挑戦状叩きつけられたからイッシュに行く   作:月蛇神社

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 2話目投稿。戦闘描写に手間取り、私自身も大学生活が始まり忙しくこのような遅さに……
おそらくこんなペースになると思います。(とか言いながらFGOはやってたアホ)


朝の日常と戦闘 1

 早朝。

 

「やっぱバトルしたいなぁ⋯⋯」

 

 いつもより少々早く起きた俺は食堂へ向かい、軽食と共にコーヒーを1杯飲んでいた。やはり朝はコーヒーに限る。

 コーヒーを飲みながら今日の予定を考える。選出メンバーは決まっているのであとはそいつらと最終確認をするだけなのだが、戦いたいのはみんな同じだろう。俺もなるべく全員平等に戦わせてやりたいし一番いいのはやはりトレーナーを見つけてバトルすることだろう。あとは野宿用の食材の買い出しだろうか。

 

 なんとなくまとまったところでポケギアを出して時間とメールを確認する。そろそろ走り込みの時間だ、メールも着てなかったので部屋の寝坊助たちを起こしに俺は部屋に向かった。

 

 8:00

 全員起こしてから朝食を食べ終え、赤いパーカーに動きやすいジーンズ、腰に多機能ボールポーチといつもの服装に着替え、ポケモン達を運動場の隅あたりに全員だして各々にアップをさせる。その間、俺はスペース外周を走り、身体を温める。ピカチュウとブースターもそれに付いてきて走っているのを見ながら、バトルできそうなトレーナーを探すが解放してすぐの時間だからか人は俺の他には2人しかいない。これがトキワやキンセツなら朝からトレーナーも多くいるから相手探しに困ることはないのだが流石に建物の大きさがあっちと違うので仕方ないだろう。

 

「ふっ、ふっ、ふっ⋯⋯今回はあと2週にするか」「ピッk「ブーイ!」⋯⋯ピッカァ」

 走り込みも終わったのでみんなの方を見てみると準備は万端といったところだった。俺とピカチュウよりも速く周回を終わらせてゴンちゃんの腹の上で丸くなってるブーちゃん以外は。それにピカチュウ(姉御)がキレてアイアンテールでペリッパーの口の中に吹っ飛ばし、脱出しようともがくのを見て可愛いなぁと思うまでがいつもの光景だ。今回もいつもの如く宙を飛んでいるので、あれがあいつの真の眠気覚ましではないのかと思ってる。その後はちゃんと真面目にやってるし。ちなみにゴンちゃんは動いてない。まあ、カビゴンだし。

 

 それはさておき。

 

「その子たち面白いね⋯⋯くくっ」

 そろそろ救出するかと思った辺りで後ろから話しかけられた。声の主は、青を基調とした上下ジャージを着た17、8くらいで黒い長髪をサイドテールでまとめた女の子だった。ちょっと笑っているので今のやり取りがつぼったのだろうか。

 ゾロアーク(悪事担当)と目配せし、ブースターを救出する。そしていつもなら地面に降ろすのだが今回はカイリキーに化けたゾロアークにパスする。そして4本の腕でブースターを軽く飛ばすのを見せてみると思いっきり笑ってたので目論見は成功したと言えるだろう。まああとでしっかりとケアしなければならないのと、

 

「サァナァ⋯⋯」

 

 この様にマジカルリーフを構えたお怒りのサーナイトから回避訓練という名の制裁が飛んでくるので程々にしなければならない。これ、四方八方から飛んでくる上にサイコキネシスで速度強化してあるのでものすごく回避しづらいのよね。必中だから最終的には剣山確定だし。

 

「さて、何か用かな?と言ってもトレーナーに用事はバトルしかなさそうだけど。あ、俺はアカバ。ホウエンから来てイッシュは初めてなんだけどよろしくな」

「私はサラ。カラクサタウンってところ出身だよ。んで用事はバトルであってるんだけど⋯⋯それ大丈夫なの?」

「いつものことだから心配いらない。それでルールはどうする?」

「私は明日ジム戦を予定しているから、あんまり大きい怪我はさせたくないしポケモンは2体で交代無し、技の使用は4つまででどうかな?」

「君も明日ジム戦なのか。俺はそれでいいけど、レベルはいいのか?自分で言うのもあれだけど結構レベル高いぞうち」

 野外バトルだとこれは重要な相談だ。ここは施設だからレベルを50フラットに設定して戦うことも可能である。正直なところ、うちのメンバーは全員80の後半に入っているので言い方は悪いが相手が弱ければ数秒で決着がつく。しかし、サラも問題ないらしく、

