アルザーノ帝国魔術学院自爆テロ未遂事件終息後・・・システィーナとグレンは帝国上層部からルミアの素性が明かされた。ルミアが異能者であること、その異能のせいで王宮から追放された王女であることを知らされた。
かといって、それでシスティーナの態度が変わったかといえばそんなことはなく。以前と同じように姉妹同然の親友として一緒に居てくれている。ルミアにとってそれは言葉では表せないくらい嬉しかった。
今ルミアとシスティーナは家で絶賛料理の練習中である。システィーナはグレンに恩返しをする為料理を習っているのだが・・・やはり慣れていないせいで両手の指は絆創膏だらけである。それはルミアも同じであり、不器用と自覚しているだけに心なしかシスティーナより絆創膏の数が多い。
「それにしても、ルミアまで料理教えてほしいなんて言うとは思わなかったわ・・・」
「そ、そうかな・・・」
「で、誰に渡すの?やっぱりグレン先生?」
システィーナは恋敵がいると思っているのだろう。
「うーん、グレン先生もそうなんだけどもう一人いるんだ。」
「え!?・・・ルミアまさか好きな人でもできたの?」
「ち、違うよ!?・・・でももう一人の人は名前も知らないんだけどね・・・」
ルミアは顔を赤面させながら答えた、それと同時にその答えを聞いたシスティーナは首を傾げた。
「名前も知らない人にあげるの?」
「うん、恩人だもん!」
満面の笑みで答えたルミアにシスティーナも微笑む。
「そっか」
そう言った直後、ルミアの作ったサンドイッチが崩れたのだ。
「ああ!」
「上手くいってたのに残念だったわね・・・」
システィママがそう言うがルミアはめげずに
「もう1回やってもいいですか?」
と聞き、システィママが
「ええ、勿論よ。」
と答え、システィーナも負けじと頑張っていたのだった・・・
アレスは今テロリスト事件の際学院にいたほぼ全員から可愛そうな子を見る目で見られていた。なぜそうなったかというと時は少し前に遡る。
「おい、アレスお前ってさテロリスト事件の時なにしてたんだ?」
カッシュにそう聞かれ、アルスは少し恥ずかしそうにしながら
「気分が優れなくて、トイレで吐いてたんだけど・・・テロリストに見つかってトイレで【スペル・シール】で縛られてた。」
と答えたのだが、カッシュに滅茶苦茶笑われた。そして今に至るというわけなのだが、カッシュ・・・帰る時背後に気を付けろよ・・・と心の中で脅しているのであった。
後日談と意気込んで書いたはいいものの。料理の風景を描くくらいしか思いつきませんでした。まあ30分で書いたものなので許してください、お願いしますなんでもしますから(何でもするとは言ってない)