圧倒的支配者 作:南鳥
モモンガは、玉座の間において配下のもの達を集めた。
「まずは、お前達になんの断りもなく、出ていったことを謝ろう。詳しい話しは、アルベドから、聞くように。ただ二つだけ、お前達に伝えるべきことがある・・・『グレーター・ブレイク・アイテム』」
モモンガがそう言うと、一つ旗が消えた。
「私は名を変えた。これからは、私のことは、アインズ・ウール・ゴウン!アインズと呼ぶが良い。異論あるものは、立ってそれを示せ!」
すると、アルベドが代表した。
「ご尊名伺いました。尊き御方に絶対の忠誠を。アインズ・ウール・ゴウン様万歳!」
それに続き、他の守護者達も忠誠の言葉をいった。
すると、アインズが一呼吸入れて、
「うむ。もう一つの方は・・・その・・なんだ・・私の横にいる人物は、これからナザリックの住人になる」
アインズがそう言うと、配下達が一斉その人物を見た。
「どうも。俺は、田中謙一、気軽にジョニーとでも呼んでください」
謙一であった。
配下のもの達は、凄い戸惑っていた。ナザリックに人間が来たからである。
「アインズ様宜しいでしょうか?」
デミルゴスが手をあげた。
「・・・何だ?」
「アインズ様の深淵なるお考えは、わかりません。しかし、何故人間をナザリックに住まわせるのか理由を聞かせてくれませんか?」
アインズが答える前に、謙一が、
「実は俺とアインズは、お互いのホクロの数も知ってる親友だったんだ。それが、カルネ村で、劇的な再開をし、今に至るのだ」
「そうなのですか?」
アインズは、あまりに荒唐無稽なことを言われて焦ったが、この状況で言い出せる訳もなく
「・・・そうだ」
と言った。
配下達を解散させた後、アインズは謙一に、
「ちょっと、適当なこと謂わないでくださいよ!配下達からの目が痛かったんですから」
「はっ、はっ。アインズよ、支配者たるもの、配下の意見に耳を傾けるのは大事だ。しかし、顔色を伺のは駄目だぞ」
「誰のせいですか!」
「まぁいいじゃないか。まるくおさまったんだし」
「全員納得してませんでしたけどね」
「アインズ駄目じゃないか、しっかりやらないと」
「貴方、自分のしたこと分かってます?」
こういうやり取りを二人は何時間も続けた。
謙一は、めんどくさいので、アインズを適当にあしらった。
「はぁ~しつこいやつだったな・・・さぁ~て、まずはなにから手をつけようかな~」
そう言いながら、謙一は、ナザリックをぶらついていた。
その時、
「待ってください!」
っと女性の声がした。
声の方を向くと・・・ソリュシャンとナーベラルがいた。