幻想郷で旅立つ黒の剣士   作:エーン

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魂魄妖夢と出会う

本編は下です


6話 キリトは冥界で戦う

俺と妖夢は地を蹴って一気に距離が迫る。

 

キリト「ハァッ!!」

 

右上からの振り下ろし。

しかし、あっさり妖夢の刀で塞がれる。

 

妖夢は俺の剣を一気にはじき替えると、俺はのけぞり、そこを妖夢はつく。

 

キリト「くっ・・・」

 

妖夢「セアァッ!」

 

横に一気に振るう。

俺は、はじき返された剣をしっかり握り、剣技の構えをとる。

 

横から来た妖夢の刀を赤く光る刀身で右下へ振り、一気にはじく。

アインクラッド流 一連撃〈スラント〉

 

妖夢「うっ!やりますね」

 

キリト「まだまだ!」

 

妖夢「なら、これはどうでしょう!」

 

刀を腰に回し、一気に横に振るうと、妖夢の後から青色の数十個の弾幕が俺に向かって飛んでくる。

 

キリト「うわっ!?」

 

俺はその場から一気に横に走り、弾幕を避けていく。

 

キリト(この世界の人は誰でも弾幕をうてるのか!?」

 

妖夢「逃げてばかりではいけませんよ!」

 

キリト「わかってるさ!」

 

弾幕をすべて避けきることに成功した俺は、一気に足に力をこめ妖夢に向かって突進する。

 

キリト「うぉぉおおお!」

 

俺は一気に地を飛び、上から妖夢に向かって地と垂直に振り下ろす。

戦闘技術〈兜割〉だ。

 

しかし、そこで俺は予期せぬことが起きる。

なんと、妖夢が俺の剣をブロックしたのはわかるが、刀一本ではない。

 

〈二刀流〉だったのだ。

 

現在、妖夢は俺の攻撃から〈クロスブロック〉で防いでいるのだ。

 

キリト「なっ!?二刀流!?」

 

妖夢「甘く見すぎていましたね、私も本気を出します」

 

カキンッ!俺の剣を迎撃する。

 

俺ははじき返されたからだを前傾姿勢に戻しているとき、すでに妖夢は俺の目の前に来ていた。

 

妖夢「セァアッ!」

 

キリト「くっ!?」

 

刀二本の連続攻撃を行ってくる。

 

俺は咄嗟に剣を横に構え、二本の刀を防ぐ。

 

そして俺は一気に後に下がる。

妖夢との距離をとる。

 

キリト「はぁ・・・はぁ・・・二刀流とは驚かしてくれるな・・・」

 

妖夢「私はもともと二刀流です。あなたは片手剣一本のようですが、刀を二本同時に扱う私に勝てると思っているのですか?」

 

キリト「・・・わからないだろ?俺も・・・いや、今は話さなくていいな。戦闘再開だ」

 

俺は柄を握りなおす。

相手が二刀流なのは正直驚かされたが、なにも慌てる必要はない。

 

・・・俺も、昔は・・・二刀流だったんだ。

 

俺も二刀流には慣れている。

 

なら、俺はそれなりの対処を知っている。・・・昔の俺はいなくとも、知恵はある。

もう手加減はしない!

 

妖夢「では、参ります」

 

キリト「来い」

 

妖夢「・・・行きます!」

 

一気に突っ込んでくる。

刀二本を持ちながら。

 

妖夢(動かない?負けを認めてるの?なら切り倒す)

 

キリト「・・・」

 

距離はもう3メル。

 

妖夢が眼を見開き、一気に上から刀二本で斬撃する。

 

しかし。

 

キリト「・・・ハァッ!!」

 

妖夢「!?」

 

一気に振り上げ、刀二本を勢いよくはじき返す。

そして、そのすきを見逃さず、俺は剣技を行う。

 

水色に光りだした剣は、たちまちその光が増していく。

 

妖夢(剣が・・・光っている!?)

 

キリト「うぉぉおおおおお!!!」

 

俺は思い切り、横に切り、そのあと下から上へ切り上げると同時に上に飛び、一回転空中で横に回りながら妖夢の背中に回り込み、空中から下へ切り下ろす。

 

俺は妖夢に背中を見せる体勢になっている。

 

妖夢「ぐっ!!!」

 

妖夢俺の頭を横切りで切ろうとするが、その動きは俺は読めており、しゃがむ。

まだ剣は光ったまま。

 

最後にしゃがんだ状態から徐々に体勢を立てなおし、最後に妖夢の腹を横へ振り切る。

 

そして、妖夢から水色の線がバシッと出される。

それは水平に四角に広がった水色の線。

 

アインクラッド流 四連撃〈ホリゾンタル・スクエア〉

 

キリト「・・・」

 

妖夢「うっ・・・」

 

妖夢はその場で倒れてしまった。

幸い、妖夢はまだ生きている。

 

俺はその妖夢を抱きかかえ、少し持ち上げる。

 

妖夢「・・・お強いんですね・・・」

 

キリト「・・・まぁ・・・俺も昔、二刀流をやっていたからな・・・。まだちょっと妖夢は甘いかな。きっともっと強くなれる。妖夢なら」

 

妖夢「・・・そうですか・・・。なら、私を倒したあなたに教えてもらいたいです///」

 

キリト「・・・え?」

 

妖夢「あなたの二刀流・・・いつか見てみたいです・・・」

 

キリト「・・・どうだろう、見せられるかな。けど、見せられたら見せて見せる。俺の昔の二刀流を」

 

妖夢「はい・・・。で、キリトさん・・・。この体制///」

 

キリト「あぁごめん!えっと・・・」

 

霊夢「こっちの方に連れてきて、こっちで休ませる」

 

魔理沙「すごい戦いだったぜ!キリト!」

 

キリト「あはは・・・ありがとう」

 

俺は妖夢を抱きかかえたまま、霊夢たちのもとへ向かい、近くで休ませる。

 

キリト「ふぅ、けど妖夢は主犯じゃない。仕えている・・・」

 

その時、一気に後ろから風が吹かれる。

 

俺のブラックウィングコートが早くなびく。

 

俺は咄嗟に後を振り向き、誰かを見た。

 

キリト「あいつが・・・〈西行寺幽々子〉・・・」

 

霊夢「あいつが主犯?」

 

魔理沙「・・・気配がすごいぜ」

 

空中に浮いている髪が桃色の存在感がすごい女性。

扇子で口元を隠していた。

 

キリト「・・・」

 

幽々子「私は〈西行寺幽々子〉。この冥界にある白玉楼に住む主。そして、桜の力を奪っている張本人」

 

キリト「自ら名乗ってくれるとはありがたいな」

 

幽々子「・・・博麗の巫女。そして魔法使い・・・。そこの男は?」

 

キリト「あんたに仕えている妖夢を倒した剣士キリトだ」

 

幽々子「・・・聞きなれない。外来人ね?なら、簡単に妖夢はやられない。何か秘めた力をもっているはず・・・。面白いわね」

 

キリト「・・・」

 

幽々子「ふふふふふ」

 

主犯はただただ笑っていた。

 

 




次回、vs幽々子!
お楽しみに!

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