Fate/Destroyed Order 作:防要塞 唯我
ジオウの最終回に合わせてなんとか更新です。
前回読んでくださった方は気づくかもしれませんが次回予告の内容とはかなり差異が出てます。それに合わせて前回の次回予告いじったりもしてます。ごめんなさい……
いやぁ、それにしてもジオウは士がかなり出ててほんとに良かったです。
ところで関西在住なので今日の最終回リアタイ出来ないんですけどどうなってるんですか東映さん!
「さて、魔術師相手ならこれだな。キャスター、吸血鬼退治は得意か?」
そう言ってディケイドは一枚のカードを取り出し、白いベルトに挿入する。
カードが読み込まれると同時にディケイドの姿が、蝙蝠をかたどったような鎧を身にまとった姿に変わる。キャスターは驚いた様子を見せながら空間に文字のようなものを綴り始める。
「いきなり姿を変えてくるか。ところで質問の答えだが……イエスだ。オレも地元じゃそれなりに名の通った英雄でね。怪物退治はお手の物ってな!」
そう言うやいなや、空間に刻まれた文字のようなものより炎が放たれる。ディケイドは自らの身に降り掛かる火の粉を躱しながらキャスターとの距離を詰めていく。
「させるかよ。そら!」
「くっ!?」
「そこだ、食らってきな」
キャスターが杖をふるうと、ディケイドの足元から火柱が上がる。咄嗟に後ろに跳躍して回避するものの、その瞬間に生まれた隙をキャスターは逃さない。追撃するかのように放たれた火球は、ディケイドの体に直撃した。
「ぐっ……なかなかやるな。なら、遠距離戦はどうだ?」
ディケイドキバは体勢を立て直しつつ一枚のカードをホルダーより取り出し、間髪入れずベルトに挿入する。
再びディケイドの姿が変わるが、先程とは違い大きな変化ではなくその変化は、瞳と鎧の一部が緑色に変わる程度であった。だが、重要なのはその姿の変化ではない。ディケイドキバの手元には新たに緑色の銃が現れていた。有機的なデザインのその銃をみて、キャスターは興味深そうな声を上げる。
「へぇ……銃とは考えたな。だがそれでオレの炎に敵うかな?」
「そいつはやってみてからのお楽しみってやつだろうさ! ハァ!」
二人は同時に構え、攻撃を放ち合う。
キャスターは知らない。
「なっ、水か!」
「ご名答。炎には水、ちょうどいいだろ?」
キャスターが知らなかったのもあってか、放たれた
「なかなかいい攻撃じゃねぇか! だが、そっちが水で来るって言うならこっちは消されないだけの炎を放たせてもらおうか」
キャスターがそう言うと、彼の周りに石が浮かび上がり文字列を刻んでいく。
「不味いわね……あの長さ、相当な力のルーン魔術が来るわよ」
「士さん! でかいのが来るみたい!」
「なら、こっちも行かせてもらおうか」
リツカの言葉を受けてディケイドキバはライドブッカーから黄色のカードを一枚取り出す。
「さあ、大仕掛けだ! 存分に味わってきな!」
「そう簡単に行かせるか!」
キャスターがその身長の3倍はあろうという火球を放つのに合わせて、ディケイドキバもカードを読み込ませる。
音声が読み上げられた直後、辺りが暗闇に染めあげられた。ディケイドキバの足下一帯には水が貼られており、半月が水面に映って揺らいでいる。それはさながら炎上都市に湖ができたようである。
「バッシャー・アクアトルネード、これなら行けるはず……! ってあれ……?」
展開されたアクアフィールドを見ながら思わずみずからの手を握るリツカ。しかしどこか違和感を感じたのか、握ったり解いたりを繰り返している。──その間に、ディケイドキバの持つ
「オレの炎とアンタの水。力比べと行こうじゃねぇか!」
激突する炎と水。サイズが大きいこともあって、ぶつかった時の衝撃も並大抵のものでは無い。
「なんて力なの……これが
「フォウさん、わたし、これからこの戦いについていけるんでしょうか……」
「フォウフォウ……フォーウ!」
「恐らく励ましてくれてるんですね……ありがとうございます」
「フォフォウ!」
その戦いの激しさに
そして、炎と水はお互い一歩も譲ることなく対消滅に至る。
