幻想郷で旅立つ黒の剣士   作:エーン

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幻想郷に来た

本編は下です


2話 キリトは森のなかで家をみつける

キリト「うぅ・・・寒いなぁ・・・」

 

森・・・なのは確かだろうけど、雪が地面を埋めていた。

 

木も枯れていて、俺はその雪道を踏みながら歩み続けている。

気温ももちろん低く、俺は今の装備では薄着だと今わかった。

 

そんな雪道を迷いながら俺は進んでいく。

 

キリト「何かないのかなぁ・・・ていうか・・・」

 

俺のHPが、確実に減っている。

なぜだろうか、俺のステータスに毒マークが表示されていた。

 

そういえば、こんな雪の中でもキノコは生えているんだなと思う。

キノコを遠くから見るが、色がえげつない。

なんかカラフル・・・というか光っている?胞子も舞っているのが目で確認できるほど光っている。

 

寒い道を歩み始めて早5分。

 

HPも自分の持っているポーションを持って回復している中・・・。

 

俺はある一つの小屋を見つけた。

小屋というか立派な家だ。

 

キリト「だれかいるかな・・・行ってみるか・・・」

 

洋風の木造建築。

 

入り口であろうゲートをくぐり、俺はその家の敷地内に入った。

 

いつのまにか、俺の毒マークも消えた。

 

あの毒は一体・・。

 

俺は家の前の玄関前にくる。

きっと誰かいると信じて、ノックをする。

 

3回。

 

すると、向こうから歩いてくる音が聞こえる。すると、その足音の本人が玄関を開けた。

 

???「はーい」

 

キリト「あ、どうも・・・」

 

扉を開けてきた人は、髪が黄色く、短髪なヘアスタイル。

赤いカチューシャを付けている。

服はふわりとした青い服と上は白い服。

 

???「あなた・・・見ない顔ね」

 

キリト「あ・・・はい、この世界の人じゃないので・・・」

 

???「恰好も見たことないし・・・もしかして外来人?」

 

キリト「外来人?」

 

???「別世界からこの世界、〈幻想郷〉に来た人のことを言うの」

 

キリト「そういうことか、なら俺は外来人だ」

 

???「やっぱり、ならあなたはこの周りを知らないわよね?」

 

キリト「そうなんだ・・・だから少し周りを教えてくれないか?」

 

???「そうね、じゃあ入って」

 

キリト「ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「そこに座って」

 

キリト「失礼する」

 

周りを見ると、裁縫をやっていたのか、布や糸が綺麗に置かれている。

 

アリス「まず名乗らないとね、私は〈アリス・マーガトロイド〉。気楽にアリスと呼んでもらって構わないわ」

 

キリト「アリス・・・」

 

不意に、俺の脳には、〈アリス・ツーベルク〉が思いだされた。

整合騎士アリス・シンセシス・サーティ。

黄色の髪は似ている。しかし口調、格好は違う。

別人だと確信し、俺が名乗る。

 

キリト「俺の名前は〈キリト〉だ。キリトって呼んでくれ」

 

アリス「キリト・・・わかったわ。それでキリト・・・どこから来たの?」

 

キリト「えっと・・・俺は〈ソードアート・オリジン〉というゲームの〈アイングラウンド〉から来た」

 

アリス「ゲーム・・・アイングラウンド・・・?」

 

キリト「わからないよな・・・けど、まず俺はその〈ソードアート・オリジン〉から来たっていうことだけ覚えればいいよ」

 

アリス「わかったわ。そして・・・キリトってこの森を抜けてきたの?」

 

キリト「そうだな・・・森のある場所に召喚されてそこからここまで迷いながら来た・・・っていう感じかな」

 

アリス「召喚?誰がやったの?」

 

キリト「あぁ、それは〈八雲紫〉っていう女がしたんだ。俺はその紫によって、ここに呼ばれたって感じかな」

 

アリス「なるほどね・・・って、え!?」

 

キリト「ん?」

 

アリス「あなた・・・この森を迷いながらっていったわよね?」

 

キリト「?あぁ」

 

アリス「体調は?大丈夫?気持ち悪くない?」

 

焦った表情で俺を心配する。

別に俺はなんともない・・・ん?待てよ?

