本編は下です
キリト「・・・」
妖夢「はぁっ!!」
空を切る妖夢の刀。
一回一回の攻撃がかなり集中している。
キリト「剣裁きはいいけど、時にブレがある」
妖夢「ブレですか・・・」
キリト「まずは腰を落として、切るときに柄をグッと握る」
妖夢「わかりました」
シュッ。
シュッ。
何度も空を切る。
縦、横、斜め。
キリト「いい感じだな。けど、空を切ってばかりだと意味ないし、何か切るものが必要だよな」
妖夢「切るもの・・・」
キリト「今はないだろうな。まぁ、素振りも大事だろうし、まだ素振りでいいか」
妖夢「はい」
まだ二本目の刀は使っていない。
妖夢は今のところ一刀流でいいんじゃないかと思っている。
キリト「妖夢は成長が早いな」
妖夢「ありがとうございます」
幽々子「楽しそうね」
突如、後ろの白玉楼の縁側の上から声がかかった。
そう、前に倒したここの主人である幽々子である。
キリト「どうも」
幽々子「妖夢に教えてやってるの?」
キリト「そうだな、けど妖夢は本当に成長が早くてびっくりすることばかりだ」
幽々子「自慢の子だもの」
キリト「とってもいい子だな」
妖夢「ど、どうも///」
幽々子「ずっとやっていただろうし、キリトに来てもらってるんだもの。妖夢、ご馳走を」
妖夢「そうですね、けど・・・それって幽々子様が食べたいだけじゃ?」
幽々子「あら?なんのことかしら?」
キリト「ご馳走なんて・・・」
幽々子「食べていきなさい。初めてここに来たんだし。さぁ上がって」
キリト「じゃあ・・・お言葉に甘えて」
ここはしっかり相手の出してくれたものを素直に受け取るのがマナーってもんだろう。
幽々子「妖夢?お願いね」
妖夢「は、はい」
妖夢は刀を納刀し、白玉楼に上がってキッチンに向かっていった。
キリト「にしても立派な家だな・・・」
幽々子「住んでいるのは私と妖夢だけだけどね。あ、一応魂とかも私が操っているといってもいいかしら」
キリト「そういえば」
そう、周りには妖夢に常にくっついていたフヨフヨした白い魂のがいっぱい浮いているのだ。
やはり冥界だ。魂が住んでいる。
キリト「・・・この魂は幽々子が生まれ変わらせるのか?」
幽々子「そうよ?罪無き者たちがここに来てるの。罪がある者は閻魔様がどうかしてるらしいわ」
キリト「閻魔なんているんだな」
そうやって話しているうちに、飯を持ってきた妖夢が来たのだ。
手には、刺身が大盛に乗っている。
キリト「すごい量だな・・・」
幽々子「少ないわよ、私にとってはね」
妖夢「今はこれで我慢してくださーい」
これでって・・・何人分あるんだ?ざっと5人分はあるな・・・。
キリト「食べるか」
妖夢「どうぞ、召し上がってください」
キリト「じゃあ、いただきます」
幽々子「いただきます♪」
箸を手に取り、刺身を見る。
赤身、白身、あるがどれも新鮮でおいしそうだ。
醤油につけ、赤身のマグロをいただく。
キリト「はむ・・・もぐもぐ・・・!うまいな!」
妖夢「本当ですか!よかったです!」
キリト「あぁ、とてもおいしいよ」
SAOでは刺身はあったが、これはこれでまたおいしい。
ちゃんと醤油も現実世界と同じ色しているし、刺身も現実世界のと同じ。
幽々子「おいしいわね♪」
ばくばくと食っている幽々子。
いつの間にか、3人分の刺身が消えていた。
俺も食べなくては。
チョンとつけ、いただく。
妖夢も一緒に食べていて、3人で色々と話したのだ。
キリト「この世界のことはよく知らないんだよな」
妖夢「私は少ししっていますよ」
キリト「そうか、じゃあ・・・ちょっと教えてもらおうかな:
妖夢「なにをですか?」
キリト「この世界の土地の名前・・・とか」
妖夢「はい、いいですよ」
そこから、妖夢の幻想郷の話を聞かせてもらった。
幽々子はかなり食っているが、俺も食いながら聞いた。
なんとも妖怪がいるようだ。あの大蜘蛛もその妖怪の一つだろう。
魔法の森、迷いの竹林、霧の湖、人間の里、地底界、なんともいろんな場所があるようだ。
魔法の森は行ったことがある。
一番最初に召喚された場所だ。
すると、妖夢からある話が聞かされる。
妖夢「なんとも、最近霧の湖近くで赤い館ができたらしいですよ?」
キリト「赤い館?」
妖夢「一応この世界の記者が調べてるんですけど、近づけないとか、消えるとか、色々不可解なことがあるらしいですよ」
キリト「不可解・・・か・・・」
赤い館。
聞いたことはなかった。
この世界の記者に会って直接聞いてみたいものだ。
一体どんな記者なんだろう?
眠いですね・・・最近こっちの投稿ができていなかったので、してみました。
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