「それって.....本当のことなの?」
「100%とは言えないけど、ほぼ本当の事だと思ってくれて構わない」
「.....そっかぁ~」
東郷からの情報提供の次の日、放課後友奈を東郷と共に学校の屋上に呼び出して先日分かった事を全て話した
「これじゃぁもう奏くんのご飯食べれないね、実は奏くんのご飯食べてみたかったんだけどね」
「......待ってな、そのうち味を感じなくてもめっちゃ上手い料理作ってやるから」
「ホント!?ヤッター!!」
見ているだけでも辛くなってくる、誰にだって分かる....友奈は無理をしている事位は、だがここで無理するな、なんて言えるはずもない。友奈の事だ皆に迷惑をかけないように無理をしているのだろう、これから夏凜や樹に説明しなくてはならないのだ、ここは友奈に多少無理をして貰う他ない
.....甘えてんなぁ俺
「この事って他のみんなは知ってるの?」
「あと樹と夏凜だけ知らない、1人ずつ説明してこうと思ってな」
夏凜は言葉は悪いが何も供物として捧げて居ない分他の皆よりも心配は少ない
問題は樹だよなぁ.....歌手目指してるのに声が出なくなる、か.......あぁ出来れば伝えたく無いけど、それこそ風に任せる訳にはいかないしな。うし、俺が頑張らないと!......あと、そろそろ園子にも謝んないと
「奏君、次は誰に話すの?やっぱり夏凜ちゃんかしら?」
「そうだな、明日になったら夏凜に話そう」
「今からじゃダメなの?」
「明日は悪いんだけど友奈にも参加して欲しいんだ、だから明日までに心の整理しておいてくれ、大変だとは思うけど」
「うん、分かった任せといて!」
「.....うどんでも食いに行くか、二人分奢るぞ?」
「ホントに!?ヤッター!!」
「ふふふ、全く友奈ちゃんたら」
そんな事をしていると奏の端末に電話がかかってきた、名前を確認すると三好春信
春信さんから?今の時間にかかってくるなんて珍しいな
「ちょっとゴメン電話来た」
一言謝罪をいれ電話に出ると
『良かった!!繋がらなかったらどうしようかと思ってました!!!』
「どうしました?随分慌ててるみたいですけど」
『嵌められました!まさかこんなに強引な手を使ってくるとは.....!!』
「あの、説明してもらわないとコチラも理解が.....」
『このままだと犬吠埼風さんと夏凜が消されてしまいます!!!』
「....は?」
一瞬いつもの冗談かと思ったが春信が夏凜を使ってこんな冗談を着くとは思えない、それに春信の様子が普段からは考えられない位動揺している、これだけで恐らく今の言葉が本当の事だという事が分かった
「風と夏凜が消される?どう言う事ですか!?説明を.....」
『説明してる暇はありません!!ついに上層部が動き始めました!!!お願いします奏様、夏凜を....夏凜を助け』
そこで電話は切れてしまった、急いでかけ直して見たが繋がらない
「か、奏君?どう言う電話だったの?風先輩と夏凜ちゃんが消される?」
「.....分からない、けどこんな冗談を言う人じゃ無いし、すごく焦ってたし嘘じゃ無いと思う.....」
だとしても、風と夏凜が消される?どうして?誰に?
考えても答えは一向に出てこない
そう言えば春信さんが前に言ってたな、大赦も1枚岩じゃ無いって.....
「取り敢えず風達の所に行こう!なんかすごく嫌な予感がする!!」
ここからは本編以上に大変な事が起きますよ、奏君には頑張って貰いましょう