俺ガイル小説でよくあるちょっと性格が変わった愉快な比企谷八幡 作:銅英雄
ある人物との連絡が終わり雪ノ下達に追い付いて遊戯部の部室へと到着した。
「では行くぞ皆の衆!!」
何故か指揮を執る材木座に続いて俺達は遊戯部部室の中に入る。あっ、もちろんノックはちゃんとしたよ?
~そして~
中に入るとカードゲームやボードゲーム等がたくさん積み込まれていた。これは所謂積みゲーというやつだな。
このゲーム達を売ればそこそこ金になるだろうな。しかもこの中には今では店頭にはなくてネットでしか販売してないやつもある。こういった物は定価の数倍の値段で販売してるんだよね。
まぁそんなことは置いといて材木座は積みゲー達の高い位置の方へとズンズン歩いているので俺達もそれについていく。途中材木座なにか俺に言っていたが、面倒なのでスルーした。
奥へ奥へと進むと遊戯部部員を2人発見したので早速依頼遂行に動く。
「遊戯部の部員だな?ちょっと話がある」
「はい……?なんでしょうか?」
俺の問いに反応したのは確か1年生の秦野(はたの)とかいう奴だったな。うん、顔と名前が一致してるし。それでもう1人も1年で名前が相模(さがみ)といったか。
確か俺のクラスにも相模とかいう奴がいるが、そいつと姉弟らしい。どうでもいいけど。
「むむっ!貴様ら1年坊主か!?」
「はっはー、年下とわかった途端に態度がでかくなるところは評価に値するよ。……で君達はそこにいる材木座にでかい口を叩いたそうだね。もっと言ってやってもいいんだぜ?」
「は、ハチえもん……?」
「おっと、また本音が」
「何を遊んでいるのかしら……」
ついうっかり本音を漏らしたところを材木座が涙目でこっちを見る。誰が得するんだろうね全く。雪ノ下も呆れているじゃないか。由比ヶ浜もジト目で此方を見てるし。
「お、おいあれって2年の雪ノ下先輩じゃ……」
「た、多分……」
ほー……流石雪ノ下雪乃。カリスマ性だけならこの学校ではトップクラスだ。
この雪ノ下と並ぶカリスマ性を持つのが西野、榎本、葉山の3人だろう。それだけにテニスの時はすごく視線を感じた。まぁ9割以上は西野と葉山と三浦(つまり俺以外)に向いていたが……。
材木座が再びでかい態度で遊戯部の2人に喚き叫ぶ。
「ふはははは!昨日は随分と大きな口を叩いてくれたな!今更後悔しても遅いぞ?先輩としてこの我が灸をすえてやる!!」
「……おい、さっき話してたのってこの人か?スゲー痛いな」
「だろ?マジでヤバいよな?」
「あ、あれ……?我なにか変なこと言った八幡?」
「安心しろ。年中変なことしか言ってないから」
灸をすえる発言をする材木座に対して遊戯部の2人は材木座を嘲笑していた。
「話を戻すぞ。材木座とゲームをするって話なんだが、このくそ眼……材木座が君達と格ゲーするのをごねていてな」
「八幡?今我のことをくそ眼鏡って言おうとしなかった?」
「なんのことやら?……それで此方としては材木座がそれだと不公平だと言うから何か別のゲームで戦ってほしいとのことだ」
「……まぁ苦戦しないゲームなんてつまらないですし別に構いませんよ」
材木座と揉めた方の秦野があっさりと此方の提案を飲む。すると相模の方が……。
「ですがゲームを変える以上こっちに何か見返りがあってもいいと思いますが……」
「なら材木座の土下座でいいか?負けたら責任もって俺が土下座させる。これだけでは不満なら土下座姿をネットにでも晒して面白おかしくすればいい」
「えっ?俺が?」
材木座が何やら困惑していたが気にしない。
「やるゲームは君達に任せるよ。某アニメでもあったようにやるゲームは挑まれた方に決める権利があるからね」
「……まぁいいでしょう。ではやるゲームですが、みなさんが知っているゲームを少しアレンジしたものにしましょう」
「ふ、ふむ。してそのゲームとは?」
材木座が問うと遊戯部の2人は眼鏡をくいっと上げて何処かキメ顔でこう言った。
「ダブル大富豪ってゲームをやろうと思います」
「ルールは大丈夫ですか?」
俺と由比ヶ浜、材木座は多少経験があるので問題ないが、雪ノ下は未経験らしい。
「比企谷君、ルールを教えてもらっていいかしら?」
「ほいほい」
俺は雪ノ下に軽くルールを説明した。大富豪のルールがわからない読者の方はググるなりヤフるなりしてくれ。
雪ノ下に説明したところでゲームが開始される。精々楽しませてくれよ……?
今回はここまでです。
次回 優勢の奉仕部。しかし遊戯部によって新たにルールが追加された。
突然追加されたルールに八幡がとった行動は……?
それでは次回もよろしくお願いしま~す。