セシリア・オルコットは転生者である   作:銭湯妖精 島風

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約2ヶ月ぶりな為、変かもしれませんが、お許し頂けたら幸いです


第9話

 

 

 

午前中の授業が終わり昼休みになったので席から立ち箒へ声をかける

 

 

「箒さん、織斑さんを訪ねませんか?」

 

「ん?すまない、実は部活の所用で職員室へ行かないと行けないんだ。一夏の所へは、また今度だ すまない」

 

そう言い箒は申し訳なさそうな表情をして席を立ち教室を出て行った

 

 

まぁ仕方ないか、と考えて一夏の所へは放課後か日を改める事にしよう と決め、学食へ向かう為に教室を出ると鈴が腕を組んで仁王立ちしていて私と目が合い認識した瞬間

 

「待ってたわよ、アンタ」

 

ビシッと効果音がつきそうな挙動で私を指差して言う

 

「私に何のご用ですか?凰 鈴音さん」

 

少し失礼な態度とは感じたが、英国淑女たるもの多少の事で腹を立ててはいけないので、いつもの様に訪ねてみる

 

「色々とアンタには聞きたい事があるのよ、ちょっと付き合ってくれないかしら?」

 

原作同様、勝ち気な態度で私に言う鈴の言葉に頷き

 

「そうですか、なら昼食を共にしましょう。質疑は食事をしながら、如何ですか?」

 

「そうね、そうしましょう」

 

私の提案に鈴は頷き私達は学食へ向かい、各々適当な昼食を購入して学食の隅側の席に向き合って座る

 

「では改めて自己紹介から、私はイギリス代表候補生のセシリア・オルコットと申します。1年1組クラス代表補佐 兼 代表代行ですわ」

 

自己紹介をし軽く頭を下げて洋食ランチを少量ずつ食べ始める

 

「私は中国代表候補生 凰 鈴音よ、気軽に鈴って呼んでちょうだい?とりあえず1年2組のクラス代表をする事にしたわ」

 

鈴も私に習い自己紹介をしてから中華そばを食べ始め

 

「今からアンタに色々聞くから、出来るだけ答えてね?」

 

「分かりましたわ」

 

私の予想通りなら機密に関する質問は、ほぼほぼ無いはずなので彼女に頷く

 

「まず・・・この学園に一夏、織斑一夏は居るのよね?」

 

「はい、居ます。間違いなく」

 

鈴の質問に頷いて答えると、鈴は怪訝な表情をして

 

「具体的には、どこにいるのよ?」

 

「それは学生寮の自室 又は 人気の少ない空き部屋 若しくは保健室ですわ」

 

私の言葉を聞き鈴は更に怪訝な表情になり、首を傾げて

 

「なんで一夏は教室に居ないのよ、アイツが特例だから?」

 

中華そばのスープを飲み干して完食し、お冷を飲みながら鈴は訪ねてくる

 

「彼が登校していないのは、彼が特例 故に慈悲を欠いた行いの結果、精神が不安定になってしまって登校・・・いえ、日常生活がマトモに送れない状態だからです。彼は この様な場所に来たくは無かった筈ですわ」

 

私も完食し、お冷を飲んでから彼女に答え

 

「故に私が1組のクラス代表代行をしていますわ、今は大分落ち着いて来ている様ではありますが・・・」

 

そこまで言い彼女の顔をチラッと見ると爪を噛みそうな表情をしていた

 

「・・・そう、色々分かったわ。ありがとうセシリア」

 

「・・・いえ、お気になさらず」

 

軽く怒りを孕ませた声色の鈴に そう言い、もう一口お冷を飲む

 

「今から・・・は時間の関係で難しいですが、放課後や休日にならば彼に面会する事も可能だと思います」

 

「そう・・・分かったわセシリア、アンタには借りが出来たわね。このお礼は、いつか精神的に」

 

そう言い鈴はドンブリなどが乗ったトレーを持って返却口へ去って行った

 

「・・・これで彼の気が紛れて事態が好転してくれると良いのですが」

 

 

正直、彼の精神安定を図るつもりで鈴をけしかけてみたが、恋路に関しては私は箒を応援する事にしているので、鈴をけしかけた事を少しだけ後悔している

 

 

とりあえず、一夏の事ばかりに気を回している訳にも行かない。クラス代表戦まで日が余り無いし、恐らく試合中に乱入が有る

 

出来る限りの準備をしておかないと、最悪死ぬ可能性もあるのだから

 

 

 

 






おまたせいたしました、本日より不定期になりますが再び執筆を再開いたします


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