東方模倣録   作:雷炎

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どうも最近気絶ばかりしていて脳味噌に悪影響がないかドキドキしているナナシです。

気絶したくてしているわけではないのにと思いながら羊羹の包みをぺりぺり。

 

ちなみにこの羊羹は何故か横にちまっと置いてあり、超が付くほど高級そうな見た目をしており食べるのに暫く躊躇していました。でも貰ったやつだし食べないとなあ、と一口食べて

 

 

「美味いぃぃ!!?」

 

 

 

 

驚いたのは甘みの部分。しっかりとした甘みなのに甘みがガツンと来るのではなくゆっくりと舌に、口に甘みが染み込んで行く感覚がたまらない!

 

用意したお茶を飲んで二度びっくり

 

和菓子にお茶が合うとは聞いていたがここまで合うとは想像だにしていなかった。

こんな美味いものを食べきるのは忍びないと思った俺は能力を発動して羊羹を複製して片方を直すことにした。

 

 

複製の能力、文字通り複製する能力である。便利で役立つ能力、しかも複製したものはオリジナルと同じ味、硬さ、重さで好んで使う能力だが欠点は複製出来るのは一つだけ、位が高い物体には使えない。

まあそれくらいは目を瞑ろう。優秀な能力であるのだから。

 

 

 

 

さてこの辺で現実逃避はやめるとしよう。

 

 

 

 

現状俺は見知らぬ家にいる。気絶した時に周辺にポイントを貼っておいたのだがそれが遠くに感じるということは、遠くに連れて来られたか別の空間に連れて来られたかのどちらではあるのだが、全く分からない。

あの金髪の妖怪が連れて来たのか、俺に弾幕を放った人が連れて来たのかこれもうわかんねえな。

嗅覚、電磁波、エコーロケーション、粒子を駆使して辺りを調べているがこの家自体結構広い上に、周辺は特に何もないのか反応がしない。北の方に沢山の反応があることから集落はあるみたいではあるのだが誰かからこっちへの反応もなし。

 

日本屋敷のときは気絶した場所のすぐ隣だったからわかるが、今回は全く分からねえな。監禁かと考えたがそれにしては結界も張ってない、拘束もしてないので薄そうである。

 

 

どうしようかと困っていた時だった、空間が割れた。いや空間が割れたのではなく空間を何かがこじ開けたと言ったほうがいいのだろうか。その謎の空間からはどこか知っている妖気が溢れているなと思ったらあの金髪妖怪が出てきた。

膨大な妖気が部屋を包み込むのを感じながら、みて驚いた。

服の所々が焼けていたりすすけていて、誰かと戦った形跡がみられるのだ。

 

「気にしないようにして下さるかしら、おてんばな子と少しね.....」

 

 

そうゆうことを言うと余計に気になるのだが.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖怪改め八雲さんから色々説明された。 ここが幻想郷という場所であること、人が生きるには厳しい世界だということ、帰りたいのなら帰ることも出来る事、興味本位で攻撃したことなどなど。ツッコミどころのオンパレードで頭の中で思考がぐるぐるしてよくわからんが結局俺が決めることだ。

 

 

 

 

悩んだ末に出した結論を紫さんに伝えると彼女は薄く笑った。

 

 

 

 

これは幻想なのか現実なのか、物語のレールが動いた瞬間だった

 

 

 




最後に深い意味はありません。
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