「相打ちか……なかなかやるじゃねぇか! これはますます気が抜けねぇな」
「それはこっちのセリフだ。さて、これならどうだ?」
そう言いながらディケイドキバはノータイムでカードを取り出しベルトに読み込ませる。手馴れてるが故の芸当だ。
再びディケイドの姿が変わり、現れたのは龍の兜を纏った騎兵。すなわち、仮面ライダー龍騎である。
「お次は龍だ。倒せるかな?」
粋だろう? と言わんばかりにそう言い放ちながら連続でカードをスキャンするディケイド龍騎。
「さっきのお返しだ、受け取れ!」
間髪開けず、手に装備された龍の
「何!?」
対するキャスターも少し動揺しながらも炎を放ち対抗する。しかし、短時間で放てる火力には限界があり、ディケイド龍騎の炎を相殺することが出来ずにダメージを受けてしまう。
「どうだ、少しは堪えたんじゃないか?」
「へ、なかなか良い火力だったぜ。炎には炎、なかなか粋なことをするじゃねぇか!」
「伊達に『世界の破壊者』だなんて呼ばれていないんでな。さて、次はこれだ」
そう言って再びカードを取り出しバックルに投げ入れ、片手で閉じる。全く下を見ることなくカードを投げ入れる様は相当な慣れを感じさせるものであり、キャスターもさらに警戒を強め、牽制の炎を放つ。
しかし、放った炎は読み込まれたカードから現れた鎧──オーラアーマーによって弾かれる。その時に生じた煙が晴れると、そこには桃を割ったような顔のライダ──―電王の姿があった。
「せっかくだからこれも使っておくか。こんな時でもないと使うこともないだろう」
「俺、参上ってな」
胸に右親指を当てて膝を曲げながらその手を後ろに伸ばし、左手を真っ直ぐ前に伸ばしてポーズをとるディケイド電王。
「藤丸、あのカードにはどんな力があるの?」
ポーズをとった後も何も起きないことを不思議に思ったのか、オルガマリーはリツカに問う。
「『俺、参上!』ってポーズを決めるだけです。あれ以上は何も無いです……」
「フォウフォ!?」
「マジで。あれだけです」
「えぇ……」
リツカは頭を抱えながら答える。先程まで戦いで熱くなっていた空気は完全に凍りついていた。訳の分からなさにフリーズするマシュ、呆れた表情のフォウ、困惑を隠しきれないオルガマリー。
そして、戦いの相手だったキャスターはと言うと。
「は、なんだそれ! なかなかカッコイイポーズじゃねぇか!」
大爆笑であった。決めポーズが彼のセンスに刺さったのか、気に入ったようである。
「そうか……? それにしても、使い道がないカードだと思ってたが、こういう使い方もあるんだな……」
当のディケイド電王は勉強になったと言わんばかりの様子であった。
「何だか和んじまったが、オレとアンタは敵同士。とりあえず再開と行こうか。今度はオレも、接近戦で行かせてもらおうかねぇ!」
「ふっ、面白い。その接近戦、桃の鬼に通じるかな?」
キャスターは自らの体に向けてルーン魔術を使用し、杖をまるで槍のように構え始める。一方のディケイド電王もソードモードのデンガッシャーを肩にあてて構える。
「アンタの手数、どんだけあるんだ?」
「俺に勝てたら自然とわかる。勝てたらの話だがな!」
「おもしれぇ、やってやる…………と言いたい所なんだがそうも行かなくなったみたいだな」
今にも激突といった様子だったが、キャスターは近づくものの気配を察知し戦闘を中断する。
「この気配……さっきのアサシンと良く似ているな」
「どうやら見つかっちまったらしい。
「少し勝負はお預けらしいな」
「あぁ。オレが片方倒す。アンタらにはもう片方を任せるぜ」
そう言いながら獰猛な目を光らせる
「良いだろう。マシュ、お前もこい!」
「……はい! 行ってきますね、先輩」
「……うん、行ってらっしゃい」
ディケイド電王は物陰に隠れてみているマシュを呼び出し、やって来る敵に備える。
「お嬢ちゃん、アンタはとにかく防御に徹しな。その盾は守るための力だ。あのライダーに降り注ぐ攻撃から守ってやれ。連携が上手く取れたらもっと上手く戦えるはずだぜ?」
「……やってみます!」
