俺ガイル小説でよくあるちょっと性格が変わった愉快な比企谷八幡 作:銅英雄
6月18日。雪ノ下曰く由比ヶ浜の誕生日なんだとか。
そんな1日もあっという間に放課後になり俺は部室に向かっている。
(さてさて、一体どうなりますやら……)
2人の気持ち次第で奉仕部は廃部になる可能性だってある。等と考えていると部室に到着。入りませう。
「おはようさん」
「……こんにちは、比企谷君」
「や、やっはろー……」
やはりこの2人元気ないな。雪ノ下は少しずつ持ち直しているような感じだが、由比ヶ浜はまだ調子が戻ってない。
だがそんなの待ってやる義理はないね。
「さて、じゃあ早速本題に入ろうか。まずは由比ヶ浜。おまえは入学式の日に俺が車から庇った犬の飼い主ということだが、なんで今まで言わなかったんだ?小町はちゃんとお礼を言うって話だったが……」
「そ、それは言いづらくて……。ヒッキーにはなしかけ辛かったし」
「……余りこんなことは言いたくないんだが、西野が指摘するまで何食わぬ顔で過ごすつもりだったんじゃないのか?」
「そ、そんなことないっ!」
「そんなこと言われてもお礼を言うと言ってから1年以上過ぎているのに何の音沙汰もないからそうとしか思えないんだよ。家に来て菓子渡してそれで終わりだと俺は判断したからもうおまえには何も言わん」
「…………」
「まぁおまえが何やら謝礼するタイミングを伺っているということは感じられたから、後は由比ヶ浜の判断に任せる。言いたいときに言えばいい」
「うん……」
(まぁ何を言ってもどうでもいいがな)
「それで雪ノ下は何かないか?」
ここで雪ノ下が話をするということだが……。
「…………私は入学式の時に比企谷君を轢いてしまった車に乗っていたわ」
「そう……なんだ……」
「そうか」
まぁ俺は知っていたけどな。
「今更ながら謝罪するわ。比企谷君、由比ヶ浜さん、ごめんなさい」
「ゆきのん……?」
「乗っていただけとはいえ由比ヶ浜さんのペットには危険な目に遭わせたし、比企谷君に至っては入院させてしまったわ。本当に……ごめんなさい」
「そんな……ゆきのんは悪くないよ!元はと言えばあたしがサブレのリード離したのがいけなかったんだし……。ヒッキー、本当にごめんなさい!そしてサブレを助けてくれてありがとうございます!サブレは今も元気です!」
このタイミングで謝るか……。どうでもいいけど。
「俺からしたらもう過ぎたことだ。入学式の日に車に轢かれそうな犬を庇って、俺が轢かれて、1ヶ月入院したということがあった。ただそれだけだ」
まぁ怪我自体は鍛えていたおかげで3日程で完治したがな。母ちゃんと小町は大事をとってほしいとのことで1ヶ月学校休んだぜ!
「この話はこれで終わりだ。それでもう1つ話があるんだが……」
ドンドンドン!!
奉仕部に豪快なノックが響き渡る。誰だよ全く……。
今回はここまでです。短くてすみません……。