駄神との遭遇
「あーあ暇だー」
夏の終盤俺はやる事もなく俺は町をぶらついていた。
「暇で仕方ねーよ、何か面白い事でも起きないかね~」
何て呟いていると上から何かが崩れる音が聞こえた。
「いや、なんで鉄骨が上から降ってくるんだァ!!」
やべっ逃げないと・・・って体が動かねえ!?
あーあ俺の人生ここで終わりか・・・もう少し生きたかったんだけどな・・・
そして俺の意識は途絶えた・・・
ん・・・?ここ何処だ・・・?真っ白だな・・・
てか何で俺ここにいるんだっけ・・・アレ・・・?
「アレ?ここ何処だ?」
周りを見渡すが、何処もかしこも真っ白だった。
『目覚めるのじゃ・・・』
「何か聞こえるけど多分幻聴か、もう一回寝よ」
『え、あのだから目覚めるのじゃ』
「うるせーよ、俺今ここ何処か分かんないから混乱してるの」
俺は頭に響いてくる声を無視してもう一回眠ろうと目を閉じたのだが、頭に響いてくる声はしつこくこう言った。
『いや、だから目覚めてください!お願いしまーす!!』
「っていい加減目覚めろやァ!!何でお主そんなのんびりしてるの?何で普通の人間なら慌てふためいてこの状況整理する筈なのに何で寛いでいるの!?」
急に目の前に現れた老人はそんな事を言いながらツッコミを入れ続けた。
「あ、ツッコミ終わった?じゃあおやすみなさ・・・」
「だから寝るなァ!!お主普通ここは何処ですか?とか聞く場面じゃろうが!!いいからさっさと起きんかい!!」
「たっく・・・五月蠅い爺だな」
「で?ここは何処ですか~(棒」
「・・・ここは転生の間。お主は死んでしまったのじゃ」
は?俺が死んだ?ゑ、死んだって?
「疑問に思ってるようじゃが、お主はあの時落ちてきた鉄骨に潰され死んでしまったのじゃ。まぁ本当は儂がお主の書類失くしたのが原因なんだけどね(テヘペロ☆」
「いや、テヘペロじゃねーよ!て事はあの時落ちてきた鉄骨はアンタのミスで起きたって事じゃねーか!!どう責任とってくれるんだァ!!」
まさかあの時落ちてきた鉄骨がこの糞爺のせいだなんて・・・どうせなら好きなあの子に告っとけばよかった・・・
「だからお詫びにお主を転生させるのじゃ。ここは転生の間、前世で幸せになれなかった者や今回のように儂のミスで殺してしまった者などに第二の人生を与える場所なのじゃ」
「つーか、糞爺。さっきから何で俺が思ってる事分かんの?」
「いや、一応儂神様じゃし・・・」
は?いやいやありえないだろ、テヘペロなんてふざけて言う神様が何処の世界にいるよ。やっぱり頭が逝ってしまったんだなこの糞爺は・・・
「いや、さっきから聞こえてるからね!?儂の頭正常だから!!至って正常だから!!」
「分かったから早く話進めてくれ」
「酷い・・・」
糞爺は目に溜まった涙を拭くと急に真剣な顔になり話しを進めた。
「つまりさっきも言ったがお主に転生してほしいのじゃよ」
「転生ねぇ~。で、何処の世界に俺は転生するんだ?」
「この世界じゃ」
爺がそう言って取り出したのはあるゲームのソフトだった。
「東方?その世界に転生しろってか?」
「そうじゃ。その世界はお主の世界でも人気での~前にミスで殺してしまった二人も喜んでその世界に行ったのじゃ」
てか前にミスで殺したって・・・この糞爺ほんとに神様か?ミスで二人同時に殺すなんてよくそんな器用な事ができるな・・・
「儂の傷口掘り返さないで・・・と、ともかくお主はこの『東方Project』の世界に転生して貰うぞ」
「いいけどよォ・・・その世界って何か戦ったりするのか?」
「そうじゃ、『スペルカードルール』と言って人間、妖怪、神が平等に戦える。つまり条件は一緒じゃからどのキャラも無双できる訳ではないのじゃ」
「そしてその世界では主要キャラのほとんどが能力を持っておるのじゃ。じゃからお主にも能力を与えようと思うんじゃが、何か欲しい能力はあるか?」
欲しい能力か・・・別にその世界で無双したい訳じゃないしなぁ・・・よしこれにするか。
「じゃあ『能力を創る程度の能力』で頼む」
「能力を創る?それでよいのか?」
「いや、今は特に今欲しい能力は無いからな。転生した後で欲しい能力創ればいいかなって思っただけだ」
「そうか、じゃあ直ぐに転生させるがよいか?」
「ああ、やってくれ」
俺がそう言ったと同時に俺の足元が消え・・・ゑ、消えた!?
「ボッシュ―トになります♪」
「いやふざけんなァァァァァー!!!!」
そして俺は奈落の底に落ちて行った。
「さーてあ奴が転生した先は・・・あ・・・やってしもうた」
「う、うーんここは・・・?」
目が覚めると俺はある部屋に居た。結構豪華な部屋だったが、目に悪い赤の配色だった。
「てか、何か体が随分と軽い気が・・・」
そう言って俺は自分の体を見た、そしてすぐに自身の体の異変に気付く。
「え、何これ・・・」
黒い西洋の服を身に纏い、背中に虹色の翼を生やした明らかに前世とは違う肉体をした自分がそこにいた。
「いや、なんで俺こんな縮んでるの・・・?いやそもそもここ何処!?」
そう俺が混乱してると、頭の中にまた声が響いて来た。
(あーテステス、聞こえるかの?)
(おい、糞爺!!これは一体どう言う事だ。まるで意味が分からんぞ!!)
(あー・・・その・・・転生させる時少しミスってしまってのう・・・お主を東方の主要キャラの一人フランドール・スカーレットに憑依転生してしまったのじゃ・・・)
「ゑ・・・?」
こうして俺の第二の人生は始まった・・・
龍夜「と言う訳でコッチでも投稿する事にしました」
フラン「大丈夫なのか?」
龍夜「まぁ多分大丈夫だよ・・・」
フラン「そうか・・・と言う訳でこんな作品ですが、よかったら次回も見てやって下さい」
龍夜&フラン「「それではまた次回お会いしましょう」」