幻想郷で旅立つ黒の剣士   作:エーン
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霊夢と出会う

本編は下です










この話は〈幻想万華鏡〉の話をかなり使って作っています。


4話 キリトは魔理沙と戦う

霊夢「んで・・・連れてこられたんでしょ?おそらく紫ね?」

 

キリト「あぁ・・・よくわかったな」

 

霊夢「私と紫は知り合いだからね。かなりのね」

 

アリス「私はあんまり話してないわね。けど一応知っているわよ」

 

キリト「紫はかなりの有名人なわけだな」

 

霊夢「そりゃそうよ。この世界を創生した人だからね」

 

キリト「創生!?・・・すごいな・・・」

 

アリス「この幻想郷を作った人が、助けを求めてるなんてね」

 

キリト「あぁ、そうなんだよ。霊夢、俺は紫に〈異変解決〉の件で来たんだ。俺に手伝ってほしいと言われてな」

 

霊夢「異変解決・・・ね・・・。これまで異変解決は私がほとんどやってきたわ。妖怪のいたずらが多かったけど。けど紫が外来人に頼むとはかなりのことってことね」

 

キリト「俺は何の能力も持っていないのに・・・できるのか・・・」

 

深く俺はうつむいた。

 

霊夢「・・・それは、あなた次第ね。あなたが頑張れば、救われる。頑張らなかったら、救われない。そういうことよ」

 

アリス「キリトには能力はないのね、けど立派な剣技を見せてもらったけど・・・」

 

霊夢「剣技?」

 

キリト「あぁ・・・俺背中に剣を背負っているだろ?これで戦っているんだが・・・まぁ適当に振っているんじゃないぞ。俺はしっかり剣技を使っているんだ」

 

霊夢「へぇ・・・そんな細い剣一本で戦えるのね。・・・アリス、あんたさっき立派な剣技を見せてもらったって言ってたけど・・・」

 

アリス「あぁ、それはさっき〈魔法の森〉で遭遇した大蜘蛛と戦ったのよ。その時一緒に戦ってたんだけど・・・けどすごかったわよ」

 

霊夢「大蜘蛛・・・あの凶暴な妖怪ね?けど・・・二人だけでよく倒せたわね。私でも数分はかかるけど」

 

アリス「だから、キリトの剣技がすごかったのよ」

 

キリト「あ、あははは・・・」

 

霊夢「ふーん、それは見てみたいものね」

 

などと俺たちが座って話していた時だ。

突然後ろの襖が開かれた。

 

???「よぉ!霊夢!氷の妖怪を捕まえてきたぜ!」

 

開いたところにいたのは、黒いとんがり帽子をかぶり、金髪のロングヘアー。服は白黒のゴスロリというのか。そのようなふわりとした服を着ている女の人がいた。

 

そして、手であるひとを捕まえていた。

 

???「はーなーせー!!」

 

叫んだのは水色の短髪の少女。背中にはなにか氷のような羽のようなものが生えており、ふんわりとした格好だ。

とても幼げに見える。

 

霊夢「魔理沙・・・寒いから早く締めて」

 

魔理沙「ぬぐ!?ぬぬぬぬぬ・・・」

 

アリス「まだ探っていたのね」

 

魔理沙「そうだぜ!まだ探しているんだ!絶対に怪しいからな!・・・ん?そこにいる男は?」

 

霊夢「あぁ、さっき来た外来人よ」

 

キリト「名前はキリトだ。剣士をやっている」

 

魔理沙「私は〈霧雨魔理沙〉!普通の魔法使いだ!」

 

キリト「魔法使いなんているんだな・・・」

 

???「はーなーせー!」

 

キリト「・・・そいつは?」

 

魔理沙「あぁ、そうだった。霊夢!ほら、氷の妖精だ!いい加減これは異変だと認めろ!見てみろこの雪景色!もう春なのに、いつまでも雪ってのはおかしいぞ!」

 

霊夢「今年は春が遅いってだけ」

 

キリト「・・・異変?」

 

魔理沙「おっ!?信じてくれるのか!キリト、これはどう見ても異変だぞ!だってもう4月なのにまだ雪だ!絶対どこかにこの異変の主犯がいるはずだ!」

 

キリト「まぁ・・・4月なのまだ雪ってのは俺のいた世界ではほとんどないなぁ」

 

魔理沙「だろ!?だから異変解決だ!霊夢!」

 

霊夢「はぁ・・・」

 

キリト「まぁ俺はこの世界に異変解決として呼ばれたからな・・・。霊夢、異変かどうかはともかく、まずは確かめてみないか?」

 

霊夢「うーん・・・」

 

不機嫌そうに悩んでいる。

すると、魔理沙から声がかかる。

 

魔理沙「キリトってこの世界に連れてこられたのか?異変解決として?なら手伝ってくれるのか?」

 

キリト「あぁ、俺も異変解決を手伝うさ」

 

魔理沙「そうかそうか!」

 

ばぁっと手を離した。

 

???「わぁーー!」

 

雪の庭に妖精が落ちた。

 

