安森奏は試作型防人である   作:ゆゆゆい

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やりました!やっと夏凛ちゃんの誕生日回です!
終わるとは言ってませんけどね!


第30話 三好夏凜の誕生日である(前編)

今日は子供会のレクリエーションで勇者部で集合する筈なのだが。

 

「遅いわねアイツら、時間すら守れないのかしら」

 

端末で時間の確認をする、集合時間はとっくに過ぎている。

 

「でも流石に遅すぎない?」

 

前日に渡された資料を取り出し確認する、時間は間違っていなかったが集合場所は....

 

「現地集合?しまった私のミスか....えっと、こう言う場合連絡した方が良いわよね」

 

連絡をする為に端末を取り出した瞬間に着信音が鳴る。

 

「こ、この番号って結城友奈?え、えっと....」

 

焦って着信を拒否してしまう。

 

「切っちゃった....かけ直した方が良いわよね?」

 

でもなんて言ってかけ直そう?言葉が出てこず諦める。

 

「.....別に、部活なんて私が行きたかった訳じゃないし、そうよ、私が行く必要なんてないじゃない」

 

私はあんな連中とは違うのよ、神樹様に選ばれた心の勇者なんだから!

 

これ以上連絡が来ないように端末よ電源を切り、部室を出る。

 

私はアイツ見たいな試験部隊とは違う。私は世界の未来を背負わされている、大赦から期待されているのよ、だから....

 

「え?夏凛?」

 

考え事をしながら歩いていると奏の声が聞こえてきた。

 

「お前なんでこんな所にいんの?今日は子供会のレクリエーションあるだろ?」

「私がどこに行こうと関係無いでしょ、元々私は部活なんて入りたくて入った訳じゃ無いんだし」

「ふ~ん.....」

「何よ?」

 

疑る様な目で私を見てくる奏。

 

「お前さては集合場所間違ったとかだろ?」

「な!?」

「お、当たってたか」

「.....なんで分かったのよ」

「いやいや、わざわざ折り紙も練習しといて?学校の方向からドボドボ歩いてきて?服装もよそ行きの服装で?こんなに条件揃えば小学生でも分かるだろ」

「ぐぬぬ」

 

「今からでもいいから行けって、アイツらなら少し馬鹿にするぐらいで許してくれるから」

「.....じゃあなんでアンタはこんな所にいるのよ」

 

よく考えればこんな所に奏がいる事がおかしい。

 

「え?俺は......アレだよ別任務があってだな?」

「とか何とか言ってただのサボりでしょ?」

「いやいや違うって!ホントに別なやる事があるの!」

「じゃあ何してるか言いなさいよそんなに買い物袋ぶら下げて」

「それは......ご、極秘任務なんだよ!」

 

わかりやすい嘘を.....

 

「説得力のない言い訳ね?」

「ぐぬぬ」

「アンタだってサボってるんだから、私に言ってくるんじゃ無いわよ、じゃ私は帰ってトレーニングするから」

「ちょ、ちょっと待て!」

「はぁ、今度は何?」

「今日お前の家で飯作るから!」

「なんでそうなるのよ!」

「別に何しようが俺の勝手だろ!?」

 

く、先程言った言葉を返された、それを言われると自分も言った手前言い返せない。

 

「....別にいいけどだからってレクリエーションには行かないからね」

「そう言う目的で言ったんじゃねぇし!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~side奏~

 

うぅむ、無理やりだったけど取り敢えず口実は作れたし、後は風達に連絡しないと。

 

『サボってる夏凛を発見、これよりBプランに移行する』

『夏凛見つけたの?って言うかプランBってなに!?』

『プランB?そんなものあるわけないだろ!』

『なんで言ったのよ!?』

『取り敢えず、そっちには行けないから計画は夏凛の家で』

『無視しないでよ....まぁ了解』

 

よし、レクリエーションは風達だけでも何とかなるだろ。

 

「私はトレーニングして来るから」

「え?俺は?」

「ご飯作ってるんでしょ?」

「いや、そうだけどさ...」

「別に取られる様な物もないし、そもそも何か取られたら取ったのアンタって分かるしいいでしょ?」

 

そう言う事じゃ無いと思うんだよなぁ.....

 

「じゃ、行ってくるから」

「あ、はい、行ってらっしゃい」

 

.....これじゃぁ夫婦みたいじゃん、俺が奥さん?三好奏?

アホくさ

 

吐き気どころか、頭痛すらしなかった。




思ったよりも長くなってしまって今回で終わりませんできたごめんなさい....
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