一章・ローブ無しで学生服を着、エメラルドタブレットを右手に持ったウィリアムの立ち姿
二章・紺色の外套を纏い、黒の仮面をずらして着用して拳銃を構えたウィリアム
三章・背中合わせのウィリアムとイルシア
四章・大剣を携えた制服姿のリィエルと紺の外套を羽織ったウィリアム
五章・《盾》と拳銃を携え、グレンとセリカと背中合わせするウィリアム
六章・燕尾服に身を包んだウィリアムとドレス姿のリィエルと一緒に踊る姿
七章・学院の講師服を着たウィリーと居合いの構えを取ったエルザ
八章・大剣を振りかぶる礼服姿のリィエルと《ファランクス・ミクロ》を構えたウィリアム
九章・互いの拳銃を構え、背中合わせとなるウィリアムとグレン。真ん中には《鍵》を手にしたルミア
十章・喧嘩するグレンとイヴを半目で見つめるウィリアム
十一章・防寒具姿のウィリアムに後ろから抱きつくオーヴァイ
十二章・紺の外套を纏ったウィリアムとお姫様抱っこで抱えられた眠ったリィエル。周りには浮遊する四つの《詐欺師の盾》
絵心ないから描けないけど、ムフフとなって妄想した絵図
てな訳でどうぞ
サーフタイプの黒の水着と紺色のパーカーを身につけたウィリアムは浜辺で胡座を掻いて海を眺めながらシスティーナ達を待つ。今のところ物騒な存在も見当たらない。
「お待たせー、ウィリアム!」
しばらくしてシスティーナの声が聞こえたので後ろを振り向くと、薄いピンクのパレオの水着を纏ったシスティーナと、チューブトップタイプの紫の水着を着たルミアがいた。
「おおう。中々似合ってんな」
「ふふ、ありがとう」
「そういや、リィエルとオーヴァイは?」
「二人はもう少ししたら来るわ」
二人とそう話している間に、件の二人も姿を現す。
「お待たせしましたー!!どうですか、似合ってますか!?」
オーヴァイは水色のシンプルなホルタータイプの水着を、リィエルは可愛らしいフリルのついた黒のフレアビキニを身に纏っていた。
「ああ、似合ってるぞオーヴァイ」
「ありがとうございますッ!!」
ウィリアムの誉め言葉をオーヴァイはどや顔で受け取る。リィエルは無言でウィリアムに近づき、いつもの眠たげな表情で上半身を突き出すようにウィリアムを見詰める。
今までの流れから、水着を誉めてほしいと察したウィリアムは素直な感想を伝える。
「安心しろ。お前もちゃんと似合ってるぞ」
「…………」
誉めたにも関わらず、リィエルは何故か少しだけ不機嫌そうに眉をひそめ……
「……?」
「……もういい」
むくれてウィリアムからそっぽを向いた。
「……どうして不機嫌になったんだ?」
誉めたにも関わらず、機嫌が悪くなった事にウィリアムが戸惑う。リィエルが今着ている水着は本人の体躯と可憐さが合わさってとてもマッチしていると感じているし、首にかけられた白銀竜のペンダントもアクセントとして加わり、他の三人に全く負けず劣らずに魅力的になっていると、ウィリアムは少なくともそう感じている。
「ハァ……」
「あはは……」
「これは……先輩が悪いですね……」
システィーナ達はリィエルが水着を真剣に選んでいたのを知っていた為、微妙なところで鈍感なウィリアムに呆れと非難が混ざった視線を送る。
「まぁ、とりあえず遊びましょうか!!」
そんな微妙な空気を吹き飛ばすようにオーヴァイが声を上げ、ウィリアムを除く一同は海へと向かい……
「それー!!」
「やったわね!!えい!!」
「ん、お返し」
「やりましたねぇ~?こっちもお返しですッ!!」
システィーナ達は水を掛け合って楽しんでいた。燦々と輝く太陽に照らされる水飛沫。水と戯れている彼女達の綺麗な白い肌。……うん。
「凄い役得感だな」
完全にお得なこの状況にウィリアムは砂浜の上で感慨深げに頷く。彼女達のキャッキャウフフしているこの光景を、こうやって眺めているだけでも十分楽しめる。そう思っていると……
「わきゃあッ!?」
システィーナが突然身体を強張らせ、叫び声を上げる。
「システィ?急にどうしたの?」
「い、今、足に何かヌメッとしたものが……」