魔理沙「けど・・・戦えるんだろうけど、実力をしりたいぜ・・・」

 

すると魔理沙から案が出された。

 

魔理沙「キリト!私と戦おうぜ!」

 

キリト「えっ?」

 

俺は唐突の意見に声を上げた。

 

魔理沙「異変解決のために来たとは言え、実力がどれほどのものか知りたいんだぜ!少し私と戦おうぜ!」

 

霊夢「そうね、私もキリトの実力を知りたいわね。剣技というものも見てみたいしね」

 

アリス「・・・いいの?キリトは」

 

キリト「・・・まぁ、実力をまず示さないとだめだよな。わかった、戦うよ」

 

魔理沙「よかったぜ!じゃあこっち来てくれ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺と魔理沙は家からだいぶ離れたある空き地に来た。

周りになにもなく、かなり広い場所である。

 

魔理沙「ルールはどちらかが参ったと言ったら負け。武器は・・・キリトは剣か?」

 

キリト「あぁ、魔理沙は魔法を使うんだろ?」

 

魔理沙「そうだぜ。じゃあアリスと霊夢はなにもしてこないでくれよ?」

 

霊夢「わかっているわよー」

 

アリス「わかってるわ」

 

魔理沙「始まりの合図は霊夢が出してくれ」

 

霊夢「わかったわ」

 

魔理沙「じゃあ、戦おうぜ!」

 

キリト「あぁ」

 

そういうと、俺と魔理沙は10メートルほど離れる。

 

魔理沙は手放していた(ほうき)を遠隔操作で手に戻らせ、握った。

 

俺はアニールブレードの柄をしっかり握り、鞘から剣を抜き放つ。

 

キリト(・・・魔法使い・・・恐らく箒で飛ぶだろう・・・攻撃はどんなのがあるんだ・・・)

 

魔理沙(剣士・・・剣を使う技か・・・なら遠距離が有利かな)

 

しっかりにらみ合い、霊夢が合図をだす。

 

霊夢「それでは・・・はじめっ!」

 

張った声が響いた刹那。

 

魔理沙は箒をまたぎ、上空を少しとび攻撃をしかける。

 

キリト「やっぱり飛ぶか」

 

俺は腰を落とす。

左手を少し前にだし、攻撃に備える。

 

魔理沙「来ないのならこっちからいくぜ!」

 

すると魔理沙の周りに缶のようなものが数個舞う。

 

あれは!?

 

魔理沙「くらえ!」

 

その舞った缶は次々と破裂し、緑色の弾となって俺に向かって飛んできた。

正確に俺に狙ってくる。

 

魔理沙「どうだ!」

 

キリト「・・・」

 

霊夢「あんな複数の弾、剣だけでどうすんのよ」

 

アリス「・・・わからないわ」

 

キリト(・・・弾の速度はあまり早くない。それぞれの弾をしっかり見て・・・)

 

目を見開き、しっかり握る。

 

そしてある剣技の構えをとる。肩に乗せて剣技の溜まる音がわかる。

 

そして、緑色の弾が数メートルになった時、右上から左下へ剣を振り下ろす。そしてその剣が切ったものは、緑色の弾だった。

 

魔理沙「なっ!」

 

キリト「まだだ・・・」

 

キン!キン!キン!

 

次々の弾をしっかり剣を当てて一発も俺の体に触れさせない。

右、左、下、上、右上、左下、さまざな方向からの弾をそれに対応した動きで弾を切り倒していく。

 

霊夢「あれが・・・剣技・・・?」

 

アリス「えぇ、そうよ」

 

霊夢が眼を見開く。

 

霊夢「とてもはやい動きね・・・剣一本で複数の弾を確実に・・・」

 

キリト「ハァッ!セェア!フッ!」

 

水色のライトエフェクトが残像にして残る。

 

そして複数来た緑の弾は、すべて俺によって切られた。

 

アインクラッド流 七連撃〈デットリー・シンズ〉

 

魔理沙は驚きのあまり、地面に立った。

 

魔理沙「何者なんだ・・・?」

 

キリト「・・・」

 

俺は、剣技を終えたあとも体を休ませることはない。

思い切り雪の地面をけり、音速といわんばかりの速度で魔理沙の真正面に向かって剣を構える。

 

魔理沙「はやっ!?」

 

咄嗟に箒を構えた。

しかしそれもキリトの剣で即座にはじき返された。

 

箒が魔理沙の後に吹っ飛んだ。

 

そして俺は首の位置に剣を添えた。

 

SAOの頃、俺がロザリアという赤髪のギルドリーダーにやった体勢だ。

 

キリト「俺は人を傷つけたくはないからな。参ったって言ってくれるか?」

 

魔理沙「おう////ま、参った・・・」

 

沈黙がそこに広がった。

 

霊夢「しょ・・・勝者・・・キリト」

 

しばらくして霊夢が試合の終了合図をだした。

 

俺は剣を鞘に納めた。

 




戦闘でキリト勝ちました☆

次回もご期待ください☆

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