俺ガイル小説でよくあるちょっと性格が変わった愉快な比企谷八幡 作:銅英雄
オリジナル要素がありますので苦手な方はブラウザバック推奨です。
では今回もよろしくです。
ドンドンドン!!
誰だよ全く……。今結構大事な場面だろうが。
「…………」
雪ノ下は返事をしない。あんなどでかいノックをする奴なんか相手したくないからか?知らんけど。
「とりあえず誰か見てくる」
「え、ええ……」
どうやら雪ノ下は固まっていたようだ。何故?
俺が扉を少し開くと勢いよくガラガラと扉が開かれてなんかでかいのが入ってきた。
「わーん!ハチえもーん!!」
神のマナを食ったゴキブリかと思ったが材木座だった。
誰がハチえもんか。そっちがそういう態度を取るなら此方もそれ相応の態度で迎えるぞ。
「どうしたんだい?図体だけジャイアンで頭の中がのび太君」
「待て八幡。ふざけている場合ではないぞ。ハチえもんが気に入らないのなら忍者ハチトリくんでもいいぞ」
「はっはー、君はブーメランって言葉は知ってるかい?人に言った悪い特徴とかがそのまま自分に跳ね返っているという意味だよ」
まぁ俺もふざけた人間という自覚はあるがね。
「そんなこと言わないで頼むよハチえもーん!」
ハチえもん止めるんじゃなかったんかーい!ちなみにこのやりとりは扉の前で行われており、扉を抉じ開けようとする材木座を俺が抑えているという構図である。
「……雪ノ下、とりあえず用件だけ聞いていいか?このままだと鬱陶しいだけだ」
雪ノ下の了承ももらい材木座を中に入れた。
「諸君、今日は相談があってここに赴いたのだ」
「相談……?くだらないことだったら帰ってもらうぞ」
俺はさっさと今日の用件を済ませて帰りたいんだよ。
「まぁ聞け。先日に我がシナリオライターを目指しているということは言ったな?」
「知らね」
「言ったんだよ!そういうことにしないと話が進まんだろう!」
キャラぶれすぎワロタwww
「ラノベ作家?っていうのじゃなかったっけ……」
「うむ、話すと長くなるのだがラノベ作家は収入が安定しないのでやめた。やはり正社員がいいと思ってな」
「話すと長くなると言っておきながら二言で終わっているわね……」
雪ノ下と由比ヶ浜に呆られている材木座ワロタwww
「るふん、そのゲームシナリオのライターなのだが……」
「設定やプロットだけなら見ないぞ」
「そうではない。我の野望を邪魔する輩が現れたのだ。恐らく我の才能に嫉妬しているだけだと思うのだが……」
材木座に才能ねぇ……?まぁあろうがなかろうがどうでもいいけど。
「八幡、遊戯部は知っているか?」
「遊戯部……?」
「去年創部された新しい部活よ。遊戯全般、エンターテイメントについて研究することを目的としているようだけれど」
説明ありがとう雪ノ下。雪ノ下の言う通り遊戯部とはそういった部活なのだ。……表向きは。
裏では遊戯とかこつけて外道なことをやっているという話を前に榎本から聞いた。生徒会として取り締まりたいけど、上手く証拠を隠蔽しているので堂々と裁くことができないのだとか。
「そのユーギブ?がどうかしたの?」
由比ヶ浜が材木座に訊ねた。遊戯部の発音が怪しいことに関してはスルーの方向で。
「うむ、昨日我はゲーセンで遊んでいたのだ。ゲーセンでの我は学校と違ってそこそこ話せるからな」
「それで……?」
「格ゲー仲間に我の夢を語ったのだ。シナリオライターに我はなるっ!と」
妄想乙。
「その場にいた誰もが我の野望に平伏した。頑張れよ、応援してるぜ、流石剣豪さん俺達にできないことを平然とやってのける!そこに痺れる、憧れる!等と称賛の嵐だった」
「はいはい、後半の台詞で馬鹿にされてるということに気付こうね~」
「えっ……?馬鹿にされてるの?……ごらむごらむ!しかしその中に1人だけ我に向かって無理だの、夢を見るなだの言い出しおった!!」
「偉いぞよく言った」
「えっ……?」
「おっと、つい本音が」
あるよね~。思わずポロっと本音が出ちゃうことって。
「ま、まぁ我も大人だからその場では『で、ですよねー』と言っておいたが、そんなことを言われて引き下がる程大人ではないのだっ!!」
「大人なのかそうじゃないのかどちらなのかしら……?」
また雪ノ下は呆れている。
その後面倒くさいから材木座の依頼を断る方向で話を進めていたのだが……。
「奉仕部など片腹大激痛!!目の前の人間を救えずして何が奉仕か!本当は救うことなどできんのだろう?綺麗事を並べるだけではなく行動で我に示してみよっ!!」
等という材木座のくだらない挑発に……。
「……いいわ。証明してあげましょう」
まんまと雪ノ下が乗ってしまい、依頼を受けることになった。奉仕部部長の雪ノ下雪乃は煽り耐性0……っと。由比ヶ浜に至っては完全にとばっちりだな。本人も『えっ……?』とか言ってるし。
「とりあえず2人は材木座と先に遊戯部に行っておいてくれ」
2人を送り出すと俺は携帯を取りだし、ある人物へと連絡する。
「……俺だ。榎本を連れて遊戯部の部室に行くぞ。そして榎本と一緒に姿を隠してろ」
さてと……遊戯部を潰しにいきますか……。
今回はここまでです。
ここから材木座がアンチになるかの分岐点。どうなることやら……。