Fate/Destroyed Order 作:防要塞 唯我
去年のエイプリルフールに投稿させていただいた予告編からはや一年が経とうとしています。
というわけでお知らせも兼ねてこんなものを作らせていただきました。
旅を続ける仮面ライダーディケイドこと門矢士。そんな彼が今回通りすがった世界は「Fate/Grand Order」の世界だった。『仮面ライダー』の存在がテレビの中のヒーローとしてあるこの世界で、その瞳は何を見る!?
「どうやら、今回の俺の役割はあんたのサーヴァントって所らしいな」
「もしかして……あなた門矢士?」
ディケイド、彼の行く先では普通では起こりえないことが起こる。それ故に彼は世界の破壊者と呼ばれる。
「一体何者なの、このサーヴァント……それにこの感じ、契約にカルデアのシステムが介されていない? ということはこのサーヴァントはこの聖杯戦争の七騎のうちの一騎ってことなのかしら……」
「考えるのはあとにした方が良さそうだ。どうやら、お客さんらしいぞ、
彼と、彼を呼び寄せたマスターである藤丸リツカ、そしてマシュ・キリエライトは特異点Fの戦いに否応なく巻き込まれていく。
「どうやら、ようやく役者が揃ったらしいな。とりあえず手合わせと行こうぜ、ライダー」
「ようやくマトモに話が通じるサーヴァントが現れたと思ったらこれか。仕方ない、ちょっと遊ぼう。『変身!』」
【DECADE】
「貴様、まさか……仮面ライダーか?」
「俺のことを知ってるとは、この世界では俺は本当に創作物らしい。だが、お前も相当な偽物だな?」
「ふっ、察しが良いな。だが、貴様も他人の力を借りて戦うタイプだろう? 贋作者同士、力比べと行こう」
「贋作者か、確かに俺もそう言う口なのかもしれないな。だが、生憎と俺は破壊者だ。ちょっとお門違いって話だな」
「それは失礼。オレもかなり壊れていてね。そろそろ始めるとしようか。だが、オレの動きに貴様はついてこれるか?」
「ふっ、お前の方こそ俺について来れるか?」
【KABUTO】
【ATTACK RIDE】
【CLOCK UP】
「リツカ、宝具を使う。いいな?」
「いいよ。やっちゃって、士」
「さて、それじゃあ見せてやる。
【FINAL KAMEN RIDE DE DE DE DECADE】
そして、彼らは汚染された聖杯の守護者と対面する。
「貴様らの旅は終わる。案山子ごっこも辞めにしよう。さらばだ、人類最後のマスター。破壊者を呼んだのが貴様の運の尽きだ」
「違うな。俺たちの旅はまだ始まってすらいない。――」
「Dr.ロマンとか言ったか。それとも、こう呼んだ方が良いか? ▪️▪️▪️▪️」
「……! キミはまさかあの時のことを覚えているのかい、ライダー。いや、バーサーカー」
「あぁ、だいたい分かってるさ、だから俺はここに再び来たのかもしれないな」
いかがだったでしょうか。
予告通り、4月1日より序章の連載を始めていきたいと思ってます。現在鋭意執筆中ですのでお待ちいただけると幸いです。
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