そうして、二騎の堕ちた英霊が現れる。
「キャスター……タオス……ソシテスカサハニ……」
「■■■■■■──!!」
片や、青髪でキャスターに似た風貌の槍兵。片や、二メートルを優に超える筋骨隆々の巨人。どちらも黒いオーラを身にまとっており、その表情は伺えなくなっている。
「よう、随分落ちぶれたもんだな。
「ならこっちはこの巨人相手ってわけか。キャスター、なんか知ってることがあるなら話せ。そっちの方が手っ取り早い!」
巨人の攻撃をマシュが受け止める中、ディケイド電王は槍兵の槍を凌ぐキャスターに問う。もちろんその間も敵の攻撃が緩められることは無く、キャスターは槍を杖でいなしながら問いに答えていく。
「そいつはバーサーカー、真名はヘラクレス。一撃一撃が重いが、バーサーカーな上に黒化されてる分技量は劣る。とは言っても、1発で即死レベルだ。気を抜くなよ? あと、宝具のせいで一度受けた攻撃は基本的に無効化されるし、あと──多分六度は蘇生する。アンタの手数なら何とかなるかもしれねぇが、やばそうなら時間を稼いで貰えりゃあこいつの後にオレが何とかしてやるさ」
「だいたいわかった。とりあえず何度か倒すしかないってことだろ!」
マシュの体勢が崩れたのを見たディケイド電王は手に構えたデンガッシャーを用いてバーサーカーの持つ巨大な斧剣を受け止め、弾く。
「そういうこった!」
一方でキャスターも槍兵のくり出した一突きを、華麗に交わしていた。
そして、会話を終えたディケイド電王とキャスターは本格的な戦闘に突入する。
「(マスター、そういう事だから派手に行くが──いいな?)」
「(頭の中に直接!? えーと、とりあえずいいよ、士さん。やっちゃって!)」
「さて、『最初から最後までクライマックス』って奴だ!」
そう言いながらディケイド電王は黄色のカードをバックルの中に投げ込む。
「はぁ!」
デンガッシャーの戦闘が分離し、遠隔操作に切り替わる。ディケイド電王の振りに合わせ跳ぶブレードはバーサーカーの体をズタズタに切り裂いた。
本来の力の持ち主であれば、「俺の必殺技PART2」とでも言いそうなその技により、バーサーカーの命は1つ削られる。
「本来ならこれで終わりなはずだが──」
「■■■■■────!!!!」
「くっ、きゃあ!」
「マシュ!」
「大丈夫です、でも士さんが!」
バーサーカーの体から大量の熱が放出され、1度死んだはずの彼は蘇生する。そして、蘇生しながら斧剣を構えて突撃を開始した。マシュが一撃を受け止めるものの、用意ができていなかった為に弾き飛ばされる。
「ちっ、思ったより早い!」
ディケイド電王は焦りながらカードを取り出し読み込ませる。
バーサーカーが振り下ろした斧剣はディケイド電王に直撃することは無く、彼が新たに手に持った斧──デンガッシャーのアックスモードによって受け止められていた。
「泣けるで! ──って、最早意味すら通ってないじゃねぇか!」
自分でいいながら自分でツッコミを入れる。何よりも関西人らしいことをしているディケイド電王の姿は黄色い顔の斧を持つ戦士に変わっていた。電王アックスフォームである。
先程、リツカがセリフを言うだけだと言ったカードであるが、正確にはそんなことは無い。姿の切り替えも可能なのである。とはいえ、「フォームライド」と言うセリフを言わない姿の変化用のカードがある以上、本当に不必要なカードであることに違いはないのだが。
「まぁいい。直ぐに終わらせてやる!」
再び電王のファイナルアタックライドカードをスキャンし、手に持ったデンガッシャーを上に高く投げる。そして、ジャンプし回転する斧を掴み、バーサーカーに向かって振り下ろす。アックスフォームの必殺技、ダイナミックチョップだ。斧の一撃はバーサーカーを頭から貫き、再びその命のストックを減らすことに成功した。
「そら、まだまだ行くぞ!」
「答えは聞いてない──って、話せないんだから当然だな」
龍のような顔にガンモードのデンガッシャーを構えたディケイド電王──ガンフォームは軽くステップを踏みながらバーサーカーを指さして挑発を行う。無論、フォームチェンジのための行為である。
