安森奏は試作型防人である   作:ゆゆゆい

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そろそろ園子様との決戦も終わりそうですね、意外と長かった.....


第88話 鴉は空を駆ける(後編)

「オイオイ......流石にこりゃぁ予想外過ぎんぞ?デンドロビウムかっての......いや、どっちかって言うとミーティアか?」

 

2年前までの園子の満開時に展開される船は確かに巨大なきなものだった、しかし現在の園子船は2年前の4倍近くはあるように見える

 

いやいや、もう園子の姿すら見えねぇし.......もう1人の勇者の力じゃないだろ!とは言え、コレに勝たないと行けない訳か〜しかもこっちは園子を殺す訳には行かないけど園子はこっちを本気で殺しにかかってくるし、満開した園子の攻撃がどの程度のものか想像つかないけど、友奈達に流れ弾が言ってもこっちの負け......はは、こりゃ部の悪い勝負になりそうだな

 

「けど、まぁ分の悪い賭けは嫌いじゃない。っし!」

 

園子の満開に怖気付いていた自分の頬を強めに両手で叩き、気合を入れ直す

 

「満、開!!」

 

その言葉を発した瞬間、奏の身体は光につつまれていく

 

両足、両腕に装備されていた篭手とシューズは一回り大型化し、深紅に塗り変わっていき、両腕に装備された旋刃盤は大型化して分離し奏を守るかのように空に浮いており、金弓箭は銃口が二門に増えた。

肩にはフード付きの羽衣を羽織っており、背中からは大きな黒翼が生えており、更にその後に多数の打鉄が円を描くように空に浮いていた

 

「最初から全力全開手加減無し、絶対に勝つ!!!」

 

意気込む、それを聞いてか聞かずか園子の船から巨大な槍が奏でに向かって突き進む

 

「タマ!頼む!!」

 

その言葉と共に光に包まれた1人の少々が出現した、郡千景の精霊の力である分身を生み出す能力だが、今回のものはそれの応用だ、オリジナルの様に分身し計7人で攻撃を仕掛けるのではなく、300年前の勇者達の力を人型として顕現させる能力に変わっている。とは言え、あくまでも力の顕現だ、呼び出した彼女自身に人格はない

 

それでもタマならきっといいぞ!タマに任せタマえ!!って自信満々に言うんだろうな

 

戦闘中だと言うのに、300年前の戦友の口癖を思い出し自然と口が緩んでしまう

 

呼び出した球子と共に二人分の計3枚の旋刃盤を構えて園子の攻撃を受け止めた

 

「ぐぅぅあぁぁ!!!!」

 

園子の攻撃を受けた瞬間に身体が引き裂かれる様な衝撃に襲われる、それでもしっかりと地面に足を食い込ませてその場に留まり続ける、しかし少しまた少しと身体ごと後に押されていく

 

くそ!なんだこの力、本当に勇者が1人で出せる力なのかよ!?このままじゃ......

 

余りの圧力に心が折れかけた奏の背中を支えるように、誰かの手が添えられた

 

「タマ?」

 

それは奏が呼び出した土居球子の力だった、自分は何も指示をしていない

 

そっか.....ありがとうなタマお前にはいつも守られっぱなしだよ、そうだよな、こんな攻撃あの時の攻撃に比べればなんて事無い!!!

 

「うおぉぉぉぉぉ!!!」

 

渾身の力で園子の槍を弾き飛ばす、槍は遥か後方え吹き飛んでいく

 

「はぁ、はぁ、はぁ........っし、今度はこっちの番だ、覚悟しろよ園子?」




結構迷った挙句、グンちゃんの力で西暦勇者を呼び出す、という事にしました。これはコレでアリかな?
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