「そこは大丈夫、私イッシュリーグは2回目の挑戦だから結構あるよ。シンオウリーグも経験あり」

 ふむ、ならば問題ないだろう。彼女の言葉通りなら相当の実力者だ。確かにそれならレベルもかなり高いだろうし、2体のだけでも良い勝負になるだろう。そう少し考えてから、俺とサラは運動場の隣にあるバトルスペースへ移動することにした。

 

 

「さてと、そんじゃはじめますか!」

 俺は、ボールを構えながら向かって反対側にいるサラに話しかける。彼女も準備万端のようで頷いてボールを構えている。

 互いに準備万端。ボールを振りかぶり、

 

「バトル開始だ、相棒!」

「いくよっ、ムウマージ!」

 

 フィールドへボールを投げ、ポケモンが放たれる。

 

 相手が繰り出してきたのは、濃い紫色でどこか魔女のように見えるポケモン、ムウマージだ。相対しているはずなのに気配が薄いと感じるので、奇襲を仕掛けながら戦うスタイルと予測する。

 

 これは手を抜けないな。

 

「いつも通りに行くぞ、竜の舞だ」

「影分身からのゴーストダイブで隠れて!」

 

 同時に指示が出される。先ずはお互いに態勢を整えるといったところだろう。フライゴンに舞わせながら竜の気を高めさせるとムウマージは影分身を出し、それら全てがゴーストダイブで姿を消した。

 

 ⋯⋯開始早々まずいかも。

 

「囲んでシャドーボール一斉発射!」

「竜の波動で薙ぎ払え!」

 ムウマージがゴーストダイブを解除し、シャドーボールを分身と共に発射してくる。どれが本命かわからないので薙ぎ払うしかない以上、このままではじり貧だろう。一気にやるなら加速したドラゴンクローで潰しまくればいいのだが、影分身に鬼火を仕込まれて潰したらやけどしたという経験があるので迂闊に接近したくない。

 これだからゴーストタイプは苦手なんだよなぁ⋯⋯やるしかないけど。

「超音波に竜の気を混ぜろ!」

「っ!?」

 超音波に竜の気を混ぜ込んだ疑似ばくおんぱで分身を破壊する。ダメージが入るので混乱はしないし、身代り貫通も出来ないが広範囲を攻撃するのに便利なので使うことが多い技だ。ただし竜の舞を使用しなければ使えず、舞状態を解除してしまう欠点があるので連発は出来ない。

 

 不意をついて分身を潰しながらダメージを与えた。こちらが有利になってはいるが分身が炎を上げて消滅するのを見て鬼火を仕込まれていたことを確認する。

 

「破られちゃったかぁ、鬼火で多少耐久良くしてたんだけどな」

「まあこれ欠点あるからそう連発はできねーのよ⋯⋯つーかやっぱ仕込んでたのか」

「あれ、ばれてた?まあいいや、同じ手が通じるとは思ってなかったし」

 

 さて、どう動くか。

 

「シャドーボール連射!」

「舞ながら回避!」

 

 相手の打ってくるシャドーボールを竜の舞で回避しながら速度を上げる。が、弾幕が厚く1/3くらいは被弾してしまった。

 だが被弾を利用して速度は乗った。これならいけるだろう。

 

「トップスピードで地獄突き!」

「シャドーダイブで回避!」

「本当にそれ便利だよなぁちくしょう!」

「使えるものは使わないとね!てことでシャドーボール!」

 

 フライゴンが地獄突きで突進をかけるが、ムウマージもシャドーダイブで隠れてしまう。このままでは長期戦になりそうだ。こういうのを相手に長く戦うのは避けたいところではある。ならば。

 

「超音波で探知からの竜の波動!」

「鬼火で防御して!」

 

 探知させてから叩き込む。ムウマージも見つかったことを悟り鬼火の壁を作りそれが竜の波動とぶつかり爆炎を上げる。

 

 それを裂いてフライゴンが地獄突きをムウマージに決めた。

 

「っムウマージ!」

 

 速度を乗せて尚且つ効果は抜群。ムウマージを戦闘不能にさせることに成功した。

 

 

 

 バトルはまだ終わらない。




 読んでくださりありがとうございます。
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