本日二本目です。
感想でも言いましたが、
自分では気付かないってことも多々あります。
だがまぁ、気を付けないとって気持ちッス。
ー月本光信ー
丈に一喝されてやる気になった俺だが、突如現れた武装の河内鉄生と見知らぬ美人のせいでやる気が削がれた。…というか殺意が芽生えた、…あのヤロー! 自慢の為にここへ来たのか!? そう考えるだけで怒りが湧いてくる、…どうしてくれようか!
その二人は揉め事を起こしている鈴蘭側へ行ったかと思えば、こっちにまで響く程の怒号を上げだした。見てみりゃ一人の男に対し、ゼットン達が寄って
暫くしてからこちらへ向かってきたのはゼットン達三年ではなく、…龍光寺とかいうガキ! なおのこと舐めやがって! …一年を出してくるたー完全なルール違反じゃねーか! 審判である中島にそう言えば、
「…光信、お前あの龍光寺が怖いのか? だったらそう言えよ。『私は龍光寺という一年が怖いです、だからせめて怪我でボロボロのゼットン君にして下さい!』…そういうことなら、俺が立会人として掛け合ってやるが?」
とか抜かしやがった! そんな交渉されちまったら一年にビビっている情けない男と見られちまう。
……………クソが! 今の話はなしにしてやる。俺の
「…あいつ、…マジでツエーからな! ……死ぬなよ!!」
……!? …つ、強いと言ってもたかが一年! …ぶっ潰してやらぁ~っ!!
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ー龍光寺由紀也ー
「ノブーッ! やれー!! その一年坊をぶっ殺せ!!」
「気合い入れろ光信! そんなクサレリア充に負けんじゃねーぞ!!」
「その通りだ! 二度とイチャつけねーようにバキバキにしたれーっ!!」
「光信! お前こそが俺達の希望だ! …モテる男なんざ粉々にしてしまえーっ!!」
「翼に愛想尽かされるぐらいに痛め付けろ! 光信…! お前なら出来る筈だーっ!!」
鈴蘭の代表である筈なのに、鳳仙よりも身内からの野次が酷いのは何故? …しかも最後のはマサ先輩だな? …後でぶっ殺してやる!! …くはははははっ、…マジで腹が立ってきた! 全てが終わったら鉄生さんと翼、…二人ともしっかり話さねーと。
内心怒りに震えながら、横目で鉄生さんと翼の姿を捉えていると、
「うぉぉぉぉぉっ!!」
光信とかいう鳳仙の代表が不意打ちのつもりで襲い掛かってきた。…見え見えだぜ? 光信さんよー! アンタに恨みはないが、…死んでもらうぜ? 恨むのは
迫り来る拳を横回転で避け…、その勢いを利用して光信の後頭部に強烈な肘鉄を見舞う。自分を称賛したい程の一撃、現に光信は糸の切れた操り人形が如く崩れ落ちたし。…くはははははっ! あまりの電光石火な展開に、……みんな固まっていやがる! どーよ? これが俺の実力だ!!
歓声を上げてくれているのは俺の派閥と鉄生さん&翼のみ、他の奴等は口を大きく開けて固まっているだけ。まぁそんなこたーどうでもいい、…今の俺にはやらなきゃならねーことがある!
「政成ーーーっ!! ぶっ殺してやるっ!!」
そう叫んで俺はマサ先輩目掛けて走る。俺の叫びを聞いたマサ先輩は…、
「何で俺の野次だけ正確に聞き取ってんだよ! …しかもマジギレしてやがる、ヤベェ…殺される!!」
そう言って逃げ出した。…逃がさねーからな、小林政成!!
次は閑話。
明日の投稿になります。