東方吸血王   作:龍夜 蓮@不定期投稿

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フラン(極夜)「Q:俺に平穏は?」 龍夜「A:そんな物最初からない♪」 フラン(極夜)「・・・orz」 レン「で、では本編をどうぞ・・・」



フラグを建てるのは本人の自由ですが、ちゃんと回収はしましょう♪

どうも、フランドール・スカーレットです。

 

え?なんでこんな感じで喋っているかって?目の前の現実から目を背けたいからです。

 

四方に飛び交う様々な弾幕、星型、陰陽玉、その他諸々・・・現在霊夢、魔理沙、姉さん+咲夜達で壮絶な弾幕ごっこが起こっているのだ。

 

「兄さんは私の物よ!魔理沙にもアンタ達にも絶対渡さないわ!!」

 

お得意の博麗式陰陽玉や夢想封印を放ち強気に言う霊夢。

 

「フランは私の物だ!私がフランと結婚して幸せに暮らすんだ!邪魔するなら、親友だろうと容赦はしないぜ!!」

 

霖之助お手製の八卦路を構え、お得意の星型弾幕を出しながら爆弾発言をする魔理沙。

 

「フランは渡さない、あの子は私のたった一人の家族よ!もしフランが欲しいなら私を超えていきなさい!渡す気は更々ないけどね!!」

 

フランを渡さない為に普段あまり見せないカリスマ状態になり、グングニルを放つレミリア。

 

「貴女達のような野蛮な連中にフラン様は渡さない!それにフラン様は私のた、大切な人ですから・・・///(ボソッ」

 

時を止めナイフを逃げられないように配置し放つ瀟洒な従者こと十六夜咲夜。後半のほうで乙女になっていたが、いつも通りなので割愛。

 

「残念ながら貧乏巫女と盗賊にフランは渡す気はないわ、フランは私の恋人よ!!」

 

レミリアが許可してもいないのに勝手に恋人を名乗る七曜の魔女『パチュリー・ノーレッジ』。後ろのほうで「ちょっとパチェ!恋人じゃないのに何言ってるの!」と言うレミリアの言葉を見事にスルーする辺りかなりフランにゾッコンの様子。

 

「フラン様は渡しません!私とパチュリー様の物です!!」

 

そんなパチュリーの使い魔でもある小悪魔こと『こぁ』も主と同じでレミリアの言葉をスルーするあたり主と使い魔揃って似たもの同士である。

 

「フラン様は絶対渡しません!フラン様はいつも不憫な扱いをされている私の為にご飯を作ってくれたり話相手にもなってくれる優しい御方です!今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だッ!!!」

 

自身の能力「気を扱う程度の能力」を使いDBで言う気功波を放つ東方Project上でも不憫な扱いを受けている中国こと『紅美鈴』。フランを渡さないその執念が彼女を某フラッグファイターに変貌させているがそこは突っ込まない方向でオナシャス。

 

そしてこの騒動の原因にもなっているフランはorzの体制になり完全な鬱状態だった。

 

(何でこんな事に・・・)

 

(お主がフラグを無意識に建て続けた結果がこれじゃよ・・・)

 

因みになぜこの様な弾幕ごっこが起こってしまった理由は一時間前のある出来事によるものだった。

 

と言う訳で回想入りまーす!

 

 

 

 

 

~一時間前~

 

 

 

 

 

「んーやっぱり咲夜の淹れた紅茶は美味しいな」

 

現在俺は咲夜の入れた紅茶を飲みながら、優雅な一時を堪能していた。いやー前世だと絶対こんな経験ないから、何かいいねこういうのも。

 

(お主もすっかり慣れてきたのぅ、転生直後はあんなにあたふたしておったのに)

 

(まぁ流石に慣れたよ、幻想郷で一々常識に囚われていたら生きていけないからな)

 

(その2Pカラーの巫女が言うセリフを使うのもデフォになってきたのぅ・・・)

 

(意外と使えるこの名言)

 

そんな感じで爺と話していると、外のほうで何か大声で口論しているのが聞こえた。

 

俺は何事かと思い窓から外を見ると先日会った二人、楽園の素敵なロリ、じゃなくて巫女『博麗霊夢』と普通の魔法使いの『霧雨魔理沙』が外で紅魔館の門番でもあり常識枠の『紅美鈴』と何か話していた。

 

「なんで霊夢と魔理沙が来ているんだ?」

 

(魔理沙が来る理由は代々察しがつくがなぜ霊夢もここにおるんじゃろうな?)

