安森奏は試作型防人である   作:ゆゆゆい

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うーむ、何とか風先輩の誕生日回でも書きたいんですが時間が取れませんね.....
え?fgoのイベントとかで忙しいんですよ


第33話 犬吠埼樹は音痴である

先に樹の歌を聞いた感想を述べよう.....思ったよりも酷かったよ、なんでさ、どうしてこうなるのかって言うほど酷かった、言った樹本人が落ち込むのも理解出来る.....

 

「まぁなんだ?練習あるのみだな」

「やっぱり硬いわね」

「誰かに見られてると思ったらそれだけで....」

「重症ね」

「ま、今はただのカラオケなんだし上手いとか下手とか気にしないで好きな歌を好きに歌えばいいのよ!」

 

流石は部長いや、姉だな言うことがそれっぽい

 

「あ、次は私の歌ね」

『ハ!』

 

と夏凛以外の勇者部が立ち上がり敬礼をする

 

「え?なに!?」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「ふぅ」

 

東郷が歌い終わったと同時に敬礼を崩し椅子に座り直す

 

「さ、さっきのって一体.....」

「東郷が歌う時はいっつもこうなんだよね~」

「東郷が歌う歌って基本さっきのと同じ様な歌だからな」

「あと歌ってないのは奏先輩ですね」

「あぁ、バレた?」

 

あわよくば聞くだけで終わろうと思ってたのに....

 

「あんまり乗り気じゃ無いのね」

「だってさ~」

「コイツあんまり上手くないのよ」

「俺がうまくない訳じゃなくてお前らが上手すぎんの!」

 

なんだよ92点って、常人じゃ普通だせねぇよ、こちとら頑張っても80点ぐらいだし!

 

「で、勝てないから歌わないってこと?」

「歌います!歌いますよ!」

 

ったく嫌だね~

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「80点......ね」

「なんだよ!別に低いわけじゃ無いだろ!?」

「まぁね」

 

クソゥ!だから嫌だったんだ!

って言うか風はどこに行った?見当たんないな

 

「次は私が歌うね~樹ちゃんも、一緒に歌う?」

「が、頑張ります!」

 

「なぁ夏凛」

「ん?何よ」

「風の様子見てきてくれないか?」

「なんで私が」

「多分大赦絡みの事だろうしさ、そう言うのだったら夏凛の方が詳しいだろ?」

「そう言う事ならまぁいいわよ」

 

よっし、風は夏凛に任せて....

 

「なぁ友奈や、この歌を知ってるか?」

「ん?まぁ少しだけだけど」

「じゃあこれで勝負しようぜ?」

「いいよ!よーし負けないぞ~」

 

くくく、悪いな友奈これは俺の持ち曲だ、余り知らない前に勝ち目は無いのだ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

はい、負けましたともそうだよね92点なんて出す化け物に凡人が勝てるわけなかったですはい

 

「楽しかったけどあんまり樹ちゃんの役には立たなかったかな?」

「でも楽しかったですよみんなが歌ってるの聞けて」

「風はどうだったよ?」

「......」

「おぉい風さーん?」

「え?な、なに?」

「樹の歌の話よ」

「風先輩何かあったんですか?」

「うぅん!何んも無いわよ?」

 

何にも無かった様な顔してませんよ?ったく夏凛に任せたのは失敗だったか、って言っても俺が行ったところで変わらないか

 

「樹はもう少し練習と対策が必要かな?」

「アルファ波を出せるように」

「アルファ波から離れなさよ....」




ゴールデンウィークはいろんなアプリのイベントくるんで大変ですね~

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