東方模倣録   作:雷炎

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風が心なしか柔らく感じる春、つい最近まで冬だった幻想郷も遅めの春を迎えていた。

植物も青々と成長し、春を告げる妖精も活発に春の訪れを告げている中、何でも屋は閑古鳥が鳴いていた。

 

開店してから早1週間、来る日も来る日も人は来ることがないため地下菜園を作るべく地下を拡張する日々を過ごしている。

まだ拡張中ではあるが完成したらミョウガでも植えてみようかと思案中である。

地中なので太陽の光をどうするかと考えている最中に待望の客がやってきた。

 

 

 

 

 

十六夜咲夜は紅魔館のメイドである。人間でありながら吸血鬼の従者の地位を築き、紅魔館になくてはならない存在となっている凄い人。

そんな咲夜が何でも屋の存在を知ったのは人里へと買い出しへと出かけている最中、ビラを見かけてここへ来たのだ。

 

 

 

 

 

 

 

待望の客が来てくれて嬉しかった気持ちはどこへ行ったらのやら、依頼内容を聴いて少々気持ちがブルーになってしまった。

いやまだ受けると決まったわけではないけどこれはしんどい依頼が来たなあと思わずにいられない。

 

依頼内容:吸血鬼のストレス発散をして欲しい(サンドバッグになれ)

 

白眼を向かなかった俺を褒めて欲しいがあいにくここは俺しかいないため自画自賛するしかないのだ。悲しいなあ......

 

 

依頼内容はさておき、あの人も誠実な人だ。依頼を隠すことなく正直に伝えてくれどんな吸血鬼か、どうゆう理由があって依頼したいのか赤裸々に言ってくれるのはありがたい。

吸血鬼....あの人はフランドール様と言っていたが、癇癪というか情緒不安定らしくかつてはまともに会話が出来ぬほど狂気に蝕まられていたみたいで、ここに来る前の異変(紅霧異変)で博麗の巫女らと対峙後、落ち着いたらしい。

 

しかしいつ癇癪を起こすのか分からぬため時折ガス抜きをしているが、吸血鬼の力の強さゆえ肉体を動かすことが困難なため今回依頼して来たみたいである。

 

出来るか出来ないかのどっちだと言われたら出来る。能力抜きで単純な腕力だけであれば念密な準備をすれば何とか出来るがこの前のように不意打ちで来られるとクソザコナメクジとかすのは何とかしないとなあ。

 

 

話が逸れてしまったが、今回は受けることにしよう。初依頼は大事にしないといけないし、今回の依頼を無事達成出来たら評判上がるだろうし。

 

 

(でも吸血鬼相手に生きて帰れるかな....)

 

今回使用する能力:反射,体の弾力強化及びにゴム化,身体強化MAX,治癒効果の向上&吸血鬼の不死性擬き,ショック吸収

 

 

 




吸血鬼の攻撃を真正面から耐えれる人間の時点で化け物だと思いましたがこれをやりたかったのでナナシのスペックを急遽引き上げました。

ナナシは準備さえ出来れば強いですが、不意打ち,圧倒的な力,絡め技には雑魚になります。今回はフランが能力無しなので何とかなる予定ですが能力ありだとボコボコにされます。
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