俺はここに来るまで毒をもちながら来たんだ・・・。

 

キリト「えっと・・・俺はHPっていうのがあって。そのHPは俺の体力を示すんだけど・・・そのHPが毒によって減らされたんだけど・・・」

 

アリス「HP・・・あなたの体力はそのHPっていうのね?」

 

キリト「あぁ」

 

アリス「毒っていうのは・・・きっとこの〈魔法の森〉のキノコや植物の出す胞子のせいよ・・・」

 

キリト「そういうことだったのか」

 

だから俺は解毒ポーションを飲んでも効かなかったわけだ。

 

キリト「けど安心して、俺はなんともないよ」

 

アリス「よ、よかったぁ」

 

安心して椅子に座りなおす。

 

キリト「それで・・・俺はこれからどうすればいいのか・・・」

 

アリス「紫になんて言われたの?」

 

キリト「えっと・・・〈異変解決〉をしてほしいって・・・」

 

アリス「なるほどね・・・ならまずは博麗神社にいくべきだと思うわ」

 

キリト「博麗神社?」

 

アリス「博麗の巫女がいるわ。きっと助けてもらえるだろうし・・・まぁ少しめんどくさがりな人なんだけどね」

 

キリト「そうなのか・・・」

 

博麗の巫女・・・。

俺はまずその女に会うべきだと説明された。

なら俺より幻想郷を詳しい人の言うことは聞くべきだろう。

 

キリト「わかった。ありがとうアリス。んで・・・そこまでどうやって行けばいいのか俺はわからないんだけど・・・」

 

アリス「えっと・・・そうね、道なら私が知っているわ、私が一緒に同行して教えてあげるわ」

 

キリト「本当か?何から何までありがとうな」

 

俺はペコっとお辞儀をする。

 

アリス「頭を下げるほどのことでもないわよ、顔を上げて?」

 

キリト「あはは・・・」

 

アリス「じゃあ、私は防寒具を着るけど・・・あなたは?」

 

キリト「この格好でいくよ」

 

アリス「寒くない?」

 

キリト「大丈夫だよ、鍛え方がちがうからな」

 

アリス「そ、そう。わかったわ、じゃあちょっと待っててね」

 

すると、アリスは防寒具を着て、準備を完了させた。

 

アリス「じゃあ、行きましょ?」

 

キリト「わかった」

 

一緒にその家を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリス「この道は胞子がただよってないから、安心して進めるわ」

 

キリト「へぇ~さすが、知っているんだな」

 

アリス「この先にあるわ」

 

キリト「案外遠くないんだな」

 

すると、横から、複数の足音と思われる音が聞こえてくる。

 

キリト「なんだ!?」

 

アリス「っ!」

 

そして、その足音をした奴は、俺たちの前に現れた。

 

8本の足をもっており、顔が前についていて、後ろには大きな腹。

 

キリト「く・・・蜘蛛!?」

 

アリス「こんなところに妖怪が・・・」

 

キリト「アリス・・・簡単にはここを通してくれないみたいだぞ・・・」

 

アリス「そうね・・・(どうしてこの人はこんなに冷静なのかしら・・・)」

 

キリト「・・・攻撃は多分・・・あの前足2本と口。掴まれたら終わりだな・・・足を切断させて、行動をとらせないようにしよう」

 

アリス「・・・随分と戦闘慣れしているわね」

 

キリト「俺の元居た世界はこういう敵がいたからな・・・」

 

アリス「そういうことね・・・」

 

 

俺は鞘から〈アニールブレード〉を抜き放つ。

 

しっかり柄をにぎる。

 

アリス「キリト・・・悪いんだけど・・・私戦闘できる物をもっていないの・・・。でると思っていなかったの・・・。だから、私ができるのは私の能力である糸をつかって蜘蛛を足止めすることくらいしかできないわ・・・」

 

キリト「そっか、それだけで十分だ。俺が足を切断していくから、俺のバックアップよろしくな」

 

アリス「わかったわ」

 

キリト「じゃあ、行くぞ!」

 

アリス「ええ!」

 

俺は、雪の地面を思い切り蹴って、大蜘蛛に戦闘をしかけた。

 

 




見ていただきありがとうございました。
この作品は〈東方万華鏡〉の話を使っているので、今雪景色な理由もわかるとおもいます。

キリトには能力は・・・存在したほうがいいんですかね?
自分は一応能力・・・というか後半に出てくることにしています。

なのでキリトは一応ですが能力を持っているということで。後半に能力はでますので(;^ω^)

キリトは片手剣のみです。
HPはわかりやすく50000/50000です。

武器はアニールブレード
装備はブラックウィングコート

ホロウ・リアリゼーションと同じですね。

これからもよろしくお願いします☆

評価、感想、励みになるのでよろしくお願いします☆

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