「体勢を立て直す前にもう一発だ!」
「■■■■■──!」
「っ──させません!」
ステップをしながらカードをスキャンしていたらしく、既にディケイド電王は次の必殺技のモーションに移っている。蘇生を終えたバーサーカーは回避を試みるも、マシュのシールドバッシュにより回避行動に移れない。そして、両手で構えたデンガッシャーと両肩から供給されたエネルギーによる1つの大きな弾丸は、バーサーカーの命をさらに一つ削るのだった。
「キャスターの話ならあと三つって所だが……どうやらまだ蘇りそうだな」
再び蘇生を始めたバーサーカーを見ながら新たなカードを使用するディケイド電王。既に三つの大技を出したというのに、彼の手数にはまだ限界が見えない。
(流石士。……これなら行ける!)
リツカは内心でそんなことを考える。仮面ライダーの力をよく知る彼女は、現状を見て勝利への確信を抱いていた。しかし、そんな彼女に異変が起きる。
(あれ……おかしいな。なんか眠くなって来たような……)
彼女の意識が遠のき始めたことに気づくものは誰もいない。若い頃の自分が堕ちたものと闘うキャスター、神話の英雄との戦いに精一杯のライダーとシールダー、そして置かれた状況に精神的に限界を迎えつつある上司、誰もが気づかない。──もしかしたら、傍らで彼女を不安げに見つめる白い美しい獣──フォウだけは気づいているのかもしれないが、それを伝えることが出来ない以上、同じことである。
「僕に釣られてみる? ──ってもういい加減飽きてきたな。手早くやるぞ」
青い仮面を見にまとい、うさぎの様な亀のような姿に身を変えたディケイド電王は自らの手を一度叩きパンパンと音を鳴らした後、釣竿のようになったデンガッシャーを構えながらカードを手に取った。
四度、電王のファイナルアタックライドが発動される。報酬されたエネルギーはディケイド電王の足元とデンガッシャーに集中していく。
「マシュ、一瞬でいい! 奴を受け止めろ!」
「はい、やってみます!」
集まる力にこれ以上はさせないと接近するバーサーカー。その前に幼さを残す
「十分だ、そら!」
だが、その時間はディケイド電王にとっては十分足りるものだった。エネルギーが蓄えられたデンガッシャーをバーサーカーの胸に投擲する。
「■■■■■■■──!!」
デンガッシャーは胸に突き刺さり、バーサーカーをその場に拘束する。そして、ディケイド電王は飛び上がると彼の元にキックを放つ。
「はぁぁぁ!!」
キックはバーサーカーの心の臓を貫き、その命の一つを奪う。これで四つ。かなりのハイペースではあったが、それは同時にマシュとディケイドの負担が大きいことを意味し、二人にも疲弊が見え始める。
「■■■■■──!!」
無論、バーサーカーはそんな事情を鑑みることなく止まらない。彼の咆哮が辺りを揺らす。
「ひっ! 聞いた通りしぶといわね……本当に勝てるのかしら……」
「仮面ライダーは負けません、私達が信じる限り」
リツカは眠気により虚ろな目をしつつも、この戦いを見逃してたまるかと目を離さなかった。大地を揺らす咆哮により弱気になったオルガマリーの心配にも一切の躊躇なく断言する。仮面ライダーは負けないと。ヒーローを信じる者がいる限り、最後には必ず勝利を納めるのだと。
「流石にそろそろ面倒になってきたな。もっと大きい一撃を入れてみた方が良いか?」
「そんなものがあるんですか……?」
「まだ俺は本来の実力の半分も発揮していない。サーヴァントやらになったせいでかなり制限されてはいるがな」
「わたしもあまり長くは持ちません……早めに終わる手があるならそれで行きましょう!」
マシュの返答を聞いたディケイドは新たなカードを二枚取り出す。
「決まりだな、変身」
「さて、そろそろ終わりにしようか! 狂戦士!」
「■■■■■■──!!!!!!」
三位一体の戦士、アギトトリニティフォームとなったディケイドの挑発に応じて、バーサーカーはこれまでで最も大きな咆哮を轟かせ、跳躍する。例え堕ちようとも、その誇りまでは失われずと言わんばかりの叫びであった。自らの元に向かってきたバーサーカーを、ディケイドアギトは左腕に構えたストームハルバードで受け止める。
