俺の転生物語   作:ユキユキさん

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第5話 ~一年戦争の終わりッス

あの後何とか逃げ切ることが出来た俺達は、翼の待つ桜才女学園へと行った。校門にいた翼にイヤミを言われたが、それを受け流して三人でカラオケへ。三人の新たな門出だからな、大いに盛り上がったよ。途中で武文が翼に女の子を紹介してくれと頼み、翼はその内ってことで了承。武文のテンションがうなぎ登りで鬱陶しかった、…まぁ出会いがないから無理もねぇけど。

 

 

 

 

 

 

帰り道の途中で武文と別れ、俺と翼は行きつけのラーメン屋へ。そこで知り合いの鉄生さんと話し、一年戦争に参加しなかったことを言うと本気で驚かれた。その後に頭を叩かれ、

 

「このバカ! 俺はお前に三千円も賭けたんだぞ! …あぁ~、クソッ!!」

 

俺に賭けたとか知らんし、自業自得じゃないか。隣の翼はクスクス笑っているし、…後でアキラに八つ当たりしてやる! …そう思いながらラーメンを食べ終え、帰り際…お返しで鉄生さんに蹴りを入れてから翼と共に逃走。背後から怒鳴り声が聞こえてくるけど知らん、俺は悪くないね!

 

 

 

────────────────────

 

 

 

そんなイベントをこなした次の日、鈴蘭へ登校してみれば案の定、

 

「「「「「龍光寺、ちょっと頼みたいことがあるんだけどよー。」」」」」

 

馬鹿共が俺に群がってくる、…予想していたとはいえ鬱陶しい。まぁ軽く流しとけばいいな、そういうわけで教室へと行けば八板がいない。クラスの奴に聞けば昨日は勝利したみたいだが、夜に食べた生ガキにやられて入院したらしい。…馬鹿なのか?

 

その流れで一年戦争のことを聞いたら、俺の知る原作通りに進んだようで。月島の奴が番長宣言をした後に、村川を一撃で葬る。見ていた奴等全員、月島花という男を心に刻んだってか? その後に天地の奴が尾崎をやった直後にブッチャーをも撃破、ブッチャー一派が上から下まで大騒ぎ…とのこと。ならこの後…天地は月島との対決か、…今日で一年戦争が終わるってところだな。

 

そんなことを考えていれば、

 

「おい、決勝戦が始まるぜ! 決勝は天地と月島だ!!」

 

クラスの誰かがそう言いながら教室へと飛び込んでくる、……見に行くか。俺が腰を上げれば全員がそれに続く、…やはりこのクラスの代表は俺らしい。もはや派閥と言っても良いかもしれん、…一年戦争に参加していないのにな?

 

 

 

 

 

 

素早くその舞台へと来てみれば、既に多くの人(だか)り。見れるのか? と思いきや、俺達に気付いた奴等が道を開けてくれたお陰で最前列。所謂特等席にて決勝戦を見ることが出来る、…素晴らしいぜ。

 

対峙する月島と天地、軽い会話の後…互いに一歩ずつ歩み寄っていく。クラスの奴が俺に聞いてくる、…どちらが勝つのかと。

 

「…一瞬で決まる、…目を離すなよ。」

 

俺はその問いにそう答えた。聞いてきた奴は息を飲み、その直後…原作通りに…、

 

「うぉりゃあああああっ!!」

 

月島のアッパーが天地の顎を捉え、…勝負がついた。一年戦争の優勝者は月島花、その瞬間に立ち会えたことが正直嬉しかった。

 

…さて、俺はこの後どう立ち回るかね? 自身の強さを色んな奴に示すことは嫌いじゃない、だが…この鈴蘭で頂上(てっぺん)を取るってーのもな。それを狙ってたのなら一年戦争不参加、…なんてことはしねぇし。……クラスの奴等と話してみるか、その後にどうするか決めよう。月島につくってーのはなしだ、…俺はアイツの壁になる。

 

…そうなると、花木九里虎と一戦交えないとダメか? 俺の強さは奴とどれくらいの差があるのか、それで壁としての立ち回りも変わる。…今のところ、花木九里虎に負けるってことはないと思う。…が勝つってーのもないと思う、引き分けるってーのが有力か?




オリ主は武装の河内鉄生と知り合い。

武装の奈良アキラとは兄弟分、因みに迫田との三人で。

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