 

「と、取り敢えず気になるから行くか」

 

俺は外に行こうとしていると急に咲夜が現れた。

 

「外に行かれるのでしたら私も付いていきます」

 

「わ、分かったよ。じゃあ日傘お願いな?」

 

「ハイ♪」

 

~PA「切り刻みますよ♪(黒笑)」さ、サーセン・・・

 

「どうしたんだ咲夜?」

 

「何でもありません」

 

そんなこんなで俺は咲夜に日傘を差して貰い、外に出て門の所まで行った。

 

俺が来た事に霊夢と魔理沙は気づいたのかなぜか顔を赤らめていた。風邪でも引いたのかな?

 

そんな風に考えていると前に会った時はロリだったが、今はすっかり元に戻っている霊夢が話しかけて来た。

 

「あ、あのこの前はありがとね、そ、それで今日お礼が言いたくて・・・」

 

「ああ、あの事なら別にいいよ。それで魔理沙は今日は何しに来たの?」

 

そして一緒に居た魔理沙にも話を聞く事にした。

 

「き、今日はそ、その一緒にで、デートでもしないか・・・?」

 

「ゑ?」

 

「「「ッ!?」」」

 

俺は突然の魔理沙の誘いに間抜けな声を上げ、その場に居た三人が一成に驚き魔理沙を睨み付けた。

 

な、何か、今一瞬寒気が・・・

 

「ど、どうしたんだ?この前みたいに弾幕ごっこがしたいんじゃないのか?」

 

「この前見せてくれたあの姿で私と・・・デートしてほしいんだぜ・・・///」

 

え、この前見せたって・・・能力で身長と体重を変化させたあの時のか?

 

「ちょっとどういう事?この前見せた姿って・・・」

 

「どういう事ですか?フラン様」

 

事情を知らない咲夜が魔理沙に問い詰め、美鈴は俺に聞いた。

 

「あーその・・・最近魔法で身長と体重を変化させる事に成功したんだよ。魔理沙に偶々その姿を見せただけで・・・」

 

「「フラン様」」

 

俺がそう誤魔化していると咲夜と美鈴が俺の手を掴み笑顔で言ってきた。

 

「「すぐその姿を見せて下さい♪」」

 

「は、はい・・・」

 

こ、怖ェェ・・・美鈴と咲夜目が血走っていたような・・・と、取り敢えず俺は能力で姿を変える事にした。

 

シャバドゥビタッチヘーンシーン!!

 

シャバドゥビタッチヘーンシーン!!

 

シャバドゥビタッチヘーンシーン!!

 

シャバドゥビタッチヘーンシーン!!

 

トゥエンティープリーズ!!

 

「こんな感じだよ・・・」

 

俺がそう言って見せた姿は前の時と違い前世の年齢と同じ身長&体重ではなく、今度は少し違くして20歳の姿だった。

 

※20歳の時のフランの身長&体重は設定参照でお願いします<m(__)m>

 

「「「「///(か、カッコイイ)」」」」

 

そしてその姿を見た四人は顔を赤らめ俯いてしまった。霊夢と魔理沙は一度見て耐性はついていたが、この前と少し違ったカッコよさにまた胸を打たれたようだった。

そしてその姿を初めて見た美鈴と咲夜は慣れていないのかフランから顔を背け、脳内で妄想に浸り始めた。

 

(ふ、フラン様があんなにカッコよく・・・あ、あの姿でデート、そしてその後部屋であんな事やこんな事を・・・///)

 

(あの姿のフラン様と一緒に食事・・・そしてあの姿でアーンとかやって貰って・・その後は部屋で///だ、駄目ですフラン様シーツが汚れて(言わせねーよ!?))

