温泉でいきなり倒れた奏を何とか部屋まで旅館の人達のても借りながら連れてきて、介抱していた
「起きないわね.....」
「いきなり倒れたけど、本当に大丈夫かしら?顔色も悪い見たいだし.
....」
『(;´・ω・)何か病気でもあるのでしょうか?』
「......そう言えば、結構前に道路で蹲ってるのを見た事があるわ」
「そんな、やっぱり何か病気なんじゃ!?じゃ早く病院に!」
「大丈夫病気とかでは無いから、そのうち目を覚ますわ」
旅館の人達にお礼をしていた風が部屋の扉を開けて入ってきた
「もしかして風先輩は何か知ってるんですか!?」
「ちょっと前にその場に居合わせてね、その時に事情を聞いたの」
「それで、なんで奏くんはいきなり倒れたんですか!?」
「1回落ち着きなさい東郷、流石にそのテンションじゃ話しずらいわよ....」
奏が倒れた事で気が動転していた東郷をなだめ、話を始める
「最初に言っておくんだけど隠してた奏を責めないであげて、倒れる原因は分かっていたし、その原因もちょっと現実離れしてるから言い出せなかったのよ.....」
「それで、その原因って言うのは?」
「.....女の子を意識しちゃうこと」
「は?」
「女の子を意識しちゃう.....」
「いやいや、聞こえてない訳じゃ無いわよ!」
『(´д`)お姉ちゃん、今は冗談を言って場合じゃ....』
「ホントだもん!ほら誰も信じないじゃない!」
先程までの空気はどこえやら、部屋にはやれやらといった空気が流れていた
「うるせぇな....」
「あ、奏くん目が覚めた!?」
「お陰座でな.....あぁ頭痛てぇ。あぁ因みにさっき風が言ってた事はホントだよ」
『(・д・。)それってさっきお姉ちゃんが言ってた、女の子がどうのこうのって言う?』
「そうそれ」
「そんな、非現実的な.....」
「勇者やってた癖に今更過ぎん?」
「.....そう言われればそうね」
よく考えれば非現実的な生活を送っていた事を今更ながらに思い出す
「まぁ、実際俺もよく分かって無いから信じられないのも無理は無いと思うけど.....」
「ほらね!言ったでしょ!!誰も信じないって!それなのに私が変な冗談言ってる見ないな空気だして!!」
「日頃の行いでしょ」
「ぐぬぬぬ.....」
「言い返さないあたり前自覚はしてるんだな」
「それより、奏くんの身体はもう大丈夫なの?」
「それよりって....」
落ち込んでいる風を無視して話を続ける
「ちょっと頭痛いけど。まぁ特には何とも無いかな」
「そっか良かった~」
「一応病院とか行った方がいいんじゃない?」
「いんや、病院言っても何も無いって言われるのが関の山だよ、だからもう寝る!」
アノ事を指摘される前に誤魔化さねぇと!
『|ω・`)あのぉ.....結局見たんですか?』
「何が?」
『( ̄▽ ̄;)いや、だから見た....』
「何を?」
やめろよ樹ィ!何となく流れ的にスルーできそうだったじゃん!
「そう言えば.....」
「隠しすらして無かったよね?」
「何も見てないよ?ほら早く寝ようね」
「奏?」
「ごめんなさい、ガッツリ見えました。だって仕方ないじゃん!暖簾男湯って書いてあったぞ!?」
「それで?何か言うことは?」
「ありがとうございました!」
この後女子全員にタコ殴りにあったのは言うまでもない
いつもなら吐いたりする奏くんですが、思考する前に反応が出たので頭が痛い程度で済みました