俺の名前はナナシ、ぼっちである。 現在よくわからない場所で過ごしているがここが意外と住み心地がいい。
ここに住むようになって日は浅いが涼しくて人もいなく、あまり人と話さない自分にはもってこいな場所だ。
ここに住む前は定住することなくふらふらとあちこちを旅していたが、いつのまにかよくわからない場所に迷い込んでしまっていたようで不思議に思いながら散策していたらここを見つけたというわけだ。
どうゆうわけか小さな墓らしきものがゴロゴロ転がっていたり、悪霊らしきものもそこらをウロウロしていたりと曰く付きの場所のように見えるが住みやすそうな場所だと判断したためここを寝床としている。
どうゆうわけかここは色々な道具が落ちていたりして利用できるものは利用させてもらっている。この土地はどうゆうわけかとても大きな結界らしきものが張られており外から入れないようになっているみたいだが、ここはその結界が揺らいでいてそこから道具が来ているみたいだ。
それはそうとしてこの辺は悪霊らしきものもいると言ったがそいつらは特に何もして来ないしこちらからも干渉はしない。
あちこちにある墓の誰かが悪霊化でもしたのかな?
朝だ。腹が減った。
というわけで朝ごはんを食べよう。朝ごはんといっても質素で、炊いたご飯と旅をしていた頃によく作っていた漬物の残りをポリポリ。
少量しかないため貴重品ではあるが白飯だけだと味気ない為食わざるおえない。
米もあまりないので何処かで食料を調達しないといけない。
さてここで俺の能力を紹介しよう。仮に小説なんかに登場すればチートとかいわれるであろう能力
『触れたモノの特性を模倣する程度の能力』
簡単に言えばコピー人間、他の人からみればチートやら反則の能力などと言われるが待って欲しい。
確かに小説などでは大抵強ポジにいるこの能力だが、現実になったら使いにくい能力なのだ。
まず模倣することは出来る。例えば鬼であれば圧倒的な身体能力を、天狗であれば疾風の速度を模倣することが出来る。それだけ聞けば何処が使いにくいのか疑問に思われるが問題が一つある。この能力は模倣する能力なので、模倣しても使いこなせるわけではないのだ。今まで飛べなかった人間が突然飛べるようになっても上手く飛べないように、模倣した後は練習を積み重ねないと上手く扱えないのだ。
昔ウサギの跳躍力を模倣したりして高く跳んだときは、蹴る衝撃で足の骨が複雑骨折、受け身をとれず全身を強打してしばらく動くことが出来なかったことがあった。
まあ使いこなせると手札が増えたり便利になる能力である。
主人公の能力の補足説明
能力のON,OFFは可能
一度触れたらそれで終わりではなく、同じ対象に触れるたびに模倣は真に迫るものとなり鍛錬と模倣を繰り返せば模倣の相手と同程度のことが出来る。
また種族ではなく個体で模倣をしているので同じ種類の生物を多く模倣すれば模倣のレベルも上がっていく。
追記:模倣するモノの相性もある。攻撃に向いている能力などは模倣しにくいが防御に特化した能力などだと模倣しやすい。あくまで模倣しやすいだけであって攻撃も防御も特訓しないと使えない。