誰もが羨むハーレム世界   作:黒姫凛

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お友達から渡されました紙を見ながら書きました。
こちとら忙しいのに……。作者と友達が笑う程の駄作でっす。
気軽に見て下さい。


遂にーーー。

『ーーーここで、緊急ニュースが入ってきました。ニュースをお伝えします』

 

画面越しでアナウンサーがそう言った。

世界経済がストップし、各国ドンパチと戦争を起こすこの時代。緊急ニュースなど、敗戦した国が何処だの経済力はとある国が世界を上回ったなどと聞くに耐えないものばかり。

中立国として世界に数国存在する国の一つであるこの国は、戦争と言う言葉を否定し、国内だけでの経済を遵守している。移民や異国民、毎日の様に戦争から逃げ延びた違法入国の者達が、この国から追い出されているが、この国では誰もが同情の念を抱くことは無い。所詮自己責任だと、そうなって当然だと誰もが思い、ゴミを見るような目で違法者を見ていた。

 

テレビをつければ戦争戦争と。連日戦争の事しか取り上げないメディアに対し怒りを感じながら、今回の緊急ニュースもそんなようなのだと思い、テレビの電源を切ろうとしたーーー。

 

『ーーーえっ!?嘘でしょこれ!?』

 

ーーーと、テレビアナウンサーが神を片手に立ち上がったのが目に入った。何が起こったのだろうかと、1度リモコンから手を離した。

 

『こ、これっ、マジなの!?ホントなの!?』

 

放送事故レベルのアナウンサーのぶっ壊れっぷりを見つつ、そこまでアナウンサーが乱すほどのニュースなのかと視聴者の期待度が高まってくる。

紙に穴が開くぐらい見つめてあたふたとしているアナウンサーに、全国の視聴者が苛立ちを感じる。早く言え、と。

 

『し、しちゅれしいたし……、失礼しました!!只今、臨時ニュースが入ってきました』

 

可愛く噛んでしまった黒髪ロングのアナウンサーにほっこりしつつ、じっと言葉を待つ。ネットでは、このチャンネル見ろとスレが立ち始め、只今過去最大の視聴率となっていた。

 

『み、皆様。落ち着いて聞いてください。これは、ヤラセでも、ドッキリでもありません。正真正銘、事実でありますーーー』

 

『ーーーこの国に、男(・)の(・)子(・)が、たたっ、誕生しました!!』

 

テレビ画面に、《世界初、遂に男の子誕生!!》とテープが貼られた。しかし、今はそんな状態ではなかった。全国の女(・)性(・)が、ピタリと時間が止まったかのように停止した。

男(・)の(・)子(・)と、アナウンサーは言った。男(・)の(・)子(・)と。これが何を意味するか、この国に存在する女(・)性(・)陣(・)は理解出来なかった。

 

『も、もう一度お伝えします。約300年の時を経て、遂にこの世界に男(・)の(・)子(・)が、誕生しました!!』

 

何を言っているのかと、理解しきれない。男(・)の(・)子(・)が産まれた?何を言っているのか。この国に、ましてやこの世界に、男と言う存在はゼロのはず。まぢでこのアナウンサーは何を言っているのだ。

 

『さ、昨夜未明。○○県○○市の○○病院で、元気な産声と共に男の子が誕生しました。病院内では、男の子が産まれた事に大騒ぎとなり、男の子の御家族も、何が何だかと言った様子で男の子を見守っているようです。また、関係各所からはーーー』

 

その日、国民全ての女性が、叫び声を上げたと言う。

 

 

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