元々下手くそだったのに、最近は尚更上手くssがかけなくなってきた....
あれからなんやかんやした後に、無事に大赦まで帰ってきて今は園子の部屋の前に立っている
よし、落ち着け~落ち着け安森奏COOLになるんだ、園子に変な気を使わせないようにいつも通りの安森奏を演じるんだ!.....いや、演じてる時点でダメじゃね?
取り敢えず一呼吸してから園子の部屋の扉を開けた
「ただいま~」
「あ、おかえりアモりん」
「......」
「アモりん?」
園子が夢で自分を一刺しで無残に殺した金髪の少女に重なった、重なってしまった。目の前にいる身体を動かす事も出来ない少女に途端に恐怖が込み上げてくる
「アモりん?どうしたの?」
「っ!!!!」
気がつけば俺は園子から逃げ出していた
「はぁはぁはぁ......」
場所は洗面所、鏡で自分の顔を確認した
「.....ひでぇ顔だな」
こんな顔を園子に俺は向けたのか.....
ザザザと脳内に映像が流れてくる
いつも通りに顔は見えないが長髪で金髪の少女が2人の少女と共に笑い合いながら過ごしている映像、恐らく3人は身長的に小学生位だろうか?勿論自分は見た事が無い、だが
おかしいな、この金髪の子が一緒に居るのって5人の女のじゃ無かったか?
何故かそんな気がする、そんな風景を見た事が無いのは明らかなのに、何故かそれが当然の様に感じる
いや、違う.....あの子は3人の女の子と一緒に居て....
見た事も無いのに、初めに見た映像も確かに本当の事だという事が言い張れる
そもそも初めに見た映像なら2年前の記憶と言ってもまだ分かる.....けど5人の女の子は明らかに俺と同じ位の歳の筈だ、そんな子達に俺は会ったこと無いぞ......
自分の脳内の考えの矛盾に頭が揺さぶられて居るようなほど、視界がブレている
「いやぁお前はこの後きっといい嫁さんになるな!」
「あら?貴方も昔の歴史に興味があるの!?」
コレは......
声も聞こえない、映像の無いただ言葉のみが頭の中に浮かび上がってくる
「あの.....もし良かったら部屋でその....ゲームでも一緒にしないかしら?」
「なんだなんだ?手伝って欲しい?全く仕方無いな任せタマえ!」
「ダメですダメです!やるからにはちゃんと演技して下さい!え?練習したい?ちょ、なんでこっちに来るんですか!?」
「いいなぁ私もこんな風に美味しいご飯作れるようになりたいよ~え?教えてくれるの?」
「ダメですよ?どんな理由があろうと男の子は女の子を泣かせちゃダメなんです!分かったら追いかけてください!」
なんだよコレは.....分からない、コレは誰の記憶?
「なんだ....その、私みたいな未熟者でもいいのか?....そうか、あぁ私もお前を」
コレは俺の記憶なのか?
「愛している」
その言葉を聞いた瞬間に胃の中にあった元を全て洗面台に吐き出した
「はぁ、はぁ、はぁ......さっきのは?」
頭の中がゴチャゴチャだ、矛盾だらけの記憶そもそも自分のものかどうかすら怪しい記憶.....結果感じたのは悲しみ、喜び、怒り、そして愛おしさだけだった.....
奏くんの記憶についてやっと近づいて来ましたね、もう少しでアニメで言う1期も終わりますし、テンション上がるわ~