東方神撃録~nuntius finem bellumdeus vorbum~   作:JB・瑛325

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mundi phantasia ire
~nentius fines bellumdeus mundi phantasia verbum ~


一発の銃声、それが自分の最期に聞く音…

 

 

になるはずだった

 

 

どれくらい闇の中をさまよったのだろうか、十年?、二十年?とにかくそれだけの時間を闇の中で過ごした感覚に支配された

 

 

そんな時に一筋の光が差し込んだ

 

 

 

ふと脳裏に最後の審判のことが浮かぶ

 

 

どうせ自分は悪い方向、つまり悪魔の元へと運ばれるそう覚悟した

 

 

 

やがて光は、自分を飲み込んだ

 

 

 

 

 

目を開ければそこは紫の桜が咲いていた

 

 

素直に美しい、とおもった

 

桜の美しさの中に存在する禍々しさに見とれ、時間がたつのも忘れるほど見とれていた

 

そんな中急に頭が痛みだした、といってもそんなに痛いものではなく、時間がたつと薄れていくそして痛みが完全に退こうとしていた時だった

 

「八雲…紫…」

 

人の名前だろうか、無意識のうちに誰かの名前をつぶやいていた、自分の知らない人物の名前を

 

 

必死に思い出そうと昔のことを振り返る、案外すぐに答えはすぐに見つかった

 

 

確か自分が死ぬ39日前のときに見た夢の中で自分はこの言葉を言っていた

 

 

 

「幻想郷の妖怪を強くしたいけど怖いって?大丈夫、何かあったら俺を呼べばいい」

 

「妖怪の山の火祭りか…おもしろいかそれ」

 

 

 

夢の中で自分はそう言っていた、ある少女に向けて、その少女が八雲紫なのだろう

 

 

 

 

しかしここまで考えたところで邪魔が入る、樹と樹の間から数匹の狼が姿を現した

 

 

「いちいちめんどくさいな」

 

 

それだけつぶやいて一振りの聖剣を抜いた

 

ヴェンテゥースデルタ、黄金の姿を持ち自分だけが使うことを許された自分だけの霊装

 

この世に存在しない魔術を使う自分に通常クラスの魔術を使えるようにさせ、さらに10万3000冊の知識を与える剣

 

まずその剣で狼の一匹を真っ二つに切り殺す二匹目と三匹目は刺殺し残りは魔法の火で焼ころす

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――

「あーやっと終わった」

 

 

 

ようやく妖怪退治の仕事が終わった霊夢は、再思の道を鼻歌を歌いながらのんびりと歩いていた

 

「な…何よ…これ」

 

突如謎の力が圧力として霊夢の体を襲う、思わず心の中で言うはずだった言葉を口にしてしまった霊夢は、視界の端にある姿をとらえた、紫の桜で舞うある少年の姿を、博麗神社の古い本に書かれていた少年の姿をしたある人物の姿を

 

神の代理人と呼ばれ長い間幻想郷の頂点に立ち、そのカリスマと指導力で八雲紫らとともに幻想郷の発展、維持に力を注ぎそして、幻想郷のために死んだ

 

それでもなお妖怪たちの間に幻想郷導いたものとして心に強く刻まれている存在

 

 

その名前は矢崎神弥、それが再び幻想となった少年の名前だ

 

 

 




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