 

「た、確かにこの姿はいろいろ反則だわ・・・(鼻血)」

 

「全くね・・・(鼻血)」

 

「はぅぅぅ・・・///」

 

そしていつの間にか姉であるレミリアと普段はずっと図書館に引き籠っているパチュリーと小悪魔がなぜかいた。

 

ってかいつ来たんだと言いたくなるほど「私のフランセンサーは世界一ィィィ!」あっそうですか^^;

 

「そ、それより早く行かない「待ちなさい魔理沙!」なんだ霊夢?私とフランの大切なデートを邪魔する気か?」

 

魔理沙が逸早くフランを連れだし、デートに行こうとしていたその一瞬の隙を逃さず、霊夢が魔理沙に異議を唱えた。

 

「兄さんは私とデートするのよ!アンタはいつも通り家で魔法の実験でもしてなさい。さ、行きましょう兄さん♪」

 

え?ちょっ待って、なんでそうなるの?てか俺霊夢の兄じゃないんだけど・・・

 

(先日のあの出来事が原因じゃろうな、まぁそれが分かった所でこの修羅場は今更止まらんが・・・)

 

「待ちなさい、フラン様は私とデートするの。野蛮な巫女と魔法使いは弾幕ごっこでもしてなさい」

 

次に異議を唱えたのは瀟洒なメイド長咲夜。手にナイフを持ち、もしフランに手を出すなら直ぐ殺るといった危ないオーラを醸し出している。

 

「待ちなさい咲夜、メイド長である貴女が仕事をサボる気?ここは間をとって私とフランがデートするべきよ」

 

そして次に異議を唱えたのはレミリアだ。そして普段見せる事の無いカリスマのオーラを纏い、仕事をサボろうとしていた咲夜に殺気を放つ。

 

「レミィ、紅魔館の主といえど職権乱用はいけないわ。ここは間を取って私とこぁがフランとデートするべきよ」

 

そしてパチュリーも異議を唱えその後は美鈴も異議を唱えた、しかし話合いなどで納得しないのがここ(幻想郷)の住民の性分。全員から殺気が溢れ、出てきた言葉は全員一緒だった。

 

「「「「「「「弾幕ごっこよ(だ)(です)(ですわ)!!!!!」」」」」」」

 

そして今の現状に繋がる・・・

 

 

 

 

 

~回想終了~

 

 

 

 

 

「・・・もう嫌だ」

 

(どうするんじゃ、これ一応結界張っておるが・・・いつまで持つか分からんぞ?)

 

現在も様々な弾幕が飛び交っており、駄神が張った結界が壊れるのも時間の問題だった。

 

(こうなったら最終手段だ)

 

(どうするんじゃ?)

 

俺は空に向かって飛び立ち、心の中で思いっきり叫んだ。

 

(逃げるんだよォォォォォー!!)

 

(結局そうなるんかい!!)

 

駄神に突っ込まれながらも俺は紅魔館から逃亡した。

 

 

 

 

 

 

 

~弟様逃亡中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、これからどうしよう・・・」

 

(お主の事じゃから何も考えてないとは思っておったよ・・・)

 

「うっさい」

 

現在、俺は魔法の森の中を歩いていた。

 

まぁ突然の事だから来た目的なども無くただ歩いているだけである。

 

ハァーどうしよう・・・霖之助さんの所にでも行こうかな・・・

 

そんな感じでこれからどうするかを考えていた時だった。

 

「…ハーイ…シャン…ハーイ!!」

 

ん?何か聞こえたような・・・「ミツケタ!!ハヤクキテ!!」って、え?誰だこの子?

 

(それはアリス・マーガトロイドがいつも連れている上海人形じゃ。それにしても様子がおかしいのぅ・・・)

 

「ハヤクキテ!アリスアブナイ!!」

 

「何だって!?」

 

俺は急いで周囲の気を確認した。そして強い気と今にも死んでしまいそうな程弱った気を感じた。

 

「案内してくれ!」

 

「コッチダヨ!」

 

俺は急いで気の発信源に向かった。

 

 

 

~弟様&上海移動中~

 

 

 

「着いた・・・ってあれは!」

 

そこに居たのは黒い服を着た金髪の女と傷だらけのアリスが倒れていた。

 

そしてその女は持っていた大剣を振りかぶって今にも止めをさそうとそしていた。

 

くそっ、仕方ないか・・・

 

(爺!レーヴァテインを転送してくれ!!)

 

(どうするんじゃ!!このままじゃ間に合わんぞ!!)

 

(能力創って何とかする!だから早くしてくれ!!)