「喰らえ!」
そして、間髪入れずに右手のフレイムセイバーで切りかかり、バーサーカーをひるませることに成功する。
「決めるぞ、マシュ!」
「はい、マシュ・キリエライト──頑張ります!」
ひるんだ隙を見逃すことなく、ディケイドアギトは一枚のカードをスキャンする。
読み込まれると同時にディケイドアギト頭部の
とはいえ、力を蓄えるなどというのをみすみす見逃すバーサーカーでは無い。その隙を何とか突こうと距離を詰めようとする。
「ここは、通さない……!」
しかし、その前には
「よくやったマシュ! 行くぞ!」
そして、チャージが完了し、ディケイドアギトが飛び上がる。両足に蓄えられた力は、両足による飛び蹴りで解き放たれる。
「はぁぁぁ!!!!」
アギトトリニティフォームの必殺技、ライダーシュートである。その力は一度の命の限度を超え、残されたバーサーカーの命全てを刈り取るのだった。
「■■──」
「やった……の?」
全ての命を使い果たした狂戦士──
「やりました……! やりましたよ、士さん!」
「ふっ、なかなか骨が折れる相手だったな。それに、向こうも終わったらしい」
マシュと話しながら、元来の姿に戻るディケイド。そして彼が言った通り、キャスターの戦いもほぼ同時に終わっていた。 無論、キャスターの勝利である。いくら彼がキャスターであり、相手が槍を持っていようとも、堕ちて技量の低下した若き日の自身に負けることは無かった。
「おう、お互いお疲れさん。まさか、あのバーサーカーを倒しちまうとはねぇ……どうやら本気でやり手らしいな、アンタ」
「御託はいい。まだやるってなら相手になってやる」
ディケイドは懐のライドブッカーをソードモードに切り替え、戦闘態勢をとる。マシュもそれに釣られて縦を構え、攻撃に備えた。
「やめとけやめとけ。アンタらは準備出来てるかもしれねぇが、マスターはどうだろうな?」
キャスターの言葉を怪訝に思った二人が後ろを振り向いたその瞬間。岩陰に隠れていたリツカが、意識を失い地面に倒れ伏した。
「っ!? 先輩!?」
「おい、マスター!」
「藤丸!?」
「フォウフォ!?」
三人と一匹が突如起きた事態に驚きに支配される中、キャスターはただ一人冷静に告げる。
「当然だ──ライダー、アンタはただのカルデア式サーヴァントじゃないからな」
だがしかし、その言葉をちゃんと聞いたものは誰一人として居なかった。誰もが昏倒した藤丸リツカを前に混乱していた。
「先輩、しっかりしてください、先輩!!」
「アンタは七騎目だよ、ライダー」
「どこから撃ってるの!?」
ここまで読んで下さりありがとうございます。
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今回はほとんど戦闘シーンですが、ちゃんと切迫感を出せていたでしょうか……あまり慣れていないので心配です。宜しければ忌憚ない感想をお聴かせください。
また、今回設定上はあるとは思われるが使ったことの無い「アギト トリニティ」のフォームライドを使いました。今後もそういうことをするかも知れませんので、その是非についてアンケートに回答いただけると幸いです。
それでは、改めましてここまで読んでくださってありがとうございました!
本編で使わないカード使うのどう?
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歓迎、積極的にやってくれ
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別に構わない
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あまり使わないで欲しい
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一切使わないで