」
「由紀也! テメー…羨ましすぎんだよコノヤロー!!」
そんなことを言いながら迫ってくる。四面楚歌ってヤツか? …流石に分が悪い。チラリと鉄生さんと翼の方へ視線を向ければ、二人でハイタッチしとるし。…こーなることを狙ってやりやがったな? あの二人は。チクショーめ!
タイマンの代表に選ばれるのは嬉しい、…がその選ばれ方が嫉妬とかっていうのは何か違う。モヤッとしている俺に対し、先輩方が歯を剥き出し…、
「「「「ガルルルルルッ!!」」」」
威嚇してきているし。……行きますよ、行けばいいんだろ!
原作とあまり変わらんじゃないか! って思うかも知れませんがご容赦を。
オリ主を代表にするのはこの展開が一番無理はないかと思いまして…(汗
前書きでも言いましたが、今さらタイマン編を略すのはってヤツです。
氏家をぶっ飛ばした時のが丁度いいオリジナル感かな?