 

(分かった、転送!!)

 

そして俺の手にレーヴァテインが転送され、俺はそれを掴み懐からスペルカードを取出し詠唱した。

 

(幻世『ザ・ワールド』!)

 

俺がそう念じると時が止まった。何故咲夜のスペルカードを使えるのか理由を説明すると俺はよく咲夜や美鈴と軽い模擬戦形式の弾幕ごっこをする事がありその過程で他者のスペルカードをラーニングして得た知識を元に使用者とほぼ同じスペルカードを再現する事ができる。だがラーニングすると言っても当初は他者の技を再現するという事がこれ程大変だとは認識してなかったので習得するまで何度も何度も咲夜の技を体験して何とかここまで物にする事ができた。たが、時を止めたといっても俺は咲夜程長く時を止める事は現時点ではできない、今の段階では持って二十秒が限界だ。

 

俺は時が止まったのを確認すると、アリスの元へ走り容体を確認した。

 

(魔力の消費に妖力のダメージが蓄積されている。このままだと危ない・・・取り敢えずアリスをここから離脱させるしかないか・・・)

 

「復体『ドッペルゲンガー』!」

 

俺は分身を呼び出し、手早く用件を伝える。

 

「分身、アリスを連れて安全な場所まで逃げてくれ」

 

「了解した、でも何処に「ワタシアンナイスル、アリスノイエマデ!!」分かった、主無茶はしないで下さいよ!!」

 

分身はそう言って上海とともにこの場から離脱した。さーて、戦わなくちゃな・・・

 

(そして、全ての時は動き出す・・・)

 

俺がまた念じると、時は動き出し女の振りかぶっていた大剣は地面に叩き付けられる。

 

そして女はアリスが居ない事に気づき、近くに居た俺に殺気が混じった声で話し掛けた。

 

「せっかくあと少しでご飯にありつけると思ったのに・・・よくも邪魔してくれたわね・・・」

 

「おー、怖い怖い・・・」

 

俺はふざけた感じでそう返しつつ、爺に目の前の女について聞く事にした。

 

(爺、この女は?)

 

(こやつは恐らく・・・EXルーミアじゃな)

 

(EX?どういう事だ?)

 

(こやつは本当は大した力も無い東方紅魔鏡の一面ボスなんじゃが、二次創作上で頭に付けてるリボンが外れたり無くなるとこの姿になると言われておるのじゃ。スペルカードルールが設立される前迄は大妖怪クラスの力を持っておりとても恐れられておったのじゃ、しかし博麗の巫女が封印術式を組み込んだリボンを頭に着けた事でなんとか封印する事ができたのじゃ・・・)

 

俺は目の前に居るルーミアの頭を確認する。案の定リボンは外れていた。

 

(で、どうすればいい?)

 

(封印するか、倒すしかなかろう)

 

(了解)

 

「はぁああああ!!」

 

ルーミアは大剣を俺に向けて叩き付けてきた。俺はそれをレーヴァテインで受け止める。ガキィン!と剣と剣がぶつかり火花を起こす。そしてルーミアはその場から飛びのくと手を前に突出し・・・

 

「夜符「ナイトバード」!」

 

左右に円弧状に青色の弾幕をばらまいた。

 

「禁弾「スターボウブレイク」!」

 

俺は魔法陣を展開し、虹色の魔力弾をぶつけ相殺した。

 

「お次はこれよ、闇符「ダークサイドオブザムーン」!」

 

ルーミアの姿が闇に隠れその闇の中から赤弾が拡散し、一瞬だけ姿を現して全方位に黄色弾を放ってきた。

 

「てやァァァァ!!」

 

俺は向かってくる黄色弾をレーヴァテインで弾き落す、そして全て落し終わり闇から出てきたルーミアの一瞬の隙を逃さなかった。

 

「仕込みは既に完了してある、これで終わりだッ!!」

 

「禁閃『スパーク・コンフューズ』!!」

 

レーヴァテインを回転させ刀身の部分にマスタースパークを撃つ(当てる)ことでマスパを拡散させた。

 

拡散したマスタースパークがルーミアに直撃し、爆風が起こる。煙が晴れるとルーミアは倒れており起き上がってくる事は無かった。

 

「ふぅ・・・勝利」

 