システィーナがビクビクしながらルミアの質問に答えたその直後、海から盛大に水柱が上がる。水柱が治まるとそこにいたのは……
「「「「タ、タコ!?」」」」
「?」
体長五メトラはありそうな巨大なタコだった。その巨大タコはタコ足を伸ばしてシスティーナとルミアを瞬く間に絡め取った。
「いやぁああああああああああああああ―――ッ!?」
「お、落ち着いてシスティ!?」
「ッ!!―――《唸れ暴風の戦槌》ッ!!」
ルミアの呼び掛けでシスティーナはすぐに呪文を唱え、黒魔【ブラスト・ブロウ】を巨大タコに叩き込むも―――
ボヨンッ
そんな音が鳴るだけで大したダメージを与える事は出来なかった。
「嘘ッ!?」
システィーナの驚愕を他所に、巨大タコはリィエルとオーヴァイにタコ足を伸ばすも―――
「いぃいやぁあああああああああああああああ―――ッ!!!」
「はぁああああああああああああああああ―――ッ!!!」
リィエルは錬成した大剣で、オーヴァイは
「……結局、こうなるのか……」
ウィリアムは深い溜め息を吐きながら大口径の全長三メトラ近くある
「《雷帝》」
ウィリアムは短く呪文を唱え、錬成した
ドォオオオオンッ!!!
大きな炸裂音と共に雷加速弾が発射され、毎秒五十キロスに匹敵する火線が寸分狂わず巨大タコの頭部へと迫っていく。
先端が尖った
「た、助かったわ……」
「そ、そうだね……」
タコ足から無事に解放されたシスティーナとルミアが、海面に浮かびながら一先ず安心していると―――
ザパァッ!ザパァッ!ザパァッ!ザパァッ!
海面から次々と水柱が噴き上がっていく。そこから現れたのは、先程の巨大タコ、巨大タコと同様のサイズの巨大イカ、ゾンビと言うほどグロテクスな二・五メトラ近くあるサメ、触手が大量に生やした謎生物達の大群だった。
「《冴えよ風神・剣振るいて・天駆けよ》―――ッ!!」
流石に二度目あってか、システィーナは取り乱さず、ルミアのアシストを受けた黒魔【エア・ブレード】で目の前に現れた大群を切り裂いていくも―――
「ま、またこうなるの!?」
「うわぁ……また捕まっちゃった……」
如何せん、数が多かったため謎生物の触手にあっさりと捕まってしまい、身動きが再び封じられる。
「ちょ、ちょっと!どこ触ってひぃんッ!!」
「しょ、触手がアソコに……んっ」
しかも、触手はご丁寧に二人の全身に絡み付き、まさぐるかのように動いている。
「……ん、ヌメヌメして気持ち悪い」
「うわわっ!?水着が取られそうですッ!!」
それだけでなく、リィエルとオーヴァイ側に馬鹿デカイ貝が姿を現し、謎生物と同様の触手を伸ばしてシスティーナとルミア同様に、リィエルとオーヴァイに絡み付いて動いていた。
「……恐怖というより、イヤらしいだろ、これ……」
出来上がった地獄絵図(?)にウィリアムは何とも言えない気分になりつつも、雷加速弾で現れた大群の駆除に謹んでいった。
ちなみに、これらの光景は……
「嫌がる少女達の姿と悲鳴……なんという美味ッ!!」
「すごくおいしい光景、感謝するで!!」
「しかし、最初にタコから出したのは失敗だった……」
「せやなぁ、次回作はグロテクスなサメや巨大なカニを最初に登場させる方がええですね。恐怖でビビらせてから生理的嫌悪を与えたらもっとええ光景が出来るかも……」
「ではその方向で改良しよう……フヒヒ」
変態男爵と盗撮魔の学生にちゃっかり見られていた。
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ボスモンスターを倒して現実へと帰還したウィリアム達は、精神的な疲れからソファーに身体を預けていた。
「すごく疲れた……」
「そうですね……」
「……うう……感触がまだ残ってるわ……」
「そうだね……」
「ん……」
「……とりあえず、レポートに纏めましょうか……」
「……ああ」
「そうね……」
「うん……」
「……ん」
一同は重い空気の中、今回のソフトウェアの感想を書き上げていった……
この次はどうしようかな·······
戦闘を挟むか、オチへと一気にいくか·····ウ~ム、悩みます·······
感想お待ちしてます