ほおっておく訳にも行かないし・・・仕方ない、起きる迄待っていますか・・・

 

 

~三十分後~

 

 

「ん・・・ここは・・・」

 

「目が覚めたか」

 

「お前はッ!!ッ・・・」

 

「ほら、まだ傷が完全に治ってないんだから、動くんじゃないよ。まぁやったのは俺だけど」

 

あれから少ししてルーミアが起きた。俺が居る事に気づき身構えたが、傷が完全に完治している訳が無くまた倒れ込んだ。

 

「ほら、腹減っているならこれ食いな」

 

俺がそう言って出したのはバスケットだった。因みに中にはサンドイッチが入っている、なぜ持っているのかの理由だが、もし抜け出した時の為に軽食用として作っておいたのだ。

 

「いいの・・・?」

 

「ああ、また人襲うならあげないけどな」

 

俺がそう言うとルーミアはバスケットからサンドイッチを出して食べ始めた。次第にルーミアの目尻に涙が溜まっていった。

 

「どうした、味付けとか好みじゃなかったか?」

 

「こんな美味しい物食べた事ない・・・からッ・・・うれ、しくて・・・」

 

「そうか、まだまだあるから沢山食べな」

 

そう言うとルーミアは凄い勢いでサンドイッチを食べ始めた。よほど腹が減っていたんだな・・・

 

 

 

~食事中~

 

 

 

「ご馳走様・・・」

 

「はい、お粗末様」

 

中に入っていたサンドイッチは全部ルーミアがたいらげた。そして残ったバスケットを駄神の空間に転送していると急にルーミアが話掛けてきた。

 

「あの・・・有難う、ご馳走してくれて・・・」

 

「別にいいよ、後さっき襲った子に謝っておきな。それができるならまた美味しい物食べさせてやるから・・・」

 

「分かったわ、さっき襲った子には後で謝っておくわ」

 

「よしよし、偉い偉い」

 

俺はついルーミアの頭を撫ででしまった。

 

「ちょっ、頭を撫でないでよ・・・///」

 

「そうか、ならやめるか?」

 

「もう少し続けて・・・」

 

「ハイハイ」

 

そんな感じで十分程ルーミアの頭を撫で続けた。そして撫でていた手を頭から離すと「あっ・・・」と名残惜しそうな声が聞こえた気がするが気のせいだろう。

 

「じゃあ俺は行くからな」

 

「貴方、名前は?」

 

「俺はフランドール・スカーレット。紅魔館の主であるレミリア姉さんの弟だ」

 

「私はルーミア、人喰い妖怪よ」

 

「そうか、じゃあなルーミア」

 

そして俺はその場から飛び立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EXルーミアside

 

 

 

 

「結構カッコよかったわね・・・って何言ってるの私は///」

 

フランが去った後、私はさっき撫でられた頭を自分で触ってさっきの事を思い出していた。

 

温かったな・・・そうだ、いい事思いついた。

 

「ふふ、私を堕としたからには責任とって貰わないとね・・・///」

 

そしてルーミアはある計画を建て、それを実行するのだが、それがフランのSAM値をガリガリ削る事になるとはまだ誰も知る由もなかった・・・

 

 

 

 

 

 

EXルーミアsideEND

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(またフラグを建ておって、この天然フラグメーカーが・・・(怒))

 

(は?いや何の事だ?)

 

(いい加減に気づけやァ!!)

 

そんなやり取りをしながら俺は現在アリスの家迄飛んでいた。

 

暫くすると白い洋風の造りの家、アリスの家が見え俺はそこへ降りた。

 

ドアの前に分身がおり、俺が来るのをずっと待っていたようだった。

 

「アリスの容体は?」

 

「ドラクエのべホマを使って完全に回復したから大丈夫かと・・・ただ普段からあまり寝てないのか意識がまだ戻っていません」

 

てか、分身お前べホマ使えたのかよ・・・今度爺に教えて貰うか・・・

 

「そうか、急に呼び出してすまなかったな。後はゆっくり休んでくれ」

 

「はい、それでは」

 

分身の体が粒子になり、俺の中に戻った。

 

家の中に入るとさっき分身と一緒に離脱した上海が俺を見つけ、飛んできた。

 

「ブジデヨカッター」

 

「有難な、それよりアリスは?」

 

「コッチダヨー」

 

 

 

~移動中~

 

 

 

俺はアリスの寝室でアリスの状態を確認していた。魔力の消費と妖力のダメージは分身が直したようだが、普段から余り寝てない事もありとっさに対応できず、襲われてしまったのだろう。

 

「うん・・・単に寝不足のようだな・・・よしあれを作りますか・・・」

 

「上海、ちょっと台所使わせて貰いたいけど・・・いいかな?」

 

「イイヨー」

 

「有難う」

 

 

 

 

 

~弟様調理中~

 

 

 

 

 

 

「ん・・・ここは・・・」

 

俺が料理し終わって部屋に戻って来ると、丁度アリスの意識が戻ったようで目が覚めていた。

 

「大丈夫か?」

 

「ッ誰!?」

 

「上海に頼まれてとっさに君を助けただけさ・・・」

 

「そうなの、上海?」

 

「ソウダヨーアリスブジデヨカッター」

 

上海はそう言ってアリスに抱き着いた、アリスは胸で泣いている上海の頭を撫でながらお礼を言ってきた。

 

「有難う、助けてくれて・・・」

 

「別に偶々あそこに居たからな。それよりほら飲みな」

 

俺がそう言ってアリスに差し出したのはハーブティーだ。

 

「君、普段から余り寝てないだろ・・・容体を確認した時それが分かってね。それ飲んで少し休みな」

 

「・・・分かったわ。そう言えば名前を言ってなかったわね、私はアリス・マーガトロイド。魔法使いよ」

 

「俺はフランドール・スカーレット。紅魔館の主であるレミリア姉さんの弟だ、宜しく」

 

その後、アリスは俺が作ったハーブティーを飲んでそのままグッスリ寝てしまった。

 

その後は、上海が連れてきた蓬莱という人形と少し遊んであげた、そして上海と蓬莱にアリスの優しい所や凄い頑張り屋で家族思いな所などアリスの事を少し教えて貰ったりした。

 

 

「よし、そろそろ行くか・・・」

 

「シャンハーイ、モウイッチャウノー?」

 

「ホーラーイ、モウスコシイテモイイノニー・・・」

 

「うん、でもそろそろ行かないとアリスの体に障ってしまうからな。大丈夫また来るから」

 

俺はそう言って引き止めてくる上海と蓬莱の頭を撫でそう言った。

 

「じゃあな、上海、蓬莱!!」

 

「「マタネー」」

 

そして俺はアリスの家を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリスside

 

 

「ん・・・寝ちゃってたか・・・」

 

「アリス、ダイジョウブー?」

 

「もう大丈夫、すっかり元気になったから」

 

それにしても香霖堂に行こうとしていた時に襲われるなんて・・・完全に油断していた。

 

上海が助けを呼んでくれなかったら今頃私は死んでいただろう。

 

「アリース、フランノコトドウオモッテルノー?」

 

「え?そ、それは・・・///」

 

急に蓬莱がそんな質問をしてきたので私は言葉が出なくなってしまった。

 

どう思っているかって・・・彼は私を助けてくれたし、私の傷を治してくれたし、私の体の事も気ずかってくれて・・・私のピンチを助けてくれた・・・

 

「私だけの王子様よ・・・///」

 

今度、家に招いて今日のお礼をしなくちゃね・・・///

 

「「アリスニハルガキタネー」」

 

そんな感じでまた一つフラグが建った・・・

 

 

 

アリスsideEND

 

 

 

 

 

 

 

 




龍夜「ハァ・・・ハァ・・・疲れた・・・」

レン「こんな字数になるなら分割すればよかったじゃないか・・・」

龍夜「いや、切るタイミングが分からないから纏めたんだよ。それよりフランは?」

フラン(極夜)「また・・・建って・・・しまった・・・orz」

レン「あそこで落ち込んでるぞ」

龍夜「アハハ・・・そんな訳で今回もこんな駄文を見てくれて有難うございます」

龍夜&レン「「それではまた次回お会いしましょう」」






龍夜「まぁ元気だせよ・・・」

フラン(極夜)「お前がまたフラグ建てるような話書くからいけないんだろうがァ!!」

龍夜「グベラァ!!」





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